高橋フィデルさんの「イベント運営完全マニュアル」を読みました。世界的なイベンターである著者の書かれている本ですので、読んでいるだけで、ドキドキワクワク。ちょっと騒動があり、自身の中でもちょっと盛り下がり気味だった東京オリンピックも、俄然楽しみになりました。
イベント運営完全マニュアル | |
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飯塚書店 |
私自身、イベント運営と縁の深い人生を歩んでおり、多少なりともイベント運営のスキルがあったために、出会いの幅も広がりました。イベントがあったからこそ、癒し業界の方以外にも出会えたのだとおもう。
イベントのスキルはどこでも身につけたかというと、独学。かつて、癒されモールという癒し催事をやっていたときに学びました。
そのときは七転八倒しつつも、イベント関連の本を読もうという発想はもたなかったのですが、イベント系の本、けっこう出版されているのですね。
本職のイベンターさんがちょこちょこと本を貸してくださることもあり、イベント系の本を読むようになりました。ありがたい話です。そして、どのジャンルにもいえることですが、プロほど本を読んでいます。(わ、わたしだってプロですからねっっと言いたいところですが、やはりそうはいっても本職ではありません。)
さてさて、高橋フィデルさんの「イベント運営完全マニュアル」。
読んでいると、ところどころまだらだったイベントについての知識が整理されていきます。当時の疑問点が解消していくと同時に、当時の自分を思い出させてくれる本。もちろん私が運営していたのは、高橋さんに比べるとずっと小規模でしたが、それでも勉強になるところは、多々あります。
イベントとは場を作るのは参加者であり、私はいかに黒子(クロコ)に徹するかだとおもっておりました。と同時に、主催はそれなりにリスクがあるのですよね。ですので、興行中止保険など、私にはとても興味深いものでした。
癒されモールの初回は2007年10月14日。もうすぐ8周年、そして私が癒されモールをやめてから、3年あまりです。
やめた当初はイベントに近づく気はありませんでしたが、イベントを運営させてもらう経験を楽しんでいたり、イベントの本を楽しく読んだり、うーんだいぶ私も、またやる気になってきているのかもとおもいます。
正直なところ、私は癒されモールをやめるタイミングが少し遅かったとおもいます。だからこそ、その後、少し離れる時期が必要になりました。私とイベントについては金銭的というより主にメンタル的ですが、株と少し似ていますね。・・・欲の皮を張らずに離れるときも必要であり、離れないと傷が深くなるぞ、とそんな感じです。
とはいえ5年間にわたって継続できたという経験もまた大きいものであり、その当時もその後も、だからこそ得られたものいっぱいあります。
癒されモールのことについて書くたびに、「まだそんなこと言っているのか」「たいしたことでないのに、ずいぶん長年考えてるのね」と突っ込みを入れる自分がおります。けれども、うーん本当、なんというかゼロから始めたことで、他にあまり経験ないから、私にとっては大きなこと。そして、振り返ればやはり財産だとおもう。
そんないまです。
◆臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。
◆エネルギーサロン・タンタン
~身体の健康と無意識のパワーへ Have a Beautiful Day~