国技館近くで、堤防を上って両国駅を目指して行くと、屋敷塀に囲まれた庭園を発見。
旧安田庭園といい、江戸時代に常陸笠間藩の下屋敷として庭園が造られた。 明治になって一旦、備前岡山藩主の邸宅となったが、明治24年に旧安田財閥の創始者の所有となり、安田翁の死去後、大正11年に東京市に寄付された。
清澄庭園や殿ヶ谷戸庭園もそうですが、財閥の手で造り直され、暫くは所有されるのですが、いずれ公共に供されるケースは多い。 文化財はやはり、みんなの財産なのだと思います。
江戸時代は隅田川の水を引いた池だった。
両国公会堂が奥に建っています。
庭園を出て、50mほど行くと両国国技館。 相撲博物館が公開されていて谷風や雷電といった江戸の力士の手形や錦絵、歴代横綱の写真などが展示されていましたが、撮影禁止のため、国技館入口壁面の錦絵のみの紹介です。
勝負審判4人の年寄が、四本柱の前の俵の上に座っています。 最初はえー?と思ったのですが、昔はこのスタイルだった。 1930年の天覧相撲を機に、今のように土俵の下となった。
ところで、今日が、ブログ開設から1000日め。 眠い目をこすりながら作ったブログですが、読み返すと日々の出来事などが鮮明に思い出されます。
思い出の目次をもっとわかりやすくしたいので、カテゴリ整理をしようと思います。
最近のブログアクセス記録で感じたのは、アート作品へのアクセスが多いことです。 特に、人形作家の平田郷陽氏の特集がTV放送されたあと、驚くほどアクセスがありました。 いくらかの参考になっているかと思うと、ブログの
つくり甲斐があります。