日々のことを徒然に

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忘年会

2019年12月14日 | 回想

 新聞の折り込みチラシ、時節がら歳暮や忘年会、正月用品などいつもと変わらぬ歳末風景、このところの寒さ到来もあり季節感漂う平穏な日常に見える。しかし、チラシから競争の厳しさが伺える。特に飲食店の忘年会、飲み放題はどこも同じ、その中身の濃さや工夫がどこまで客の目を引くかの勝負のようだ。

 60年あまり前に社会人となり退職までの忘年会出席回数は計算不能。職場の忘年会は職場行事として親睦会の役員が腕を振るっていた。娯楽の少ない昭和の半ば、ワンチームではないが職場同僚との親睦には欠かせなかったと思う。家では食卓にのらない料理も味わえるなど楽しみで、世話役になった時のことを想像しながら楽しんだ。酒は飲まなかった。

 最近の若い層は忘年会を敬遠するという。多種多様な楽しみがあふれるこのごろ「忘年会」という歴史を感じさせる言い方に新鮮さがないのだろう。忘年会は古いけど工夫すれば職場の生産性を上げる。酒席でのセクハラ、パワハラも忌避の理由らしいが、そういう経験のない者には想像がつかないことで、あれば厳に罰すべきだ。

 忘年会幹事となった新入社員が退職する事例があるとか。古参社員はあれこれ言わず、若手社員が力を発揮しやすい雰囲気作りでサポートしてはどうだろう。新入社員教育でもあると思う。思い切って「Year-end party」とでも変えてみるのも手だろう。私の経験では忘年会は忌避しない、ただ、上司の姿勢しだいで会が面白くもありそうでないこともある、職場長の責任は重い。
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