日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

うわばみ草の栽培

2015年08月22日 | エッセイサロン


 所属している同好会「岩国エッセイサロン」の例会は毎月1回。例会以外には夏と冬の懇親会などが催される。その平均年齢は70歳を超える。活動は平均年齢には関係なく旺盛な執筆と創作を行っている。その成果として、会員の作品は年間で100編を超える投稿が新聞掲載される。と書けばガチガチな硬さを想像されそうだが、例会も懇親会も和気あいあいとした教養の場になっている。

 会員は釣り、歌謡、農業、介護、木工、花道、会社役員、野鳥撮影、自然観察、主婦に主夫と多士済々。こうしたメンバーがー会員の持ち寄った作品への感想を述べる。長く積み上げた経験からのひと言は作品に活を入れ血を通わすことになる。言葉使いの間違い、思い違いなどいつも学んでいる。貰った感想を参考に推敲する。感想を述べ合う中で創作とは違った方向に話が展開し視野が開ける。

 うわばみ、と聞けばその先は忌避したいが、「うわばみ草」を食することを習い、その挿し芽したものを貰う。メモには育て方のほかに調理方法が載っている。天ぷら、かき揚げが良いという。かき揚げは玉ねぎ、ジャガイモ、ニンジン、ショウガなどと一緒にあげる。育て方は簡単ではないが挑戦し、うわばみなるものを食してみよう。

 持ち寄った作品に私は始めてみる「鰍」こんな字がある。ルビの代わりに〇〇〇と打ってある。読み方は「かじか」という。清流に住む川魚、その生態などの説明を受ける。そこでタブレットが登場、説明を動画が証明する。川の生き物や野草について話しが広がる。済々なメンバーなので展開が無限の域に達する前に、代表の舵取りで軌道修正され定時に終了する。うわばみ草の栽培、ひと月前の失敗を再び繰り返さないようやってみよう。
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