無事退院

テニー　昨日の夕方5時に無事退院しました。
多くの皆様にご心配頂き、本当に有難うございました。
こうして嬉しい報告のblogが書けることが、無常の喜びです。

昨日は夕方の6時過ぎには家に帰れたんですが、夕飯を食べたらドット眠気が襲って
そのまま朝まで寝てしまいました。そんな訳で、やっとｂｌｏｇの更新です。

さて話を昨日の12時まで戻すと。。。

ジリジリと待って、12時1分になって病院に電話を入れました。すると

胃の中には何も入っていませんでした。
３時頃には退院できますよ。

と嬉しい知らせ。早速、結果を気にしているだろうと、ロキママさんに一報。


病院には、２時半頃に着いた。待つことしばし（一人で待っているとなんと時間が長いことか）、
で、診察室に招きいれられると、そこにはテニーが。

■全身のボディランゲージで、喜びを現していた。



先生から詳しい検査の結果を聞く。
それによれば、胃の中に異物は無いとのこと。但し、普通の犬は、バリウムを飲ませても
１時間以内に胃から出て行くのだそうだが、テニーの場合は、これが４時間もかかったとのこと。
胃の粘膜が荒れていて、運動量が相当落ちていること。（胃の運動性障害）
溶血性の貧血については、殆ど心配が無いが、経過観察はするとのこと。
今後の治療方法は、消化管の治療が中心で、消化管疾患用のドッグフード

ヒルズのプリスクリプション・ダイエット

を食べる様に指示があり、後は胃薬を処方された。
５月１８日に外来診察を受け、また検査をするとのことでした。
そして、最後に、「異物の飲み込みには十分に注意するように」ときついお達し（汗
で、無事放免。

■待合室に戻ると、案の定盛んに文句を言った。





■しばらく文句を言って、やっと落ち着いた。


■でも、時々思い出すらしく、突然文句を言う。　父「判ったよ～」



また、待つこと暫しで、ヒヤヒヤものの会計へ。それがなんと

　　　　　　　　　38,000円！

予想していたより安かったので、思わず聞き返してしまった。なにしろレントゲンだけで、
十数枚、それに超音波診断、血液検査、バリウム検査、そして入院お泊りと、盛りだくさん
だったので、かなりの出費を覚悟したが、非常にリーズナブルな料金だと思った。
流石、国立病院。

■全てが終わって車に。走り出したとたん、直ぐに寝込んでしまった。
　お疲れさん。よく頑張ったね。

それにしても、今回は掛かり付けの　けやき台動物病院と東大病院の連携が
実にスムースだった。４月１９日の血液検査の値から、その日の内に東大病院の
予約を入れてくれた。（その段階で、先生は直ぐに、溶血性貧血を疑った）
東大病院の獣医さんも実に親切・丁寧に診察してくれた。何より嬉しかったのは、
かなり時間は掛かったが、その日の内にほぼ結果がわかり、治療方針が確定したこと。
それに、結果をまたけやき台にフィードバックし、治療用のフードはそちらで入手できる
ように手配してくれたこと。

人間の大学病院と地域医療の連携は、ここまでスムースでは無い。何故、法律が
整備されている、人間の医療のほうが、権威と派閥としがらみでガチガチなんだろう
少々見習った方が良いのでは無いかと思った。

■最後にテニーが飲み込んだ物と同一の湿布薬を
　右の円盤は、スタンダードのＣＤ。これを見てもかなり大きいことが判る。


大きさを測ったら、10ｃｍｘ14ｃｍもあった。これを２枚も飲み込んだ。


今回の一件は、多分これにて落着。
１９日の検査から約１０日間、不安と主観的希望が入り混じった不安定な日々を
送っていました。その中で、皆さんの励ましに、どれだけ力づけられたか。
改めて、お礼を申し上げます。

また、検査に一日中付き添っていただいた、ロキママさん、本当に有難うございました。