以前にも紹介した二玄社の雑誌「助六」の最新号は男の着物の特集だ。
特集の冒頭がユナイテッドアローズの重松理氏のインタビューで、次が服部織物の服部一正氏のコーナー。
こりゃ男の着物の特集じゃなくて“男のきものを売りたい人”の特集なんじゃあないかと心配になる。
後半では具体的な着物の紹介となり少し安心したのだが、そのテーマが「男の着物は紺が基本」というもの。各専門店に紺色の着物を選んでもらっており、結構バラエティがあって面白いのだが・・・・
紺色の着物というのは、意外と難しい。
もちろん助六編集部もその辺は理解していての特集なのだが、それが今回の企画で成功しているかどうかは私もよくわからない。
男の着物は紺色が基本というのはおそらく正しい言い方である。いや、正しい言い方であったというべきか。
紺色の紬は男性の和服としては標準的なもので、古着屋や骨董市でもよく目にするものである。無難であるがゆえに、男性が和服を常用しなくなってからも、かろうじてかろうじて生き残ってきたのが紺色の着物ではないだろうか?
しかし紺というのは、背広でもそうであるように、真面目で落ち着いた印象がある一方でおしゃれに着るのはとても難しい。若い人はより子供っぽく、年配者は実際より年寄りくさく見えてしまうことも多いのだ。
だから、以前と違って最初の一着として紺色の着物をすすめる店というのは、自分の経験から言ってもむしろ少ない。
自分も紺色の着物はなかなか合わせるのが難しく、和次元滴やで買った長羽織を手に入れてから着られるようになったのだ。
雑誌にも登場している服部織物のブランド「龍言」の服部先生曰く、「紺の着物は上品でないと着こなせない」。
なるほど、私には似合わないわけだ(笑)
特集の冒頭がユナイテッドアローズの重松理氏のインタビューで、次が服部織物の服部一正氏のコーナー。
こりゃ男の着物の特集じゃなくて“男のきものを売りたい人”の特集なんじゃあないかと心配になる。
後半では具体的な着物の紹介となり少し安心したのだが、そのテーマが「男の着物は紺が基本」というもの。各専門店に紺色の着物を選んでもらっており、結構バラエティがあって面白いのだが・・・・
紺色の着物というのは、意外と難しい。
もちろん助六編集部もその辺は理解していての特集なのだが、それが今回の企画で成功しているかどうかは私もよくわからない。
男の着物は紺色が基本というのはおそらく正しい言い方である。いや、正しい言い方であったというべきか。
紺色の紬は男性の和服としては標準的なもので、古着屋や骨董市でもよく目にするものである。無難であるがゆえに、男性が和服を常用しなくなってからも、かろうじてかろうじて生き残ってきたのが紺色の着物ではないだろうか?
しかし紺というのは、背広でもそうであるように、真面目で落ち着いた印象がある一方でおしゃれに着るのはとても難しい。若い人はより子供っぽく、年配者は実際より年寄りくさく見えてしまうことも多いのだ。
だから、以前と違って最初の一着として紺色の着物をすすめる店というのは、自分の経験から言ってもむしろ少ない。
自分も紺色の着物はなかなか合わせるのが難しく、和次元滴やで買った長羽織を手に入れてから着られるようになったのだ。
雑誌にも登場している服部織物のブランド「龍言」の服部先生曰く、「紺の着物は上品でないと着こなせない」。
なるほど、私には似合わないわけだ(笑)
何でだろう?
もう少し的を絞ったほうがよいと思いました。
あと、紺の着物の特集では、生地の質感とかがもっとよくわかる写真にしないと違いがわからないと思いました。いまどきの写真なのかもしれませんが(「美しいキモノ」や「きものサロン」の写真って、質感とかが本当によく撮れてると思う。)
出てる人たちがちょっとかわいそうな気がしました。
「助六」のお話だったので、読ませていただきました。
確かに紺は、難しいですよね。
実際、写真で撮っても柄まで中々表現出来ないので大変です。
呉服屋さんで聞いた話ですが、なぜ男性の着物はショーウィンドウに置かないのかというと、女性モノと違って柄が無地に見えてしまうからだそうです。
今月の助六では、宇梶剛士さんの所が好きです。
確かに、これは!という写真はあまりなかったですね。それとワルっぽいものはどうして判で押したように髑髏柄なのかと・・・
>愛犬さくらさん
はじめまして。
確かに男ものは写真も実物も無地に見えちゃいますね。紺は特に写真での色の感じを出すのが難しいのかも。