南房総上瀬戸 de さんあーる

日本で一番地球にやさしい環境先進地をめざす千葉県南房総市千倉町上瀬戸3Rの会です。3R活動や季節の移ろいを紹介します。

4/4  12:00 花見を兼ねてさんあーるの会の総会

2010年03月29日 | Weblog
いよいよ春です。
新川の桜並木も開花を迎えようとしています。
今年もここをお借りして総会(兼お花見の会)を行います。
会場は、過ぎた日曜に新川の皆さんがきれいにしてくれました。

なお、上瀬戸さんあーるの会は
今年も“ちば環境再生基金第10回公募助成事業”に申請し合格しました。

日時:4月4日(日) 12時から(雨天は公会堂)
*前回総会11時と書きましたが誤りです。
場所:新川の桜並木前広場              

上瀬戸区 金沢地区どなたでもご自由に参加してください。子供歓迎です。
持ち込み大歓迎、自慢の惣菜 おつまみ 飲み物なんでもよろしく。

さんあーる活動の企画や意見、アイデアも大いに持ち込んでください。
花見しながら、バーべキューしながら大いにみんなで検討しましょう。


チナミにマモルは、仕事のためシラフで参加します。ムムム残念。

4/4  11時 上瀬戸さんあーるの会“役員会

2010年03月29日 | Weblog
上瀬戸さんあーるの会の事業報告と今後の方向を検討します。
メールアドレスもってる実行委員は当日アドレスを教えてください。

日時: 4月4日(日) 午前11時から              
場所: 新川公会堂
内容: ①平成21年度活動報告
    ②平成21年度会計報告
    ③平成22年度活動予定と予算案
    ④役員承認
    ⑤その他(一本山、次年度以降運営費など)

実行委員会メンバー(敬称略)
 上瀬戸区 戸倉城男  岡田 巌  和田健一
 氏子総代 宮下幸雄  渡辺安幸  
 老人会  鴇田和平  山口美代子 佐久間恂
 青年会  鈴木好彦  波々壁和徳 高梨伴実 加藤英明
 育成会  鈴木加代子 高木桜   山口千秋
 顧問   佐野林治  青木利雄  加藤勲
 事務局  加藤博昭  川名融郎  嶋田 守 宮下幸雄(重複)山口均
      青木克友  青木正晴  青木建二 波々壁由紀子 川名 薫
      小畑 昇

4/4 11:00 さんあーる総会と花見

2010年03月21日 | Weblog
総会および花見を行います。

4月4日(日)
 11時総会 12時 花見
*すみません。11時は役員会でした。総会は12時です。

新川公会堂
 花見は昨年同様に新川桜の前

若干のご負担を頂くかもしれません。
飲み物、おつまみの差し入れ大歓迎

マイカップ、マイハシ、マイサラなどを持参いただけると助かります。

海老名香葉子さんからのお礼

2010年03月18日 | Weblog
過日開催した高野孟さんの講演会。
大盛況でしたね。

来場者サービスとして用意した温浴用ヨモギ。
館山の成田さんという方が持って行かれました。

妹さんのお姑さんのためにと送ったところ、先方で大変喜ばれ、もっと欲しいということで、モクザエムさんのストックを差し上げました。

成田さんからのお礼のメールを見てびっくり。

妹さんのお姑さんというのは、海老名香葉子さん。
「どーもすいません」の故林家三平さんの奥さんでした。

20日、ZIVA上瀬戸のために書かれたお礼の色紙を成田さんが届けてくれました。

「もったいないので、5日間捨てずに使っています。
体も温まり、とても調子がいいです。」

海老名さんの感想も伝えられました。
ZIVAのヨモギのことは、北陸新聞に海老名さんが書いているエッセイでも紹介するとのことです。

田中先生の健康講座

2010年03月17日 | Weblog
20日は上瀬戸老人クラブの月例会。
今回は、ZIVAプロジェクトの取り組みとして、七浦診療所の田中かつら先生による講座です。

今回の演題は、「上瀬戸の元気とは?」。

田中先生の講義は、7月に続いて2度目。
前回の講義の時に集めた上瀬戸のお年寄りたちからのアンケートを元に話が進みます。



一般に70歳を超えるとウツ傾向が現れ、75歳を超えると強まります。
運動機能が衰えるとウツ傾向が出やすい。
運動機能が衰え、閉じこもりがちになるせいです。
女性の方が、ウツが出やすい。
でも上瀬戸のZIVAの皆さんは殆どが健常。

東京の中野区と上瀬戸の老人の年齢構成は、ほとんど変わりません。
でも上瀬戸の方が運動機能の低下やウツ傾向は圧倒的に少ない。

どうしてか。
上瀬戸の老人は、日光を浴び、隣近所と話をし、仕事をしたり、地域や家族での役割があることがよい影響を与えています。

特に太陽光は、骨を丈夫にし、免疫力を高め、血管病や癌の予防に効果があります。
夜の快眠を促し、ウツを直す元気ホルモンの分泌や自律神経の調整を促します。
ウツ治療として夕日と同じ照度の光を浴びる療法が最近注目されていますす。

元気、快活に生きるには
毎日お日様の光を浴びて、リズミカルな運動をし、生きがいをもって、人と交わり、よく笑い歌うこと。
魚や野菜を食べて、夜寝る前に牛乳を飲む。
たとえ歩けなくても寝てばかりいず、座って日向ぼっこをする(これは本人が嫌がってもやった方がよろしい)。


講義が終わったあとでさっそくこんなシーン。
なるほど上瀬戸の皆さん元気な訳です。
これを外でやったらなおよろしいと言うことですな。



NPO虹の駅レインボープラン見てきた(感想)

2010年03月17日 | Weblog
虹の駅レインボープランの試みは、簡単に真似できそうにはない大事業です。

そして大きな問題も抱えています。
春に行った薬草園でも同じような悩みを聞いた気がします。

でも、こうした問題を率直に話していただくと、逆に安心します。
先駆者の皆さんが指摘する問題の中に、何かもの凄いヒントが隠されている気がします。
もしかすると自分の性格がひねくれてるのかしら。

活動が活発になってくると、組織の規模、施設、機器、人件費、補助金、借金・・・、みんな大きくなります。
事業は活発になるけど内情は大赤字。
こうなってしまったのは、大規模補助金に付きまとうその後の維持運営負担の暴走のような気がします。
第一次産業に対する支援の仕組みでも経験した落とし穴にエコボランティア活動も引っかかったのかも知れません。

これまで先進的に取り組んできたレインボープラン。
問題を解決するために何かやってくれそうな気がします。
次の仕掛けは何が出て来るのでしょう。楽しみです。



ところで、私たちなりの方法で、難物の家庭生ゴミを・・・。
いつか『上瀬戸ブランド発酵堆肥』となり、Z♪VAプロジェクトの取り組みと一体となって、野菜や花や薬草を作りに使えるようになる。
老後の生活が安泰するくらい売れるようになるといいなあー。
果してこの夢がいつか実現する、、、、それが夢。

そこで、今回の視察で思いついたとっておきのアイデアがあるんだけど、それは上瀬戸の企業秘密。
ブログで公開するわけにはいきません。
その代わりと言っちゃなんですが、視察の写真はこちらをクリック。

NPO虹の駅レインボープラン見てきた(7)

2010年03月15日 | Weblog
5 独自の農場を持ち、市民も生産に参加。



NPOが運営する農場もあります。
市民も農作業をすることができます。300円ですが報酬も出ます。

雪国、山形。
この時期はハウス栽培です。

ところで、不思議な事ですがハウスでは暖房を焚いてません。
太い骨組みで二重のビニール。中もマルチです。入ると温かい?



6 ボランティアがいっぱい


 講習で説明をしてくれた渡辺さんを始め、販売施設「虹の駅」の店員さん、市民農場の先生、皆さん完全にボランティアだそうです。

高い意識で参加しています。ほんとうにたのしそうでした。




凄い事業です。
でもやはり問題点は多いようです。

この事業の収支、年間4000万円の赤字。
施設のメンテナンスや人件費が大きな経費です。


農業従事者は、減ることはあっても増えない。
農家の後継者、他地域からの新規参入者もなかなかいないのが実情です。

農家の嫁不足も深刻な問題。悩んでいました。

NPO虹の駅レインボープラン見てきた(6)

2010年03月14日 | Weblog
4 農水補助の堆肥化施設4億円かかった立派な施設です。


ここでの説明も先ほど講師のオバサン(何度も何度も失礼) 渡辺よしこさんです。

これまでにも、生ゴミと牛糞を使った堆肥精算施設は幾つか見ましたが、こちら場合、嫌な匂いもなく外観も綺麗。
衛生観念の意識は素晴らしく高いようです。
見事な工場です。

見る限り従業員は3人くらいしか見当たりません。


  
回収された生ゴミは、籾殻、牛糞と混ぜ、発酵処理されます。
堆肥になるまでには100日位かかるそうです。
これだけ熟成させて出来上がった堆肥。さすがに素晴らしい出来栄えだと思います。
完全な完熟堆肥です。酵母と優良菌の多い見事な土壌改良剤となるでしょう。

販売はJA山形おきたまに全面委託し認証農家や家庭菜園に販売されます。

直売所“虹の駅”も運営し、ここで皆さんが持ち寄った野菜や惣菜も販売します。



お昼はレンンボウ野菜を使ったザルそば。
美味しい地酒も入り気分高らか。市民農園の見学にいきます。

NPO虹の駅レインボープラン見てきた(5)

2010年03月13日 | Weblog
3 町のゴミステーションに水切りバケツに入れた生ゴミを持ちよる。



中心市街地の5000戸の家庭から生ごみを回収しています。
凄い事です。

消費者は、「土づくりのための資源生産者」という高い意識を持ち、自発的に運動に参加するようになったそうです。

委託業者が回収し集合処理施設に運び堆肥化する。


分別も徹底しています。
金属や割り箸、串、楊枝はもちろん、コーンの芯や皮、ワックスの塗られたミカンの皮、腐敗した生ゴミも排除。

ちょっと厳しいかなと言う気もしましたが、堆肥にするための工程や参加者の意識を考えれば、皆さんがよくやってくれるということでしょう。
やっぱ、「意識」ってのが大事だし、難しい。

生ゴミに限らずこの地区の全てのゴミは分別し、袋に自分の名前を書かなければ回収しません。
回収しても、分別方法など問題があると戻されてしまうそうです。相当厳しい。

南房総市では名前書きませんよと言ったら、逆にたまげていました。

NPO虹の駅レインボープラン見てきた(4)

2010年03月12日 | Weblog
レインボープラン報告本編その2です。

2 生ごみ回収に5年の試行錯誤

長井市での、家庭生ゴミの回収方法を検討するにあたり、5年間で何とかできればいいと試行錯誤期間を想定して、それから本格的に開始しました。
5年の間には、補助金をもらってくれという申し入れも数回あったけど、NO!っと蹴っとばし。
「補助金くれ」じゃなく「もらってくれ」を蹴っ飛ばす。



始めた時は、ほんの数人のアイデア。
いつしか、ついに行政や市民全員を動かしました。

補助金ということで言えば、レインボープランは、環境庁の事業と農林水産省の事業が完全合体して回収から処理販売を上手に動いている珍しいタイプ。

大概は補助を必要とする市民の実情は無視され、行政の縦割り、官僚の都合で、主不在、本末転倒が繰り広げられます。

畜産の糞尿処理の場合だと、個人にベラボーな施設補助を出すけれど、運営技術や流通販売、さらにはその後の施設更新の段階になって動きが取れなくなるのが実態です。
多くの農家が時を経るに従って補助金で整備した施設の運営がままならなくなってしまいます。

長井市さんの場合は、芯がしっかりして、目的に向かう姿勢がぶれることなく、逆に霞が関をうまく使いこなしたということなのでしょうね。
アッパレです。