朝のバス移動の車中から。 ウチヒサールという城砦のような岩山、カッパドキアの風景はやはり違います。
バルーンが上がっていました。 最初は、こんなところでも優雅なスポーツを楽しむ人達がいるのかと思ったのですが、観光用のバルーンだそうです。 確かに、雄大なカッパドキアの景色を楽しむには、いいかもしれません。
ツアー客のうち、岩窟ホテルに泊まった方のピックアップで停車。
松茸のような奇岩。 三姉妹と呼ばれる岩です。
こんな奇岩がゴロゴロとあります。 本格的には次回紹介します。 岩窟を掘り抜いた地下都市へ向かいました。
車窓から見えた刑務所。 岩が掘りやすいので脱走者が多いようです。
カイマクルの地下都市前のお土産屋の看板猫。 千両箱の上だと日本風ですが。
地下8階まで蟻の巣のように延びる地下都市。 5世紀頃から移住してきたギリシャ正教徒が東ローマ帝国の迫害から守るため、築いたとのこと。 (ガイドブックにはイスラム教徒からの迫害となっていました)
中には、人が住むための設備はすべてあったようで、教会や葡萄酒の製造場所までありました。
竪穴が最深部まで掘り抜かれてあり、この竪穴を昇り降りするための掴み穴が設けられていました。 非常時のものでしょうか。 なお竪穴は換気通風にも役立てていたようです。
最大、1万5千人が生活できた地下都市ですが、背をかがめないと通れないトンネルが多い。
岩窟の前のお土産屋。 日本語で「○○が30個で千円」と売り込み。 どこの観光地でも同じです。 日本人観光客が多いのと、千円が通用するトルコの今の観光現場です。
近くの民家で、絨毯を干していました。 トルコの方は絨毯にはお金をかけるようです。
近くの家々では、崩れて廃墟のようになっているものも多い。 古い家は鉄筋なしのブロック積みです。
日本と同じように地震が多いトルコです。