昭和30年代後半から40年代前半に建てられた団地です。(たぶん)
少なくとも35年はたっていると思う。
高度成長期モダンな文化住宅で最先端であった団地も
住人とともに老朽化が進み再建が計画されているものも多い。
子供のころ、自分は団地には住んでいなかったがたくさんの
友人が団地に住んでいた。団地には公園もありよく遊んだものです。
必ずある給水等なんかもイカしています。
いまでも団地のそばを通ると妙に懐かしさを感じます。
流行やモダンに感じるモノって、ある瞬間を境に陳腐かして
しょうもなく疎ましくなったりします。
そしてみんなが見向きもしなくなると
あるきっかけで、見直され粋に、または懐かしく愛しく感じたりします。
最近では「東京タワー」なんかもそうですね、、
「太陽の塔」なんかも作者ともどもあてはまりそうです。
来年ぐらいに「たのきん」や「聖子ちゃんカット」とかそろそろ復権するかもしれませんね。(いまだダサいけど)
時代を超えていいものはいいということでしょうか、、
流行なんて所詮、人々の価値観の一時的な発作みたいなものです。
自分なりの価値観をもって生活していきたいです。
そういう意味で若い人は団地に住んでみると良いかもしれません。
自分の周りの若いクリエーターで団地生活をエンジョイ(ふるい)している人もいます。
新婚さんにもお薦めかも。
若いサラリーマンがデザイナーズマンションなんかに住んでるとダサくないですか?引いちゃいますよね、、
団地生活、なんかモダンでイカしています。(自分は住まないけど、、、)
珍しく長文(うっとしい)とGR DIGITALで撮ったモダンな住まいです。
ちょっと朽ちかけの団地が落ち着きそうです。僕の家(賃貸)は築30年の木造文化住宅で、下の人や離れた棟の人のいびきまで聞こえる環境ですが、玄関ドアや鴨居、畳、色んな物の朽ちて行く様を見て安心したりします。
自分もいずれ朽ちて行く存在だからなんでしょうかね。(別にネガティブな意味でなく)
かぎっ子でしたが鍵などかけたことなかったです。
モノの汚れ、傷、壊れなど、そこに味わいや存在感を感じます。現実であり生きている証拠です。
そういう状態になっても味わいがあるモノって案外少ないかもしれません。
人間も同じかもしれませんね、、味のある大人、老人になってみたいです。
僕は設計事務所勤務なのですが、たまにいるお客さんで真っ白の箱が良いって言ってストイックなまでに色々消したがるんですよ、色んなラインとか金物とか。何か聞いていると正に不自然を感じます。
朽ちるものは朽ちていって良いじゃないかって考える方が・・・って主観かもしれませんが。
汚れた状態とかで味わいがあるってもの、確かに少なそうですね。
GRで写真を撮り始めてから、より風景について考えるようになりました。街中で日が当っていないのに趣がある場所って良いんだな、ってのを再確認した気がします。どこかでは分かっていたんですけど、多分。
今はおされですが・・・
団塊の世代といいましょうか。
同潤会アパートを連想します。
この団地は昭和40年代に建設されたのではないかと思われる。
昔はバウハウスのようなシンプルで構成的な家に
あこがれた時期もありましたが今は古い日本家屋にあこがれたりします。縁側とか欲しいです。
自分もGRDを使うようになって少なからず物の見方価値観が変わりましたね、一般にネガティブと評価されるなものにも価値を見い出したりしています。
いろいろなシーン、被写体に対して撮りやすいというか撮りたくなる不思議で魅力的なカメラです。
めめくん
手前が30年代
向こう側が40年代らしいです。