鉄火丼のつれづれ日記

思ったことをつれづれなるままに…。(テレビ番組の感想が中心)

「西遊記」(最終巻:天竺)

2006-03-21 00:40:26 | テレビ(ドラマ)
今回の「西遊記」は、三蔵法師一行が天竺にたどり着く、というエピソードだ。

このエピソードはラストにふさわしい、良いものだったと思っている。

まず、悟空が修行中の三蔵法師を諭したところについて。
悟空の「人の使命は、生きて、生きて、生きること」という台詞にグッときた。
この後、死んで悲しむ“ナマカ”がいる、といった感じの台詞が続くが、これを聞いて私はそうだと思った。
これがもし、自殺しようとしている人への言葉だったら…、と思うと…。

次に、最後のアクションシーンについて。
「がんばるヤツが一番えらい」といった台詞が出てきたが、その通りだと思った。
この世の中にはがんばっている人たちを見下して、自分だけは何もせず威張っている人がいるのだと思うと、がんばる人たちが希望を捨てることなく、がんばった事に対して正当に評価される、そんな世の中が来てほしい、と心から思う。
そして、いつも威張った態度をとっている人に対して、自分が何もかも失った時、まず何をすればいいか考えてほしい、と言ってやりたい気持ちになった。

第3に、ゲスト出演した堺 正章さんについて。
まさか、お釈迦様の役で登場するとは…。
公式サイトでは“謎の男”とあったので、お釈迦様と知った時はちょっと驚いた。

次週は何やらスペシャルらしい。
本編の最後で、お経の内容が消えてしまったとあるが…。


でも、私は、三蔵法師一行が持ち帰ったお経にはこんな事が書いてあったのだろう、と思っている。(消えてしまったけれど…。)

「自分に嘘をつくなかれ」
「好きになった相手を心から愛せよ」
「“現在”に満足するなかれ」
「仲間をまるごと信頼せよ」
「“運命”は心の中にある」
「がんばっている者をけなすなかれ」

などなど……。(書き出すときりがないので、ここでやめておきます。)

最後になるが、このドラマを通じて学んだことを日々の生活の中で実践していくことが、今後私たちがしていかなければならないことなのだ、と思っている。


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