軽井沢高校 校長日記 2012・2013

軽井沢高校の様子を校長の視点から伝えたいと思います。ご愛読願います。

11月9日(土)軽井沢東部小学校学校評議員会及び筑波大学大学院民俗学実習参加など 2013-158 

2013-11-09 10:43:47 | 日記

 本日は、軽井沢東部小学校の学校評議員会が行われますので、週休日ですが出かけてきます。学校開放土曜参観授業のあとに、評議員会が行われるとの通知を、すでに頂戴しています。

 東部小学校には、何人かの生徒が3日間、就業体験でもお世話になりました。

軽井沢東部小学校就業体験

 

軽井沢植物園での様子

KGSでの就業体験

 軽井沢ガイドサービス(KGS)の永島さんには、本校生徒の長期インターンシップやら国際文化科・グローバルスタディコースの生徒の学習活動に、様々な形でご支援頂いています。いつもありがとうございます。

 今回の就業体験でも1名の生徒を受け入れていただき、様々な体験をさせていただきました。

 事前に英文カードと折鶴を用意しました。

 なぜでしょう。

 実は、小諸市の中棚荘さんとインサイドジャパンツアーズさん(イギリスのツアー会社)のご協力を得て、イギリス人とアメリカ人のツアーの一行に同行させていただいたのです。

 7日には、そば打ちを一緒に体験したあと、お客様ひとりひとりに、英語で話しかけながら折鶴を手渡ししたそうです。

 上記内容は、永島さんから私あてにメールを頂戴し、写真も、許諾を得ているので、自由に使っていいということでしたので、紹介させていただきました。よく頑張ったなぁ。井出さん。昨日はウェブの翻訳に挑戦していたそうです。

 以下のサイトもご覧ください。

 http://www7a.biglobe.ne.jp/~kgs/news/news_2013.html

 夜には、例年行われています標題の実習に参加し、今回は、ここのところ自分の思っていることを話してきます。将来、教職を希望する院生たちですので、「教育について私が思っていること」を話すということになります。

 この10年来、実習の宿泊地である佐久穂町の海瀬館に、うかがい、「講演」をしています。

 若い学生たちと話をすると、自分も若くなったような、自分も学生時代に戻ったような、わくわくする感覚になります。それが結構自分にとってリフレッシュにもなり、また、自分自身を考え直す機会となっています。こういうのを、「ウインウイン」の関係というんでしょうか。私だけがウィンかもしれませんけど。

 今回も、院生のみなさんは、すでに金曜日に実習地に入り、土・日と佐久穂町大日向で調査を行うそうです。日曜日には、私も、伊藤純郎教授と学生の何人かと、佐久市内の知り合いの方のお宅を訪ね、所蔵本調査を行います。そのお宅は、昭和初期の民俗学をはじめとする貴重な本を所蔵していまして、リストを作成することにしています。

 院生たちは、月曜日には、恒例の小海高校での高大連携事業(代表が何人か授業を行ったり、進路講話を全クラスで実施するとのこと)、火曜日には佐久中央小学校での小大連携事業と結構ハードな日程をこなします。夜には、金曜日が修論発表会、土曜日がOB講座ということで私を含め3名の現職教員が話をします。日曜日には、小海高校での進路講話や模擬授業の最終打ち合わせをするとのことです。

 かつてこの実習に参加して、その後、教職についているOB・OGを何人か参加します。こうした人たちと話をするのも楽しみです。また、成長ぶりを見ることも。

 この年になると、自分のことはある意味どうでも良くなり、若い人たちの成長ぶりを見ることがなによりの楽しみになってきました。そういえば、大学時代に教わった恩師(千葉徳爾先生といいます)が、そんなことをおっしゃっていたことを思い出しました。私も歳をとってきたということでしょうか。職場の先生方についても同じ思いでいます。

 院生たちは若いから、このハードな日程でも持つのでしょうが、4泊5日、体調に気をつけながら、秋の信州を満喫して欲しいと、いつも思っています。

 この実習については、昨年の「校長日記」でふれましたので、そちらをご覧ください。

 http://blog.goo.ne.jp/tazawa2012/d/20121027

 大学側の都合で、昨年より時期が遅くなりました。私の在学中は3学期制でしたが、昨今、2学期制に変更し、その結果、実習時期も変更になったとうかがっています。

 高校でも、年間行事の大幅な変更は、他の様々な事柄に大きく影響します。

 その最たるものが、文化祭の開催時期であり、また、修学旅行の実施時期でしょうか。

 近年、10月の沖縄修学旅行は、台風の影響を受ける可能性が高まっているような気がします。皆さんもそのように思いませんか。かといって、11月の修学旅行実施は、その後の進路体制の構築を考えたときに、遅くなりはしないかとの心配もあります。長野県の高校は「高校2年生の2学期の後半以降」に修学旅行を実施と定められています。

 かつて、小海高校に勤務している時に、1月末に修学旅行に行ったことがあります。スケート部が強い学校でしたので、スケート部の生徒に配慮して、インターハイ・国体が一段落したこの時期に修学旅行を実施したのでした。私が担任した学年も1月に沖縄に行きました。

 メリットとしては、飛行機代も通常より安く、ホテルも割安になっていて、とても良かったですね。旅行代金の積立も10月実施より長期に出来ましたから、1回あたりの徴収金額が少なくすみました。デメリットは海には入れなかったことと、進路指導体制の構築が遅れたことでしょうか。インフルエンザへの対応も課題でした。

 どんなことにもメリットとデメリットがあり、そうした中で、それぞれを勘案して、皆で話し合いながらいい案を作っていくのがやはり上策でしょうか。

 午前中、HPの更新やら校長日記の執筆やら、東部小学校に出向くまでの間、しばし学校で仕事をしています。

 美術部、野球部、アイスホッケー部の諸君が部活動をしていました。

 

 顧問の先生方、ご指導ありがとうございます。

 なお、バドミントン部は公式戦に出かけています。

 


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