久喜市長 田中 暄二(たなか けんじ) ~久喜市の発展のために~

職員一丸となって日々公務に励んでいます。

日々の公務や生活を通じ、感じたり考えたりしたことを発信していきます。

平成30年1月の職員向け朝の挨拶

2018年02月02日 | 朝の挨拶
※ 私が庁内放送で月1回、本庁舎、菖蒲総合支所、栗橋総合支所、鷲宮総合支所において、久喜市職員に向けて話したものを掲載します。
 1月にお話しをしたものです。


 職員の皆さん、おはようございます。

 寒さが一段と身にしみる頃となりました。健康に十分留意して職務にあたっていただきたいと思います。

 今朝は、本市の小・中学校の教育についてお話をいたします。

 学習指導要領が10年ぶりに改訂され、小学校では32年度、中学校では33年度から新たな教育が展開されます。

 久喜市では、子どもたちの現状と未来を見据え、他の市町村に先立ち、平成30年度から先進的に取り組む教育があります。その取組について3点ほどお話しいたします。

 1つ目は小学校における英語授業の実施です。
 小学校3年生から「聞くこと」「話すこと」を取り入れ、英語に慣れ親しみ、学習への意欲を高めた上で、5年生から段階的に「読むこと」「書くこと」を加えた活動を系統的に行います。
 また、中学校では、授業をすべて英語で行うオールイングリッシュの授業を基本とし、英語で伝え合う対話的な言語活動を重視し、英語で多様な人々とコミュニケーションが取れる基礎的な力を育てていきます。

 2つ目は、プログラミング教育です。
 人工知能「AI」の急激な進化の中、子どもたちが将来どのような職業に就くとしても、プログラミング技能や解決すべき課題に主体的に取り組む能力が必要となります。
 久喜市では平成30年度より、小学校段階からプログラミング教育を実施できるよう、ロボット教材やタブレットを整備し、新しい教育に対応できる準備を進めています。

 3つ目は、道徳教育の充実です。
 いじめへの対応、情報モラル等現代的な課題への対応に加え、積極的な社会参画、障がい者理解等に関する取組を充実させることが必要です。
 そこで、自分自身で考え、実際に行動していける力を育成するため、自己の生き方について課題をもたせたり、多様な視点をもたせたりするなど「考え、議論する」道徳の授業を行っています。

 私といたしましても、本市の宝である子どもたちの健やかな成長をしっかり応援してまいります。

 関係各課におかれましては、連携を一層強めながら久喜市の学校が成果を上げることができるよう、市全体で子どもたちの成長を支えていただくことを祈念し、朝のあいさつといたします。






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