昨日、憲伸鍋の続きが放送されました。
その内容です。
A:いきなりなんですけど、クリスマスとかなんて、どんなすごし方してるんですか?
(ホントに、いきなりです!!)
K:よくあるのは、打ちっぱなしとか、サガミで味噌煮込み食べたりとか…
(ホントかな!?あまりにも寂しすぎない?)
A:こちらが聞いて、楽しくなるようなことはないんですか?
K:4年くらい前だったら、クリスマスに練習してましたよ。
「夜…雪の中…マラソンしてましたし…」
たまたまマンションに、ボクのかぁちゃんが来てて、もう家にいるのがつまんなくて。
(せっかくのクリスマスに、何でくるんだよ!!と思ったんだろうね)
A:せっかく、お母さんが徳島から出てきてるのに?
K:ボクが練習することが、もうすごくうれしいんです。練習とか努力してるとこが…
A:憲伸、まじめにやっているんだと
K:それ(練習すること)がお母ちゃんに対しての一番のクリスマスプレゼントだと。
「ちょっと、走ってくるわ!」って…
心から愛する憲伸ファンの未婚女性の方。
孝行息子の憲伸さんを誰かもらってくださいな。
(というか、もっとあま~い!話を聞きたかったな)
話は野球の話に戻って…
A:今にして思うと、球界の大エースになっているじゃないですか。
で、どうしてドラゴンズなんですか?
K:やっぱり、星野さんが当時監督されてましたから、明治の後輩だし、
だんだんなんだか雰囲気的に、ドラゴンズ、ドラゴンズってなってきて、
ドラゴンズしかないのかな?って。
ボクを選んでくれるチームもいたはずなのに、
何で(選択肢が)ドラゴンズしかなくなってくるんだろう?って。
ドラフト会議の前の日くらいに、僕の携帯がいきなりなったんですよ。
当時は電話番号も出ないし、当然、星野さんの番号なんて知らない。
で、ボクはマンションでゲームをしてたんですけど、
電話が鳴ったので、普通に出たら。
「なにしとるんや?」
「誰?(だと思って)はい?」
「何番が欲しいんや?」
「はっ?あの、すいません。誰ですか?」
「星野や!」
「星野?誰?」
「誰て、中日の星野やぁ!!!」
(そう言われた瞬間、)自然と正座してましたもんね! 誰もいないのに。
「はいっ!」
「で、何番が欲しいんや?」
「何番って言われても、特には…」
「じゃぁ、11~19の中から決めろ!」
「(15か22がいいと思って、)すいません。15番で!」
※15は、5という数字が好きで、それに1をつけて。22は、自分の誕生日が6月22日だからです。
「よっしゃ、15番な。」
しばらくして、星野さんから電話があって、
「15番はアカン!!」(笑)
(15は、永久欠番なんですよ!!)
1998年のデビュー以来、今や野球界のエースになった憲伸。
これまで、たくさんの感動を与えてくれました。
A:ご本人の中で、一番印象にある試合ってあるんですか?
K:まぁ~、ノーヒットノーランは普通に。ノーヒットノーラン寸前で…ていうのも印象に、
でも、一番印象に残っているのは、と言うか、一番ボクがずっと夢を見てて、
「こういう野球がしたいって…」っていう、
2ランホームランを打って完封勝ちした試合ですかね。
ホント、あれですね。2度と出来ないような…。まず、ホームランを打つことが少ないですから。
※2ランで完封勝ち=
2004年5月15日 2-0BY(ナゴヤドーム)
A:戦っていて、一番戦いのあるバッターって誰ですか?
この人と対戦していると、楽しいなぁっていう?
K:やっぱり、松井コジラ選手ですね。(コジラ!?)
松井さんはすごかったですよ。
まず、顔が大きかったですよ。マウンドに上がって投げるときに、
ボクより遠いはずの人間が、ボクより大きく見えるんですよ。
顔が大きいし、身体も大きいし…。
なんか、こっちがバッターボックスにいる感じ?
Y:憲伸は、メジャーとか行かないの?
K:メジャー、行きたいですよ。あのPGAの!(ゴルフかよ!
)
FA権を取ったら、ぜひ1回は挑戦してみてですね、2年くらい修行して…
「だめですかね?」
日米野球に参加したことのある憲伸。が、ボンズにバックスクリーンにホームランされた経験を振り返って
K:アウトコースまっすぐ、けっこう力を入れて「エイ!って」投げたんです。
で、「谷繁さんのミットに入って、ストライクかな?ボールかな?。
初球は見逃してきたか?やっぱり、1回も対戦したこともないだろうし。(振ってこないな)」と思って、
普通だったら、見逃すタイミングなんですね、ボクにとっては。
そしたら、いつの間にかバットが出てきて、
バックスクリーンにボールがビューんと飛んでいったんですよ。
「このスイングはちょっと違う!」と思って。
何で、今からスイングが間に合っちゃうんだろうって。
あの瞬間、ホームランを打たれて光栄だったですね。
いいものを体験させていただいて、ありがとうございました。
たぶん、憲伸は大リーグに挑戦しても、そんな実力はまだないのかも、と思っているかもしれませんね。
その憲伸。
今日、無事、契約更改をして、サインしてくれました。
今年は、もめることなく、33000万で。
これで、ひとまず一安心。
来年も、再来年も、その次も、いつまでもずっと、ドラゴンズ一筋で!!