鍼灸師 てっかんの奮闘記 ~師曰 愚按曰 問曰~

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関西漢法苞徳之会の情報

気候の変化が極端

2008年11月19日 | 季節・運気のことなど
立冬が過ぎ小雪を向かえようとしている

今日、突然の寒波が押し寄せてきました。

寒いです!

患者さんの症状と経脈とを

対比させながら診ているのですが

つい先日までは

肺と小腸の剛柔関係=首肩の症状が多い

小腸と膀胱の太陽経同士=肩や腰・ふくらはぎのこわばりの症状

胃と腎との剛柔関係での温中の目的など

それぞれに適応した経脈とツボを

みながら治療にあたっていました。

今日と言っても、昨日ですが

同じ腎経でも太谿を使っていたのですが

復溜が入ったり

脾経の反応が強かったりと

少しずつではありますが

患者さんによっては身体の変化が診られます。

とはいっても当たり前のことなのですが…

次の季節の反応が出てきているのだと思います。

今までは上からの冷えが中心でしたが

これからは寒さが深まり、下から突き上げるような冷えが

中心となってきます。

病症も逆気して泄(下痢)という腎の病症が多くなってきます。

私も持病の左膝が冷えによって、こわばってしまいますので

慢性疾患や持病を持たれている方は

早くに反応が出てきています。

ちなみに私の膝の痛みは今のところ

宮脇流の奇経治療では衝脈の公孫―内関が効果的で

局所的には、杉山真傳流では圧痛部数か所に細指術を

行うと痛みが軽減します。

何事もやってみることです。


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