「風光る」 渡辺多恵子 現在25巻まで刊行
時は幕末。文久3年(西暦1863年)の京都。1人の年端も行かぬ少年が壬生浪士組の入隊試験を受けにきた、彼の名は神谷清三郎。だが彼の本当の名は富永セイといい、兄と父を長州勤皇派に殺された仇を討つために髪を切り、自らの性別を隠した少女だったのだ。セイはそこでかつて自分の命を助けてくれた浪士の沖田総司と出会うが・・・。
セイが入隊した壬生浪士組(後の新選組)そこは全国から名を上げようと集まった猛者の集まりだった・・・
恥ずかしながら今まで渡辺多恵子さんって未読だったのです。。。
変な思い込みというか、渡辺さんのある発言を巡って一時ネットで叩かれたことがあったでしょ?
それで敬遠しちゃったというか・・・
「風光るが面白い」と聞いてても、巻数も出ていて、なお更に手が出なかったのでした。
でも今回お借りして読んでみて・・・・正直に面白かった~!!
セイちゃんという架空の女性を男ばかりの新選組に入れてしまう荒業ってどーなの?!って思っていたけど、ちゃんと融合している。史実はそのままに、主人公を男装した女の子としている所に男になり切ろうとする生き方とやっぱり捨て切れないおなごの心との間を揺れ動く葛藤がね、ラブも絡めつつ、ちゃんと「少女漫画している」し(笑)
あと読んでて「さすが!」と思ったのが、渡辺さんの江戸時代に対するこだわり
江戸時代=江戸じゃないんですよね~でも私達の頭の中は江戸時代=時代劇(ほぼ江戸)でイメージされている。当たり前だけど、京都は京都なりの独自の文化や風習ある訳で、色んな部分でその辺りのこだわりがプロだなぁと
んでもってこのこだわりと労力があるからこそのあの発言になったのかと理解できました。
各巻の巻末にそういったウンチク話が載っているんですが、そんなトコも面白かったりしました。
それにしても色んなキャラが居て、笑いも絡めつつも飽きないんですが、
やっぱり私的には斉藤さん、らぶり~
としか言いようがない
クールフェイスの中にあれほどの妄想が詰まっていようとは・・・・(爆)
独りでジタバタもだえる斉藤さん
水行しすぎて風邪を召されないようにと切に願うばかり・・・
心はホットだから風邪もひかんかー(苦笑)
主人公はセイちゃんなのに、セイちゃんの幸せよりもついつい斉藤さんを応援したくなる私でした
でもね、耐えてこその斉藤一なのよね~(爆)
時は幕末。文久3年(西暦1863年)の京都。1人の年端も行かぬ少年が壬生浪士組の入隊試験を受けにきた、彼の名は神谷清三郎。だが彼の本当の名は富永セイといい、兄と父を長州勤皇派に殺された仇を討つために髪を切り、自らの性別を隠した少女だったのだ。セイはそこでかつて自分の命を助けてくれた浪士の沖田総司と出会うが・・・。
セイが入隊した壬生浪士組(後の新選組)そこは全国から名を上げようと集まった猛者の集まりだった・・・
恥ずかしながら今まで渡辺多恵子さんって未読だったのです。。。
変な思い込みというか、渡辺さんのある発言を巡って一時ネットで叩かれたことがあったでしょ?
それで敬遠しちゃったというか・・・
「風光るが面白い」と聞いてても、巻数も出ていて、なお更に手が出なかったのでした。
でも今回お借りして読んでみて・・・・正直に面白かった~!!
セイちゃんという架空の女性を男ばかりの新選組に入れてしまう荒業ってどーなの?!って思っていたけど、ちゃんと融合している。史実はそのままに、主人公を男装した女の子としている所に男になり切ろうとする生き方とやっぱり捨て切れないおなごの心との間を揺れ動く葛藤がね、ラブも絡めつつ、ちゃんと「少女漫画している」し(笑)
あと読んでて「さすが!」と思ったのが、渡辺さんの江戸時代に対するこだわり
江戸時代=江戸じゃないんですよね~でも私達の頭の中は江戸時代=時代劇(ほぼ江戸)でイメージされている。当たり前だけど、京都は京都なりの独自の文化や風習ある訳で、色んな部分でその辺りのこだわりがプロだなぁと
んでもってこのこだわりと労力があるからこそのあの発言になったのかと理解できました。
各巻の巻末にそういったウンチク話が載っているんですが、そんなトコも面白かったりしました。
それにしても色んなキャラが居て、笑いも絡めつつも飽きないんですが、
やっぱり私的には斉藤さん、らぶり~
としか言いようがない
クールフェイスの中にあれほどの妄想が詰まっていようとは・・・・(爆)
独りでジタバタもだえる斉藤さん
水行しすぎて風邪を召されないようにと切に願うばかり・・・
心はホットだから風邪もひかんかー(苦笑)
主人公はセイちゃんなのに、セイちゃんの幸せよりもついつい斉藤さんを応援したくなる私でした
でもね、耐えてこその斉藤一なのよね~(爆)
私はストーリー的には山南さんがいた頃あたりが一番好きかな?
最近はちょっとダレているというか、ちと脇道逸れて伸ばし過ぎな感が否めないので
渡辺さん、やはりスゴいと思うわ(いろいろ言われてたけど)
江戸と京都の町並みを描き分けたりいろいろ調べて描いているようで、セイちゃんというキャラも実は実在していたようだね
あ、新撰組にいたというんじゃなくて、沖田さんが世話になった(結核で)医者の娘でセイという人物がいるらしいのよ。で沖田さんの妻になったとかならなかったとか・・・
決して渡辺さんが女性を絡めたいがために作り出した、まったくの「でっちあげ」なキャラというわけじゃないのよ
(以前読んだ本「知れば知るほど」の新撰組編にあった)
さて私のお気に入りのキャラは・・・誰だろう?斎藤さんもとっても好きだけど、やっぱ山南さん?
土方さんと甲子太郎さんの「絡み」も好きだ
ちなみに好きでよく京都に行くけど未だに新撰組関連の場所には行ってない(行ったのは西本願寺くらいかな?)
「風光る」が終わらないと、「ネタバレ」しそうで立ち寄れないのよ~(笑)
思えば私が某トピを立ち上げたきっかけがこの作品だったのよね。懐かしいわ~(遠い目)。
それにしても!でぃれいくさん、セイっていう女性がいたというのは初耳!!いや~すげえな(笑)。
お気に入りキャラ?もちろんはじめちゃんですとも!!そして山南さんも捨てがたい。私は原田さんも好きだ!
そういやこないだ某国営放送のスタパに明里さん役だった鈴木砂羽さんが出演されていて…その時彼女が演じたおもしろキャラとして「ちょっとオバカな遊女」と明里役の事が紹介されてました…確かに大河のあの役はそんな感じもあったけどねぇ(苦笑)。
そっか~れいくさんはあの辺りがお好きなのね
うんうん、確かに新選組の歴史を考えるとまだまだ序盤。
なのに24巻(爆)総巻数を想像すると怖い気がするが、まー渡辺さんのことだからしっかり纏めきってくれるでしよう
私もさ、ほんとあの「書き分けのこだわり」にはビックリした
そしてコミックスで読んで良かったと思った
雑誌だけだったらやっぱり誤解したままだつたと思うから・・・
おおお~セイちゃんにモデルが居たとは・・・(驚)
それは知らんかつたよ
ちゅーことは・・・ラストもそうなめのかなぁ???(わくわく)
なごいくさん
この度はありがとうございました
そして返却が遅くなってごめんなさいね
こういう長期連載モノって中々手を出しづらいので助かりましたわ~
んでお借りしてすんごく良かった
漫画としてもとっても面白いんだけど、渡辺さんの「こだわり」が作品にちゃんと重みを与えているよね
チラっとコミック中でも書かれていたけど、フリークさんには面白くないことでも私みたいな素人が読むととっても為になるし、楽しかった^^
>ちょっとオバカな遊女
ガビ~ン・・・・そんな書き方をされているんだ
私は「風光る」の明里さん派だわ~