流体機械設計による近未来に役立つエンジニアリング

流体機械設計をベースとして近未来に役立つエンジニアリングを行う株式会社ターボブレードの社長 林 正基の毎日の活動

スケルトン ロボット掃除機 3号機 のリアルな運転時の流体解析シミュレーション結果図

2017年06月23日 | 未来製品設計

スケルトン ロボット掃除機 3号機 の床を掃除する時のリアルな状態での運転時の流体解析シミュレーション結果図です。

このスケルトンロボット掃除機は縦型スリムタイプと呼んでいるデスクとデスクの間などの狭い場所に入り込み掃除をするのが得意な機種として設計してみたものです。

床との間の2mmの隙間から空気とゴミを吸い込み、モーターで回転するブラシもそれらを掻き揚げ、サイクロンゴミポッドに至る空気流路に吸込まれます。

周りの状況を把握するセンサーが付いたノズル上部の空気通路からサイクロンゴミポッドへと流れ込んだゴミと空気はサイクロン効果で分離されながら空気はサイクロンポッド上部から抜けて高速型ブロワーにより吸込まれます。

DCブラシレス高速回転モーターにて駆動される遠心ブロワーを出た流れは、ロボット掃除機全体の動力源であるバッテリーを冷却しながら排気されます。

以上のようなロボット掃除機としての正確な空気流れをこのシミュレーションで捉えることが出来ており、ロボット掃除機を試作して実験する前に性能を把握出来るのです。

そして、この設計のロボット掃除機は小型なのに吸い込み仕事率値は高いことがシミュレーションで分かり、更にシステム全体のエネルギー効率も高いことが分かりましたので、バッテリーによる持続時間の長い掃除運転が可能です。

<今日の流れ>

今日は、自分はタービンの基本計画設計の続きです。

このタービン基本計画設計はもう少し速いペースで行う予定だったのですが、女性エンジニアがそれぞれ担当している他の開発設計の進捗状況確認やそれぞれにアドバイスがあることと、メールへの返事、見積作成、請求書作成など自分が行っている作業も多く、いつものように計画設計作業は遅れがちですが少し急ぎます。

やることは多いのですが、マイペースは最近守られているようには思っています。

マイペースが守られると、自分の心は穏やかとなり、日々あるストレスも低減され、集中しなければいけないときには集中出来て、色々と良いようです。

よって最近は自分はほとんど残業はしていません。

もちろん女性エンジニア全員も残業なしで作業を進めてくれています。

この状態が会社の状態としてはベストに思われます。