南国宮崎もとても寒い朝でした。
この季節らしいといえばそうですが
乾燥もしていますしまぁ静電気もすごいですね
さて「葛藤」についてこれはあくまでひとりごとです。
昨日、残念ながら死産をされてしまった天使ママと
病室でお会いする機会がありました。
宮崎市内では「天使のゆりかご」配達時にご本人からの希望があり
時間が合えば(極力合わせますが)私が病室にいって10分程度
二人だけでお話をすることがあります。
できるだけ伝えたいことを短い時間にお話することと質問に答えることで
いっぱいの時間なので極力私も泣かないように努力します。
が・・昨日は色々とお話をする中で私もちょっと我慢できず少し泣きました。
病院を後にして運転しながら考えたことです。
私はこの活動(病室で直接お話する)がしたかったこと、
目の前にいる人に寄りそってあげたいこと
宮崎天使ママの会という名前の通り、宮崎をどうにかしたいこと
そのために10年頑張ってきたこと
実は当会で受けている相談の電話は私個人で所有する電話です。
元々、相談がくることを想定していたのは宮崎県内だけでした。
電話で相談を受けるのも一人(私)だけであるし、病院でお会いするのも私一人
電話は仕方ないとして、病院はなぜ他のスタッフには?と思われるでしょうが
フルタイムで働いているスタッフが多く、またとても精神的にリスクを伴うので今のところ
他のスタッフに頼むことは考えていません。
メール相談はお願いしたりしますけどね。
実はこの電話に全国の方から相談の電話が入ります。
ほとんどが一度では終わらないので電話⇒メールに移行することも多く
「こうしてあげたい」と思っても遠いところにお住いなので私の手は届きません。
お住いの県に同じように相談を受けてくれる団体がなかったり、集いには参加を
希望されなかったり。。さまざまな事情があり当会にかけてこられることはわかっています。
しかし、こちらも一人でできることは限界があって「なんとかしないと」と今年に入って
かなり真剣に考えていました。そんな時に昨日ふと原点にかえるような気持ちになり
「やはり宮崎だけでできることをやらなければならない」と思ったのです。
他県にある多くの団体と手をつないで一番近くにある団体に相談してもらうことが
一番良いことだと思います。
カウンセラーに相談するとお金がかかる。。それは仕事としてやっているのだから
当然のことです。私も仕事としてグリーフケアをするならば同じようにするでしょう。
ただ。。カンウンセリングとグリーフケアって少し違う気もするのでなんとも言えない
ところですが、ご自分にあったケアを受けていただくのが一番良いと思います。
少し話がそれましたが、ですので。。4月からを目途に当会がお受けする相談は
原則「宮崎県内在住者のみ」とします。。
これまで県外の方でご相談を受けた方などは引き続き対応をいたします。
そうしようかなと思っています。
これが正解なのかわからないけとれど、しっかりとやりたいことと
やるべきことをやるために・・
でも本当にこれでいいのか?悩む自分もいるのです。