流体機械設計による近未来に役立つエンジニアリング

流体機械設計をベースとして近未来に役立つエンジニアリングを行う株式会社ターボブレードの社長 林 正基の毎日の活動

掃除機用高速ブロワーの流れ解析を新流体解析ツールで開始してみました

2017年10月13日 | 流体解析シミュレーション

以前設計していた毎分回転数7万回転の掃除機用高速ブロワーの流れ解析を新流体解析ツールで開始してみました。

次が掃除機用高速ブロワーの流体解析用解析メッシュですが、これのインペラ部がスライディングメッシュとして回転することで流れ解析が行われます。

次図が解析での全体状況となり、高速ブロワー本体よりも相当に大きな空気の外部立方体空間があり、その中心部のブロワーの内部にあるインペラーが非定常解析スライディングメッシュ回転運動にて流れを造っていきます。

次図はブロワー吸い込み部の様子ですが、流線が多すぎて良く見えずすみません。

次図はブロワー出口からの流線を見ています。これも流線がごちゃごちゃで分かりづらく・・・・・

<今日の流れ>

上記の掃除機用ブロワー解析は内部流れ解析タイプを今日始める予定ですが、このブロワー性能はこれまでの解析ツールで正確に性能が解析出来ているので、やはりそれとの結果比較が主目的です。

それとガス系タービン単体での新解析ツールによる解析も始める予定ですが、これもこれまでの解析ツールで性能を解析しているので、それとの解析結果比較となります。

他には午後からの来客での打合せがあります。