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1日に685人自殺、未遂は5480人…多くは16-34歳=中国

2011-09-07 13:01:42 | 多文化共生
(以下、Searchinaから転載)
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1日に685人自殺、未遂は5480人…多くは16-34歳=中国
2011/09/07(水) 10:11

  中国疾病予防抑制センターによると、中国では2000年の調べで、毎年25万人が自殺している。1日当りでは685人。自殺未遂は年間200万人で1日当りでは5480人。15-34歳の若年層に多いのが特徴だ。9月10日は世界保健機関(WHO)が定めた世界自殺予防デー。中国新聞社が報じた。

  中国人の死因のうち自殺は第5位で、人口10万人当りの自殺者数は22.23人だ。経済開発協力機構では自殺率が最も高い韓国が、人口10万人当りでは28.4人。第2、3位ははハンガリー(19.6人)、日本(19.4人)だ。

  中国における自殺者を調べたところ、抑鬱(よくうつ)障害の場合、自殺の危険性が約20倍に増加することが分った。その他、焦燥障害(精神運動障害)や、アルコール依存、がんなど難病にかかっている場合にも、自殺の危険性が非常に高くなるという。

  北京回龍医院(病院)の心理分析専門家によると、若年層の自殺者の中でも特に多いのは中学生から大学生と、結婚してから間もない男女だ。周囲からの圧力が大きく、自分自身の成長や変化にも対応できないケースが目立つという。

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◆解説◆
  中国では、宗教に帰依する人も増えている。四川省内にあるチベット仏教寺院の高僧によると、「社会の急速な変化で、『心が壊れてしまった』人が目立つ」という。チベット仏教の信者はもともとチベット族やモンゴル族などいわゆる少数民族が多かったが、最近では漢族の、特に女性が急増している。

  仕事や恋愛を含む人間関係で深く傷ついた人が多く、同僧侶によると「極めて真剣な気持ちで出家する人がほとんどだが、仏教の本格的な修行よりもまず、心の手当てが必要な人が多い」という。(編集担当:如月隼人)

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