日々のことを徒然に

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福は内だけ

2017年02月03日 | 生活・ニュース

 今日は節分、毎年、成田山新勝寺の節分会の豆まきのは映像が紹介される。国土安穏、万民豊楽、五穀豊穣、転禍為福の祈りをこめて、恒例の「開運豆まき」と、「特別追儺豆まき式」が盛大に行われる。風習として「福は内」のみ唱え「鬼は外」は唱えないそうだ。19年ぶりの日本出身横綱の稀勢の里らが豆まきとあって例年の2割増の人らが飛んでくる豆を逃がすまいと両手を広げる。

 その豆まきの豆、我が家では購読紙についてくるサービス豆、恵方巻にお供してくる豆、これだけで十分なので特別に手配はしない。恵方巻、その年の恵方を向いて巻きずしを丸ごと食べる風習、関西発祥というらしいが明確なルーツは定かでないという。関西でも伝統行事と言えるほどではなかったが、そこは商売人の街、全国に広まったという。

 今年の恵方は壬(みずのえ)で北北西という。試しに検索すると我が家から近い公共施設が目標と出る。これならが方角音痴でも間違わない。今年の巻きずしは豪華な具が芯というのはTV映像、お店のそれにはさほどの豪華さは見えなかった。食べ終えると、明日は立春、春の話もおかしくなくなった、とは暦の上もこと。残冬というよりか冬の最中の日本列島が放送されるが、草木には春近しの移り変わりも見え始める。

 がらりと変わって鬼がトラ柄のパンツをはいているわけ。鬼が出入りする鬼門の方角は北東、十二支の方角で表すと「丑と寅」の間。このことから鬼は「牛(丑)の角」を生やし「虎(寅)の皮のパンツを身に着けた姿」で描かれるようになったという。子どものころには豆をまいて鬼を追い払い、イワシとこんにゃくを食べ、ヒイラギの枝を玄関に、そんな節分をちょっと懐かしみながら成田山の人出映像に見入る。
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