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 12月14日は南極の日。と、いうわけで、南極を舞台としたMSXのアクションゲーム「けっきょく南極大冒険」(コナミ)をプレイしていました。






●昔は、南極大陸が未知の国であり、南極の自然や動物について私たちは、何も知ることができませんでした。しかし、今日、世界中の人々の探検、調査、観測によって、非常に多くのことが知れます。そして難局を知ることは、地球の持つ自然の恐ろしさとすばらしさを理解することになるでしょう。
それでは、南極について少し紹介してみます。

「けっきょく南極大冒険」取扱説明書より




 本作は、前にプレイした「夢大陸アドベンチャー」の前作に当たります。
 夢大陸アドベンチャーの記事でも触れましたが、本作はコナミの教育シリーズの第1弾で、南極の地理を勉強できるゲームとなっています。そのためか、今回はProject EGG 版でプレイしていますが、付属しているPDFマニュアルには、南極の氷、南極の夏と冬、コウテイペンギン、南極の探検史、南極大陸の地図などが解説されていますが、ゲームのプレイ方法については一切触れられれていません。EGG 版だとテキストファイルで操作方法などの解説もついているので問題ありませんが、当時実際にソフトを購入した人はどうしていたんでしょうかね? まあ、感覚的に操作できるくらい、操作方法はシンプルではありますけどね。



 ゲームは南極の各地にある基地を巡りながら、南極点を経由し、大陸を1周して戻ってくるのが目的です。
 スタート地点は、この画像だとわかりませんが、右上にある昭和基地(あるいはみずほ基地?)。ここから時計回りに南極大陸を冒険していくことになります。



 画面上部に表記されていますが、次のステージまでの距離は1200㎞、制限時間は90秒です。おそらく実際の距離と合わせていると思うのですが、単純計算では分速800㎞、時速48000㎞で移動しないと間に合わない計算となります。



 ゲームは夢大陸アドベンチャーと大体同じような感じで進んでいきます。上下キーで速度調整、左右に動いたりジャンプしたりして障害物を避けながら、ゴール地点である次の基地を目指します。



 小さな穴や、そこから顔をのぞかせるアザラシにぶつかると、「おっとっと」とつまずき、スピードが一番遅い状態になってしまいます。時間のロスを避けるため、なるべく障害物にぶつからないようすすまなくてはなりません。
 


 大きなクレバスにはまると、一旦停止。ボタンを連打して脱出しなくてはなりません。



 たまに出てくる緑の旗を取るとボーナスポイント。タイムを増やしてくれるとありがたかったのですが、そんなことはありませんでした。
 また、小さな穴から出てくる魚をキャッチしてもボーナスポイントを得られます。



 そんなこんなで、1200㎞をなんとか走破。おそらく、オーストラリアのディビス基地に到着です。
 残り時間4秒。かなりギリギリでした。



 次の目的地は、おそらくオーストラリアのケーシー基地です。
 今度は1500㎞を100秒で。最初のステージよりもさらにシビアになっています。



 ステージ2は空が真っ赤です。穴の配置もちょっと意地悪になっていますね。



 94㎞を残してタイムアップ。
 うーん、クレバスの間隔が狭くて、最高速度で突っ走っているとどうしてもどこかで引っかかっちゃうんですよね。ルートを憶えて、適宜スピードダウンも駆使しないと、走り切ることができないのかもしれません。

 それから、本作には残機という概念が無いので、1回でも失敗すればそこでゲームオーバーです。それも厳しいところなんですよね。





 その後も何度か挑戦して、どうにかステージ2、クリア。



 ステージ3、デュモン・デュルビル基地に到着。



 ステージ4はニュージーランドのスコット基地。



 ステージ5でいよいよ南極点にアタック。
 1700㎞を120秒なので、ペース的には問題ないはずなのですが……。



 割と惜しくもなく敗退。
 この頃になるとクレバスの位置関係が本当に意地悪なんですよね。

 この後も何回か挑戦しましたが、南極点にはいまだ到達できていません。



 プレイ感覚は夢大陸アドベンチャーと似ていますが、地形の配置が意地悪なので、なかなかトップスピードで走り続けるというのは難しいですね。時間の余裕があまりないのでできればハイスピードで突っ走りたいのですが、つまずかないようにある程度スピードを抑える心の余裕も必要かもしれません。

 ステートセーブを使ってステージクリアごとにセーブしていけばそのうちにクリアできるかもしれませんが、それもちょっと違う気がして、まだステートセーブは使用していません。でも、せめて南極点には到達したいなぁ。がっつりプレイはしないかもしれませんが、南極点まではなんとか頑張りたいと思います。



 一番惜しかったのが、南極点まで残り9㎞までたどり着いたこの回。残り9㎞っていうか、9mくらい先に見えますけど。ついでに言えば、南極点にはポールが立っているだけで、建物はないと思うのですが、まあ細かいことは置いておきましょう。


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