てっきりてっくり

あっという間に1日が終わっちゃう

バーディ

2004年07月25日 | 映画、TV
『60年代のフィラデルフィアを舞台に、鳥になることを夢みる青年と、彼を見守る友の友情と愛憎を描く』(goo映画 バーディより引用)

「鳥になることを夢みる」ってなんじゃそりゃ???と思って見始めました。

ニコラス・ケイジが出てます。見守る友のほうです。
鳥になりたい青年は、マシュー・モディン。ちょっと線の細いハンサムさんでした。

ベトナム戦争で負傷して治療中の2人。ニコラス・ケイジは、顔面に怪我をして、包帯男になってます。
鳥になりたい青年は、精神面にもダメージを受け、引きこもった状態です。そこで、昔からの友人であるニコラス・ケイジが呼ばれ、なんとか青年を治そうと努力します。

途中に、中学か高校時代ぐらいのエピソードを交えながら、お話が進んでいきます。

ニコラス・ケイジが高校生って、無理ありすぎじゃんと思ったら、これがすごい!本当に若い。どうやったら、こんなに若く見せることができるのか、すごい不思議でした。
そう言ったら、「昔の映画だから」と言われました。
???
???
???
ずいぶん、たってから自分のおろかさを悟りました。
1984年製作の映画でした。

鳥になりたい青年の鳥になりたい度が、いい感じでした。
鳩服着てるシーンとか、それを友人にも強要するところとか。
もう、かなりいっちゃってるね。

ベトナム反戦映画っぽい部分と、青春映画っぽい部分が微妙にミックスされた、思っていたよりいい映画でした。

少し、泣いた。。。。



最近、映画ばっかり見てます。
たまには、本も読もう。。。

モンスターズ・インク

2004年07月23日 | 映画、TV
3Dアニメ映画のモンスターズ・インクを観ました。

アニメーションは、トイ・ストーリーと同じような感じでした。

モンスターズ・インクは、子供の悲鳴を集めてエネルギーに変換している会社。モンスターは子供に触られると死んでしまうと信じられています。
夜な夜な、モンスターズ・インクの社員(モンスター)は、子供部屋に行き、脅かして悲鳴を集めています。
でも、最近、子供達があまり怖がらないので、エネルギー不足が心配されています。

という設定で始まる映画です。

モンスターズ・インクのトップ社員(=子供を怖がらせる名人)と小さい子供(3歳ぐらい)との心のふれあいを描く映画です。


で、いいんですが、どうも子供がかわいくない。
イクラちゃんとタラちゃんの中間ぐらいの女の子なんですが、何回見ても、かわいくない。
かわいく描こうという意欲は認めることができるのですが。

映画を製作したアメリカ人と日本人の感覚の差なんでしょうかね。
アメリカ人には、かわいいと思えるんでしょうねえ。
少なくとも、私には、モンスターのほうが、かわいく見えました。

人間の子供だとばれないために、モンスターの着ぐるみをきた女の子は、かわいかったです。
ずっと着ていて欲しいと思いました。



写真は、お風呂グッズ第2弾
お風呂で聞けるラジオです。
タコさんと宇宙人さんが仲良くしています。
映画とは、全く関係ありません。

土用丑の日、3本立て

2004年07月21日 | 映画、TV
土用とは、あんまり関係ないんですけど、
全く関係ないんですけど、レンタルビデオ観た記録を書かないまま溜まってしまったので3本、まとめて書きます。

1本目 **************************
【マジェスティック】
「ショーシャンクの空に」、「グリーンマイル」に続く3部作だと主人が申しておりました。
主演がジム・キャリーのほうのマジェスティックです。チャールズ・ブロンソンのもありました、全然違う話です。
何の3部作なのか、不明な状態のまま観ました。
一応、最初に予想。
多分、刑務所3部作に違いない。
・・・
残念、ちょっと惜しかったです、刑務所は出てきそうになりましたが、出てきませんでしたぁ。

goo 映画紹介文によると、"1人の脚本家が勇気と信念を獲得するまでを描いた感動作"だそうです。
うん、そうです、そうでした。

とすると、正解は、感動3部作でしょうか?

個人的には、ショーシャンクが一番好きかなあ。
これも、まあまあ、よかったです。
ジム・キャリーの抑え目演技が光ってました。


2本目 **************************
【トゥームレイダー】
アンジェリーナ・ジョリーの映画です。
ストーリーを楽しむ映画じゃなかったです、私的には。

アンジェリーナ・ジョリーの家が、これを維持管理するために、どんな悪いことをしているんだぁ?というようなすごい大邸宅でした。その割には、使用人が2人しかいない。
使用人2人で、この家を管理するのは大変でしょうねえ。
しかも、1人は、メカ専門みたいだし。

メカ専の人が寝泊りしている車に、小さなメカが、ごちゃごちゃ動いていて、かわいかった。寝ているときでも、無駄にパワーを使って動くメカ。

アンジェリーナ・ジョリーが、寝る前にパジャマで、バンジーゴムつけて、家の天井からぶら下がって、ぐりん、ぐりんしていたのには、笑いました。いったい、どんな奴だ!
あと、すごく寒い場所でも、薄着。コートの前閉めろと言いたかったです。

アンジェリーナ・ジョリーのファンなら、必見ですね。
ごめん、私、ファンじゃないです。。。


3本目 **************************
【X-メン】
トゥームレイダーよりは、ストーリーがありました。
という程度。

悪者の親玉が、善者の親玉に、思考を読み取られたり、思考を操作されないために、かぶっているヘルメットが、かっこ悪かったです。
どうして自分の部下にもかぶせないかなぁ。
だから、しっかり操作されて窮地に陥ってしまうし。。。
はっきり言って、やる気ないでしょ、善者の親玉と遊びたかっただけでしょ、と突っ込みたくなりました。

テーマは、特殊能力を持つミュータントと普通の人類との共存。
いや、人類側の立場は出てこなかったから、ミュータントも特殊能力があっていいばっかりじゃないんだ、差別されてつらいんだという話かな。

一番の謎は、未解決。X-メン2を観ろってことですね。。。



まとめ

 マジェスティックが一番、おもしろかったです。


蹴りたい田中

2004年07月15日 | 読書
蹴りたい田中 田中啓文 ハヤカワ文庫  7月3日読了

【第130回(平成15年度下半期) 茶川賞受賞作】
41歳の瑞々しい感性が描く青春群像

と、帯にありました。

『第二次大戦下で鬱屈する少年兵たちの、複雑な心象を描破した珠玉作「蹴りたい田中」で第130回茶川賞受賞後、突如消息を絶った伝説の作家・田中啓文。・・・』
単行本未収録作8編+αを収録した遺稿集

なんだそうですが、見てすぐわかるように、パロディですね。
というか、単なる駄洒落です。

入っている短編は、以下の通り。
・地球最大の決戦 終末怪獣エビラビラ登場
・トリフィドの日
・やまだ道
・赤い家
・地獄八景獣人戯
・怨臭の彼方に
・蹴りたい田中
・吐仏花ン惑星 永遠の森田健作

ここに収録されている短編は、1つだけ読んだことがありました。「地球最大の決戦 終末怪獣エビラビラ登場」です。
SFマガジンに載っていました。あと、最後の「吐仏花ン惑星 永遠の森田健作」(蛇足ながら、「はくぶつかんわくせい」と読むと思います。)も、見かけたことはあります。読んでなかったですけど。

全編、駄洒落のユーモア小説です。こういうのもSFなんですね。
奥が深い、SFって。
でも、SFを読んだことがない人には、あまりお勧めできません。パロディなので。何が書かれているか、何が面白いのか、わからない箇所がある可能性があります。

それにしても、短編をこんな形(遺稿集。死んでないって(^^;)に編集するのもおもしろいですね。

ただ、蹴りたい田中、だじゃれに無理があると思うんですけど。
多分、このブログを読んだ人で、この本を読もうとする人、読もうと思っていた人はいないと思いますけど、オチなんで、具体的には、書けないのが辛いです。
ものすごい強引で、笑えますけどね。

表紙イラストもいかします。
amazonですが、よければ見てください。
蹴りたい田中




 ブログ巡回していたら、見つけた。
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戦場のピアニスト

2004年07月13日 | 映画、TV
DVD借りて、観ました。えっとお、いつだったかな、7月2日(金)かな。そう、最近、映画と本ネタが溜まっているんです。早く書かないと、忘れちゃうな。

戦場のピアニストは、第2次大戦中のナチスドイツ兵とピアニストの友情のお話、
ちょっとまずいかもと感じつつ、暑いねと言い訳してハンドタオルを何気に掴みつつ見始めたら、
なんと、舞台がポーランドで、ピアニストはユダヤ人じゃないですか?!
(すいません、物知らずで・・・)

まずい、まずい、これは、まずいっす。

涙栓がない私には、きつい。どうしよう、涙ボー、ボーになるかも。
スパイダーマンの予告編で、「運命すらも敵なのか」って音楽が盛り上がってくるだけで、うるうるしてしまう私には!!


そんな感じで、すごく警戒しながら、観たんですが、よかったです。
涙、出なかったです。

というか、涙出すような甘ったるいお話じゃないわい!という感じでした。

涙ボー、ボーの作品にも仕上げることができたと思うのに、この仕上げ。監督は誰ですか?

戦場のピアニスト

ロマン・ポランスキーか。
誰?ローズマリーの赤ちゃんですか。ふーん。

そうそう、気になったのは、英語をしゃべるポーランド人
ドイツ語でしゃべるシーンもあるのに、普段が英語って変だよね。
まあ、いいけどね。

あと、最初に書いたナチスドイツ兵と・・・というのは、ほんのちょっぴりでした。
どちらかというと、いかに生き延びるかというお話。
戦争って、こんなに残酷なものなのだというメッセージが強く伝わってきました。

私的には、お気に入り。

星を継ぐもの

2004年07月12日 | 読書
星を継ぐもの ジェイムズ・P・ホーガン 創元SF文庫

7月10日(土)読了です♪
自分でもびっくりですけど、この本、初読です。
いつも本屋で「あるな」と思っていたんですが、もう持っている&読んだと思い込んでいて、ずっと買っていませんでした。
ストーリーは、わからないけど、忘れるのはいつものことだし、と。
でも、シリーズ第3作の「巨人たちの星」しか持っていませんでした。
いつも「巨人たちの星」を読もうとして、「あ、これシリーズ物だ!駄目だ、最初から読まないと、・・・(探している)・・・、あれ?第1作目がないなー??」となっていました。
3回ぐらいやった記憶があります。
それで、題名だけ、妙に記憶に焼きついていたんでしょうね、「星を継ぐもの」。有名だし。

【出版年】 1977年 アメリカです。
【お話の舞台】 21世紀の地球、月など。
【お話の背景】 科学技術の発展により、貧困がなくなり、全世界に平和が訪れた。(幸せな時代でしたね。)
 余った軍事費は、宇宙開発にもつぎ込まれている。
 月と火星には、基地ができている。外惑星ロボット探査機計画がある。
【お話の発端】 月で死体発見。調べてみたら、絶対人間の死体なのに、5万年前のものだった!!


こういうちょっと昔に書かれたSFで、書かれている時代が現代に近いと、出てくる小物にも気を惹かれます。
冒頭で、主人公がリバプールからサンフランシスコまで飛行機に乗ります。所要時間は、2時間程度です!!!

それにしても、携帯電話の登場について書かれたSFは読んだことがないですね。テレビ電話は、当たり前に出てきますけど。
インターネットの普及も書かれてないですね。iモード、写メールなんて、とんでもないです。
この本は、さっきの飛行機の中で、アタッシュケースを開いてテレビ電話をするシーンがありました。カード差込口がアタッシュケースについていて、カード決済していました。これだけでも、ずいぶん先駆的です。


お話の背景にも書きましたが、科学技術の発展=人類の幸せという、楽観的な、科学の発展よ、いけいけ、どんどん、人類万歳というお話でした。あ、別にけなしているわけじゃないです。
それはそれでOKです。


残念ながら、肝心の謎解きですが、あまり新鮮味が感じられませんでした。ここで、「おおっ!!」と感じるかどうかが、この本に対する評価の分かれるところかもしれないですね。
(実は、読んだことがあったということは、多分、ないと思います。多分、多分。。。)


ブギーポップは笑わない 1,2

2004年07月05日 | 映画、TV
ビデオを借りて、先週の木曜日に見ました。
何年か前に、深夜テレビで放映されていたアニメ。

録画していたんですが、当時、テレビが壊れかけで妙に暗かった上に、ビデオテープも劣化している、さらに追い討ちをかけるのが、このアニメの絵の暗さ。

ぼそぼそしゃべるし、話は時系列に沿って進まないし、
画面は暗くて何がなんだか、もう夢でも見ているような感じでストーリーが掴めませんでした。

筋がわからないと、ついムキになってしまうんです。
虎視眈々と狙いをつけ雌伏すること数年間、やっとビデオを借りて見ることができました!

単に、「お、こんなところにあの訳がわからなかったアニメビデオがある、1本100円セールだから、借りよっと。」というのが本音だったりしますが。

1巻しか借りてないので、1話と2話しか見てませんが、
やっぱり暗いです。
画面もストーリーも。
もう、これでもかっていうぐらい暗い。

まだ2話までなので、これからの展開が楽しみです。
基本的には、救いのある話だったような気もしますし。。。

ブギーポップは笑わない