OVER THE RAINBOW      ~虹の向こうに~

宮崎天使ママの会の代表が思うこと
個人的な気持ちを書いたブログ

短所と長所

2016-09-27 07:53:11 | ひとりごと
おはようございます。

先日の子供のグリーフサポートの勉強会を終えて

色々と考えることがありました。

うまく言えない部分もありますが、忘れないように書いて

おこうと思います。

親を亡くした子供たちへのサポートをするにあたり

どのように親を亡くしたか。。

もちろん病気や事故の方もいるでしょう。

そして宮崎県は自殺率がワースト3位

私が何とかしたいと常々思っている人工死産率もワーストです。

どちらにも言えることは本当にさまざまな問題が絡んでいること

・アルコール依存

・ギャンブル依存

・DV

そして今子供の貧困が問題になっていますがここも大きくかかわって

くると思っています。

親を亡くしてしまったら。。。貧困になってしまう確率はすごく高い

実は昨年、私は「こども食堂」をやりたいと思っていました。

そう、勢いだけでそう思っていました。

新聞記事や本、講演会などで宮崎の現状を知り「ごはんだけは食べさせて

あげたい」とただ単純に考えたのです。

もちろん知識も何もなくみんなに「やりたい、やりたい」と言っていました。

サロンのお客様や友人たちが「私がやるのなら手伝う」と言ってくれましたが

情報を入れようと思った子育て支援の勉強会で私は一旦考え直すことにしました。

なぜかというと。。。私がもし中心としてこども食堂を始めたら天使ママの会

の活動がたぶんおろそかになります。どちらも片手間でできることではない

自分が何を一番したいのかと考えたときにやはりそれは「グリーフケア」だと

いう答えにたどり着きました。

当然と言えば当然なんだけど。。。勢いだけで走ろうとする私の欠点です。

幸い、友人がこども食堂を始めようと準備をしていたこと

そしてみやざきには親子食堂をされている方がいるということ

なので子供にかかわったことがあまりない私が中心となってやらなくても

自分ができることをできるときにお手伝いできればいいのかなと

考えを改めました。

ここでまた話が戻りますが、子供のグリーフには貧困問題も大きく関わって

いることがあるので私はこちらからのアプローチをうまくできればいいなと

考えています。先日の勉強会の後に現在親子食堂やこども商店などの

活動を宮崎でされている方に会の趣旨を話しぜひ情報の共有や連携を

したいとお願いしたところ快く了承をいただきました。

いろんな団体が志を持って活動をされています。

個々の活動とともにこうして色々な団体と連携ができれば

もっともっとできることが広がっていく、手を差し伸べられることも

増えてくるのではないかなと考えています。

天使ママの会の活動でもそうです。悲しい経験をした方へのサポートと共に

人工死産を減らしたいという思いもあるのでこの部分は助産師会さんや

エンブリオさんと今以上に上手く連携できればいいなと思っています。

(どちらの団体との関係もとても良好です)

私の短所は後先考えずカーッとなって勢いで突っ走るところ

長所は妄想と色んな方にずうずうしくもお願いすることができること(笑)

でも。。いろんな思いを持つ熱い「女」です(性格は男ではないかと。。)

長いひとりごとでした。
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子供のグリーフサポート

2016-09-20 16:52:33 | グリーフケア
三連休の中日に子供のグリーフサポートについて

東京から先生をお呼びして1日勉強会がありました。

日頃から子供と接する機会がなく、また子育ての経験も

ないものですからどうなるのかな。。と思っていました。

子供役をやったりファシリテーター役をやったりと

忙しかったのですが、改めて「私って子供になることが

苦手で子供と接することが苦手なんだな」と感じました。

まぁ 子供役は大人がやっていますが(笑)

最後に私が子供役、夫がファシリテーターをやったら

わがままを言えますし(笑)やりたい放題の子供ができたので

子供がどこまでファシリテーターに自分を出せるかそれには

それを受け入れることができるファシリテーターが大切か

経験してみてわかりました。

あっ 夫は急遽参加になりました。。道連れと言います(笑)

宮崎グリーフケア研究会で行うことになりましたが

私は自身が代表をする宮崎天使ママの会がありますので

中心として関わることはできませんが、とても大切な

活動であると思うので私のできる範囲で関わっていければと思っています。

今月~来月は大学院の学生さんの研究協力もありますので

忙しい1か月になりそうです。。

子供さんと関わってみたい方、興味がある方はぜひ一緒にやりませんか?

お問い合わせお待ちしております)^o^(

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読書中

2016-09-15 12:50:21 | ひとりごと
友人がブログでおススメしていた本を購入してみました。

(彼女はいろんなとこで話をしたり素晴らしい活躍をしている女性)

最初に左の本を買ってとても面白くて、右の本をその後購入

私が講師をすることはあまりないし、できればお断りしたいのだけど(笑)

「話をしてください」と言われることもたまにあり、

天使ママの会のことを最初から話せる人がなかなかいないので

きちんと台本を作っておけば頼まれたときにラクかなと。。。

慌てないように現在少しずつ製作中です。

これまでのことを振り返るいい機会にもなりましたし、

このブログで自分のことを書いたのもそのひとつ

個人的には「私に話をさせるほうが間違いよ~(笑)」って

思うのだけれど、下手は下手なりに気持ちが伝われば

いいかなと。。思っています(半分開き直り)

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「知って欲しい二つの優しさ」

2016-09-12 16:50:52 | グリーフケア
宮崎天使ママの会を設立して10年。

最近は当事者からだけではなく、周りの方からの

相談も多くなってきました。

「友人が流産(死産)をしたのだがどうすればよいだろうか」

という相談が多いのです。

私が答えるのは「そっとしておいてください」ということ、

子供を亡くす苦しみや悲しみは同じ経験をした人でないと

わかってあげられないことも多いのです。

暗闇の中にいる方にとって友人から心配する言葉をもらったら

きっと無理をして大丈夫なふり、元気なふりをしてしまいます。

心の中でたくさんの悲しみを抱えながら無理をしてしまう。

そうした悲しくてつらい努力をさせないでほしいと私は経験者として思います。

当事者同士、そして医療関係者は「寄り添う優しさ」を行い周りの方はぜひ

「そっとしておく優しさ」を行っていつか当事者から話すことがあれば

ただ聞いてあげてほしい。それが私たちが望むことであると知って欲しいです。

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子供について(私の場合)

2016-09-06 15:23:51 | 私のこと
宮崎天使ママの会に来る相談の中で

最近特に多いのかなと思うのは40代の方からの相談

妊娠が悲しい結果となってしまった後に

「もう、子供をあきらめたほうがいいのではないか」

という気持ちと「どうしても子供が欲しい」という

気持ちの葛藤で揺れている方の相談が増えています。

別に年齢は関係ないのだけど「不妊治療の辞め時」と

いう点であえて40代という年齢をだしました。

私は第一子を36歳、第二子を37歳で妊娠したので

(この子たちは死産、流産したのでお空にいます)

結婚も34歳だったし、一般的にはすべてが遅いスタート

だったのかなとも思います。

第一子を亡くしてその約9か月後には妊娠し翌月流産

さすがに、この時は「私は元気な子供は産めないかもしれない」と

思いました。 妊娠するのが怖かったし、もう妊娠しない気がしました。

でも、病院の先生方は「45歳までは色々な方法を使えば妊娠可能」と

いってくださいました。 その中で私は迷いながら自分で期限を決めました。

「42歳までに妊娠しなかったらあきらめよう」と

二度とも自然妊娠だったこともあり、病院の指導でタイミング法

痛い注射を打ちながら「私は子供が欲しいだけなのにこんなに痛い

思いをしないとダメなのかな、この治療(もっと上の治療も含めて)を

している女性ってすごいな」と思っていました。

3回くらいかな、そんな治療を続ける中でステップアップを考えたときに

「なんか違う気がする」と自分の中で思いました。

自然妊娠した時は漢方の薬局にも通い体質改善をし日々の体調も

見ていただいていました。 

少し休んでみようかな。。と治療はお休みをすることにしました。

自然に任せたいと思ったこと(この期間は天使ママの会の活動は

お休みをもらっていました。2年くらいだったかな、お話会なども

お休みしていました)

会の活動は休んでいても当然相談は来るのでそうしたものだけ

本当に必要な相談だけ受けてのんびりしようと思っていましたが

あることをきっかけに動物愛護団体のボランティアをすることになったり

治療は辞めて、会の活動もお休みしているのに日々忙しくすごしていました。

元々、結婚した時に夫とは「こどもを授かるために結婚するのではないから

二人でも構わない」ということは話していました。

たぶん私はとても恵まれているのだと思います。

夫は長男ですし、子供がいなかったらお墓とか。。ねぇ(笑)

でも今はそういう方も多いですし、子供がいても子供の人生があるので

あてにはできませんしね。

そんな時だったかな、40歳になっていたか?本当にふと、ふと思ったのです

「私の人生に子供はいらないかもしれない」と。。。

これは負け惜しみでもなんでもなくて、本当にふと頭に浮かびました。

何をもって幸せかは人によって違う、私は妊娠時の幸せな思い出があり

悲しいお産ではあったけれど陣痛も経験し、一度だけでも自分の子供を

抱っこすることができた。もう十分ではないかなって。。

ここにたどり着くまでは本当に苦しかったし、悩んだけれど

それが私の出した答えでした。

夫にも伝えると「それでいい」ということで私たち夫婦は子供のいない

生活を選びました。

だからこそ思うのです。自分が心から納得するまで治療でも頑張ればいい、

本当に自分が納得できる日がくると思うのでその時までは

余計なことを考えず頑張ってみればいいのではないかと。。。

私はツライ治療は続けていないので偉そうなことは言えませんが

自分の経験を通してそう感じます。

「子供が欲しい」「子供のいる人生」を考えていた時は見えなかったこと

「子供のいない人生」を選んでからはたくさん見えました。

そしてそういう方が周りにたくさんいることにも気が付きました。

子供のいる人生はとても素晴らしいです。

でも同じくらい子供のいない人生も素晴らしいものですよ

(あくまで私の経験での話なので。。ご理解ください)
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