ここ数週間取り組んできた柿の木を根っこから抜いて倒すこと。ついに立っていた柿の木が倒れました。
根っこのかけらは土の中に多少は残っておりますが、一応ある程度掘りました。そして本日、倒れた。お酒をかけて頭を下げました。おつかれさまでした、ありがとう、そしてごめんなさい。
もうこのままゴールは来ないんじゃないか、どこかの段階であきらめるかもしれないとおもいつつも、それでも少しずつ取り組んでまいりました。
と昨日、押してみたら木が揺れた。いける!!とおもいました。いやあぁ~、続ければなんとかなるもんですね。
先だって、NHKオンデマンドでドラマ『絆~走れ奇跡の子馬~』を視聴しました。二晩連続で放映された番組で、福島県南相馬市で開催されている祭典「相馬野馬追」を舞台としています。役所広司さんふんする主人公が、震災で息子が守った子馬を育成するために孤軍奮闘。詳しくは、『絆~走れ奇跡の子馬~』のウェブサイトをご参照いただくか、あるいはチャンスがある方は、ぜひごらんください。
もうぅ、ねぇー、あたしは大泣きしておりましたよ。
役所さんが子馬を育成してくれる牧場を探したり、牧場にするための土地を手に入れようとしたり。さらには土地を獲得することも無理だとわかると、震災でぼろぼろになった(このあたりの背景が、あたしの知識不足でよくわからなかったのですが、土が成分的にダメになってしまったようです)土地を開墾する。
仲間たちはそんなのは無理だとおもっている。けれども、毎日ただひたすらに一人でがんばる。頑張り続ける。はたからみたら、アホォ~~って感じだったかもしれません。
今回のあたしの根っこ掘り、それに似ている気がします。本当、何をそこまで、という感じ。あたしの場合は舞台の牧場のように差し迫った理由があるわけでも、震災の被害を受けたわけでも、さらには一日中作業していたわけでもないので重ねるのはずうずうしいのかもしれませんが、でもなんか似ている。
もっともこのドラマをみてあたしがおお泣きしていたいのは、植木の根っこを掘っている自分とドラマを重ねたのではなく、かつて猫を探していた自分を思い出していたからでした。だから、たぶん他の人は若干引き気味だったであろうシーンでも、あたしはずっと、「がんばれ」「そんなの折れるところじゃない」「なせばなる」とずっと声援でした。
猫を探していたときは、いままでの人生でダントツ一番がんばりました。
すごかった、足の指にマメができて血が出て靴が履けなくなって、でもサンダル覇いてがんばってた。そして会う人会う人に声かけつづけ、頭下げつづけ。そして多くの方の優しさを知りました。どうもありがとうございました。
あの半分の頑張りをできればなとおもいますが、あまり頑張るの得意ではないので、でも本気出してまいりますわよん~~。
あ~、ダメだ、ブログ書いていたら、また涙と鼻水が出てまいりました。
柿の木、倒れました。どうもありがとうございました。おそらく親戚が引き取ってくださるとおもいます。いつも助けられています。
そして、あたしもよくがんばった。木の根っこがなくなったら、穴埋めがんばりま~す。
それではみなさまおやすみなさいませ☆
◆臼村さおり twitter @saori_u
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