そっと芸術  郷津晴彦のブログ

アーチスト郷津晴彦。展覧会の案内、『平和な小国』、流木作品、絵や彫刻、写真に小説、漂着物、超芸術トマソンなど。

エンゼル蒸発

2009-08-29 17:17:30 | 超芸術
(ここは東京です。)

前回の「奄美の日蝕トマソン」で思い出しました。
古い写真なのですが…

牛乳屋の看板です。
エンゼルは落下したのでしょうか。
いいえ、飛んで行ったと思いたい。
牛乳をこぼしながら。

さてこれは、同じ場所で最初の写真の11年前に撮ったものです。
このときエンゼルはまだいました。
牛乳をこぼしながら。

森永はエンゼルといっていますが、弓矢を持っていますから、これ、キューピッドですね。
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奄美の日蝕トマソン

2009-08-27 09:11:10 | 超芸術
名瀬の市街地を歩いていて発見しました。
一階のシャッターの「貸店舗」の貼り紙から推して、廃業された店か事務所か何かがあったのでしょう。

問題は二階外壁の丸い跡。
丸い看板か何かを、剥がしたか剥がれ落ちたか、その跡だと思われます。
丸いものを外した(外れた)後に窓を作ったのか……と思いましたが、
良く見ると窓枠(の下の部分)にも接着剤痕が……。

丸い看板か何かの設置時には、すでに窓はあった、ということを示唆しています。
窓の約半分を塞いでも、看板(?)を優先させた、商売上の理由があったのか。
でもその商売もあえなく失敗に終わったのか。
丸いものは、商売の成功に充分な貢献をしなかったのでしょうか。

あるいは商売がうまくいって、この店だか事務所だかが手狭になり、もっと大きなところに引っ越したとか。
だとしたら、丸い看板(?)も持って行って、新しいところに取り付けた?
いやいや、きっと新しくしたでしょうね。
古いのは捨てたのか。なんかさみしい。

看板(?)が、まん丸ではなく窓の四角を切り欠いた形だった、
という可能性もないではありませんが、たぶんないでしょう。

発見したのは皆既日蝕の何日か前なんですが、
そういえば丸い太陽が欠けているように見えなくもない。
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島唄の、里 歩寿(さと ありす)

2009-08-24 16:09:09 | 奄美
奄美大島では一番人口の多い、名瀬(なぜ)の商店街で、ひょんなことからある島唄のライブを目撃しました。
チラシには「里 歩寿(さと ありす) 瀬戸内町の出身の高校一年生 若手のホープ ……」とあります。
20~30人のジモティーたちにまじって聴きました。
そうしたら、それが、じつに、すばらしかったのです !
音程も確か、声も良く鳴っていて、三味線ともあいまって、グルーヴ感がある!
このしとは、並ではない! たいへんな逸材だと感じました。
僕は一発でファンになりました。
歩寿さん、CD出してください! 待ってます!

隣にいる美しいご婦人は、一緒に歌ったお母さん(里 美加さん)です。
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アマミノグロウサギを見た!

2009-08-10 10:56:13 | 奄美
(写真はリュウキュウアカショウビンです)
奄美ではいろいろな野生生物も見ました。
なかには希少なものもあります。
極めつきはアマミノクロウサギ(国指定の特別天然記念物)。
深夜の林道(かなりの悪路も多し)を徐行すること約4時間。
(ハブがこわいので車の中から)
やっと一匹見ることができました。
ぴょこたんぴょこたんとかわいく道を横切りました。
出てきてくれたウサちゃんと、場所を教えてくれた地元の加藤さんに感謝。

ほかに目撃したものを列挙すると、
ケナガネズミ(国指定の天然記念物)、アマミヤマシギ(国内希少野生動植物種)、
リュウキュウアカショウビン、リュウキュウイノシシの仔(ウリンボ。かわいかった)、
クイナの一種(頭が白かった)、野生化したヤギ、
ムラサキオカヤドカリかもしれないでかいヤドカリ(自信なし)、アカタマ(ヘビ)、などです。
そのうちリュウキュウアカショウビンだけは、同行の会長がカメラにおさめました。

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足がクマノミ

2009-08-07 09:40:45 | 奄美
奄美ではずっとサンダルをはいていたので、
足がこんな風に、クマノミ状になってしまいました。
露出部分には日焼け止めを塗っていたのですが、キワの塗りが甘かったらしく、
よく見るとそこんとこの日焼けが濃いです。


クマノミ
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奄美の太陽は高い

2009-08-06 10:36:24 | 奄美
流木を焦がすときは、
(なんのことやらわからない人は前回の「バカか芸術か」をみてください)
太陽の角度を測るために、砂浜に棒を立てます。
この棒のかたわらで小生芸術中です。
写真は、日蝕も終わった7月25日、12時ごろの太陽の角度を示しています。
本州のたとえば東海海岸あたりではありえないほど、太陽が高い!
僕がよく行く伊良湖では、少しの薄雲でもかかると、もう流木は焦げません。
しかし奄美ではこの季節、薄い雲なら太陽光は突き抜けて、流木を焦がすにたる力があります。
おかげで、奄美滞在中は、大島で23本、加計呂麻島で1本、焦がせました。
なおこの写真も田中ちひろロイヤル天文同好会会長の撮影です。
(長いので今後は「会長」といたします)
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バカか芸術か

2009-08-05 10:02:08 | 奄美
小生であります。
奄美では、こんなこともやっていました。
(撮影は同行の田中ちひろロイヤル天文同好会会長です。)
虫メガネで太陽光を集めて、拾った流木を焦がしております。
何でこんなことをしているのでしょう?
バカといえばバカです。
芸術といえば芸術です。
小生は芸術といっております。
もしも(ああバカだ、おお芸術だを問わず)興味をもたれたシュショウなしとがいたら、
小生のウェブサイトをご覧ください。
このような行いについて、多くの写真とともに論じております。
こちら→郷津晴彦のウェブサイト
(同じウィンドウで開きます)
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奄美大島の皆既日蝕

2009-08-02 13:58:45 | 奄美
さて7月22日の皆既日蝕です。
月に隠れた太陽そのものは雲をすかしてかすかに見えた程度でしたが、
(それがたとえ99%であっても)部分蝕と皆既蝕が別次元であることは、よくわかりました。
テレビや写真で見る、ダイヤモンドリングやコロナなどは、皆既日蝕の一部であって、
あたりが暗くなり、低い空は茜色に染まり、肌寒く、人も動物もさわぎだす、(晴れていれば星も見えるそうです)、
そういったすべてを含んだ、まるごと全体の、ただならぬ気配、そうしてそこに自分がいあわせる不思議、
それが皆既日蝕なんだ、と実感したのでした。
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