「マイ★ボス マイ★ヒーロー」（第1話：「若頭☆高校生になる！」）

昨日から、長瀬智也主演の新しいドラマ「マイ★ボス　マイ★ヒーロー」が始まった。
このドラマは、27歳のヤクザの若頭である榊 真喜男（長瀬智也）が、17歳と歳をごまかして高校に通う、というストーリーだ。


今回ははじめから、面白いシーンが多かったように思う。

真喜男が「20+5+5+5」の簡単な足し算ができず、取引がパーになってしまったり、自己紹介をするときに自分の名前を漢字で書けなかったり、というところを見たときは、この調子では野々村　真や大沢あかねなどといった、クイズ番組で珍回答を出しまくる人たちよりも馬鹿なのでは…、と思わずにはいられなくなった。
しかも、授業のシーンを見ていて、痛いほど真喜男が授業についていけない様子が見てとれたので、高3で習う内容（ドラマでは、「数学III」の微分のところでやる、商の微分や合成関数の微分などが登場したけれど…。）をやる前に高1レベルの内容、いやそれより前のところからやり直したほうがいいのでは…、と言いたくなってしまった。
実際に、ドラマの中である女生徒が「ついていけないんじゃない？」とこぼしていたけれど…。

でも、わかるところから段階的にやっていけば、最終的には高3の内容もわかるようになって、真喜男は無事卒業、ってなるんじゃないだろうか…。


授業中に競技用のスタートピストルを見るなり、「伏せろ！」と真喜男が叫んだり、「指したら殺す！」と教師をにらむ、というところは笑ってしまった。
と同時に、アグネス学園に入るまではヤクザの世界に身を置いてきたのだから、しょうがないのかもしれないけれど…、という気持ちになった。

でも、私の目の前であのようなことをされたら、ものすごくびっくりしてしまって、固まってしまうだろうな…。


そして、1日12個限定の「アグネスぷりん」にありつくために、真喜男が屋上から屋上まで秒速12.1m、45度の角度で飛ぶシーンを見たときは、ありえない…、とこぼれてしまった。
しかも、アグネス学園の校旗をマント代わりにして、ホントに飛んでしまうのだから、すごすぎると思った。
あれをフツーにやったら、間違いなく真喜男は転落死だよ…、とはじめは思ったけれど…。

プリンをゲットした後に、真喜男と桜小路（手越祐也）が「water!!!」と絶叫するところを見たときは、自分も一緒になって「water!!!」と絶叫してしまった。
真喜男がやっとプリンにありつけて、良かったと思い、うれしい気持ちになったのだから…。


最後に、余談ではあるが、あの「アグネスぷりん」は私も食べてみたいと思う。
汐留で売り出された、という情報が舞い込んできたら、私もドラマのように飛びついてしまうかも…？


次回以降、どんな話が飛び出すが楽しみである。
本編で保健の先生（もたいまさこ）が言っていたように、真喜男は“国語や算数、友情や愛など、何でも学んでいって”ほしいな…。


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