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日本映画をやっつけろ

おもしろジャパンムービーの感想文と笑えない
エッセー。

龍馬伝

2010-03-10 10:44:11 | Weblog
福山雅治の坂本龍馬。

出来んの?って思って、みてない人もいるんじゃないかと思う。

断言しよう。

今現在、福山雅治は坂本龍馬です。

それは決してしっかりしたパーマをあててるからだけじゃない。


人は何の為に生まれてきてどこに行くのか?

生きているってなんだ?


一番大事な事は考える事をヤメない事。

だからこそ人は生きている意味がある。


攘夷を叫べば攘夷に流され

禁煙ブームだからとタバコ吸いを弾圧し

大日本帝国万歳と息子を戦地に送り出し

独身35歳のアニメオタクを生ゴミと断じるこの世界。

悲しいかな

自分もそんな『流されて生きる』側の人間。

差別されてもその価値観を否定出来ず

更に下の存在を求める。

普通を求め、普通でありたいと願う。

世間的に普通とされる価値観のなかで

上の方のポジションに行きたいと思う。


そんなのもはただの豚。


龍馬はサムライの美学より、自分が大事だと思うことを大事にする。

だから当然まわりの反発もある。

自分がなりたくてもなれない自分がそこにいるから。

でも同時に憧れてしまう。

自分がなりたくてもなれない自分になっている坂本龍馬という男に。



しかし、まわりの男は、まだ器の小さな野心ある若者には

その憧れを認められない。

彼が正しいと認めてしまえば

自分の存在を否定する事になるから。



龍馬と対する人間として

武市半平太と岩崎弥太郎という

『普通人』が登場する。


彼等も十分過ぎるほど偉人なんだけど

龍馬に比べればただの俗物。

このドラマではそうなってます。



龍馬の様に生きたいし、龍馬の様に男にも女にも愛されたいですなあ。



ああ、黒船で美少女しかいない観光だけで成り立っている島に行きたい。

そして桜庭ななみの家が経営している民宿に住み込みで働きたい。

そして『東京ってどんなところなの?』とか聞かれて、茨城在住のクセに『東京はこの島よりずっと空が狭いんだ』とか訳の分からない事をしゃべって、それでナナミンに憧れの目で見られたい!そしてそこの民宿からちょっと離れたところにあるバーの店主であるところの真木よう子に激しく見下されたい。なんなら挨拶するときオモイッキリ蹴飛ばされて『よう、無職』とか言われたい。でも本当は寂しがりやの彼女に前の旦那の話を聞いたあとしかるべきムードになって体を激しく重ね合わせたい!!
そして突然島を訪ねて来た昔の旦那と崖の上で決闘して勝ちたい!そして再び激しく体を重ね合わせたい!そんでもってナナミンは真木よう子とタナカの間に何かあった事に薄々気が付いてほしい。そして彼女が元気が無い事を人づてに聞いて彼女を慰めるも『お兄ちゃんはなにも分かってない!』と泣かれたい。でもタナカは鈍感だからそれに気付かずにポカンとしたい。それを見ていた真木よう子はナナミンがタナカの事を好きだと悟るが『アンタって本当にばぁかだねえ』と呆れられたい。


なんか久々ブログ書いたら

調子が出ないでスイマセン。


今度都内に引っ越します。

詳細は近いうちに。

←龍馬伝のオープニングはこんな風です。

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