本日の相場

　本日の日経平均株価は前日比278円高の13,783円。TOPIXは同28ポイント高の1,330ポイント。朝方は米国株式市場が続落したもののメリルリンチのサブプライムローンに絡む損失額が予想よりも低かったとのことで、先回りした買いが入り高く寄り付いた。後場は個人の追証に絡む強制決済（多分そう思う）により安く始まるも一過性の売りに過ぎなかった為、売り一巡後は大きく値を戻し引けた。

　今の市場はアメリカの金融業界の決算発表出尽くし後にどう動くかが焦点になっていて、今後は上昇すれば為替が極端な円高に振れない限り悪材料には反応薄となろう。
　つまりは売る大きな理由がとりあえず消えるということなので、今の株価を冷静に吟味すればそろそろ上がってもいいのではと思う。
　ただ、自分自身サブプライムローンは甘く認識していたので、お金の大きな流れはしばらく改善されないだろう（今の時代は世界規模で金の流通をみなければならない）という予測を念頭において警戒しながらのトレードを心掛けなければならない。