韓国旅行から帰国するさい、ソウル空港の書店で買った「日韓・韓日小辞典」が、思いのほか使いやすい。ポケット版で語彙数は1万語程度だが、テレビのある部屋に置いている。韓国ドラマを見ていて、しばしば繰り返される言葉を引いては「なるほど」と合点する。初心者を意識した編集だ。辞書の帯に「日本人向き」とうたい、カナも漢字も使われている。
本来なら旅行前に用意すべきだが、急きょの旅行で、そんな時間がなかった。そして帰り際、待合ロビーのスターバックスの隣に偶然、書店を見つけた。現地で買えば値段は5割は安いはず。パラパラッとめくって、定価に目をやる。1万ウォン。日本円だと800円弱。韓国の慣例なのだろうか、辞書の目立たぬ個所にレジで「購入日付印」が押されていた。
人によっては外国語を半年ぐらいでマスターするという。若者の話である。高齢の身なら、そうも行かない。ただ、「趣味」でやる分には、焦って急ぐこともない。辞書は語彙数の多い方がベターだが、好きになり、愛着をもってつき合えることが何より大切ではないだろうか。
≪韓国旅行の文化遺産巡りは、正味3日間のツアーでした。遅くなりましたが都合で3月7日付のブログに一括して載せました≫
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