昨日の続き(以下どちらも撮影可)
新津美術館にて。
フィンレイソンとは
フィンランドで200年を超える歴史のある
テキスタイル(織物などの総称)ブランドで
200周年を記念した展示を見てきました。
あんまり写真撮ってないので
感想のみ。
やっぱり北欧のデザインは良いなと思いました。
デザイナーさんは何人もいるので
いろいろなデザインはあるのですけど
土地柄というのが表れているのかなと感じました。
明るさへの希求の色であったり、
森とか日が短い故の暗闇を感じさせる色があったり、
いろいろと興味深く見てました。
そしてこちら。
るろうに剣心ですね。
週刊少年ジャンプ世代の私、
ジャンプ読んでたんですけど
るろうに剣心はとても好きだったのです。
一時期は単行本を全部持っておりました。
新潟に寄せた作者(和月先生)の書き下ろし
知ってはいたのですが
和月先生は新潟のご出身です。
でも、長岡高校のご出身とはこの日まで知りませんでした
(展覧の中に、同窓会だか高校のために書き下ろしたものが
展示されていました)。
当時読んでいた時はそんなに意識してなかったのですが
登場人物には
新潟の地名がたくさん使われていますね。
ちなみにこれはJRのスタンプラリー的なので
各駅に展示されていたっぽいものです(↓説明)。
そして逆刃刀。
昔は今のようなデジタル作画ではなかったので
そういう貴重な品物の展示を
懐かしみながら見ておりました。
非常に思い出深い話なのですが
大学生の時にアニメーションも放送されていまして
好きで録画して見ていたんですね。
当時はビデオテープなので
上書き上書きするわけなんですけども、
とある時に
お世話になっていた女性の先輩に
多分音楽関係の番組を録画したものを
お貸ししたんです。
で、返していただく時に言われたのです。
「匠君って、ああいうの見るの?」
上書きして使っていたテープなので
音楽関係の番組の後に、
テープの終わり際で上書きされなかった
るろうに剣心が残っていたのですね。
今考えれば、
「はい、好きなんです」
で良いんですけど
学生時代はまあまあ堅い人間で通っていて
趣味の話とかを一切共有せず生きていたので
当時の私としては
『見られてはいけないものを見られた。。。』(心の声)
と思って
めっちゃ恥ずかしくてなんかごまかした記憶があります😅
これは和月先生ごめんなさいですね(苦笑)
展示を見ながら改めて感じたのですが
私正直、幕末にはあんまり興味が無くて疎い方なんですけど
それでも面白く読んでいたのは
それぞれの人物の正義とか生き様が丹念に描かれていて
それぞれの人生の筋が太いものだったので
少年漫画にありがちな勧善懲悪では無く
明治という時代を作るためのそれぞれの正義があり
それ故の交錯や衝突が、痺れる展開を生んで
作品の魅力に繋がっていたんだなと思いました。
そして、一つの言葉とか絵の描き方とかへの
物凄いこだわりを感じて
作品を生み出すことへの尊敬の念を強くした次第です。
いろいろと懐かしく
また読みたくなりましたね。
ちなみに、普段映画を見ないので
映画版は見てなくて
あと数年前からの北海道編も読んでいないので
その辺も今度見たいなと思いました。
男社会で生きてこなかったので
あんまり話すこともないんですが
普通にジャンプとか読んでいたんで
当時の漫画の話題ならついていけるのかな
(ただ、2000年代に入るとほとんどジャンプは読んでないので
ワンピースとかハンターハンターとかその辺からもう分かりません)。
ちょっと話が長くなってしまいました😅