新多摩138  (多摩川の源流をめざす会)

多摩川の河口から、笠取山にある源流の”水干”まで、138kmを歩いた記録が、ここにあります。

残暑お見舞い申し上げます!

2005年08月28日 20時59分24秒 | Weblog
ブログが見やすくなりましたね!

「多摩川の源流をめざす会」は今後どうなるのでしょうか?
9月3日は奮って参加下さい。
会場の都合も有りますので、出欠をコメントしてください。
よろしくお願いします。 
  
     ☆☆☆まっさん☆☆☆

近況報告

2005年08月13日 17時57分51秒 | Weblog
ロッキー@四谷山楽会です。

四谷山楽会のまたまたトホホな近況をご報告。
今年の山楽会のメインプランは、白馬三山から不帰の
嶮を越えて唐松岳に至る縦走コース。11日の早朝?2
時に出発。
さすがに渋滞も無く予定より1時間近く早く、登山口
の猿倉に到着。タクシードライバーから昨日の荒天の
話を聞き、明日明後日の天気予報の悪さも加えて、前
途を危ぶんでいました。天気が悪ければ、縦走は諦め、
三山だけで下山を覚悟して、それでもひょっとして神
様の気まぐれを期待して、白馬尻に向かいました。
1時間ほどして、可憐な花を2枚カメラに収めたころ、
白馬尻到着。そしてその事故を聞きました。
大雪渓で大規模崩落があり、入山禁止だと言っていま
す。見上げると雪渓の中腹あたりに引っかき傷のよう
な跡が見え、何人もの登山者が取り巻いています。
ひょっとしたらあそこが現場かと思いました。
どうしよう。しばらく思案し、もう一つのルートであ
る鑓温泉のコースで白馬三山だけは登ってみようかと
決めかけていたとき、コマクサさんの会社の人で、
我々が「かちょう」さんと呼ぶ山楽会のアドバイザー
(と勝手に思っている)が下山してきました。
実は、かちょうは前々日から入山し、山頂で合流し難
所の不帰の嶮を一緒に越えようという計画だったのです。
そのかちょうが昨日の天気の酷さ(テント泊の予定を小
屋泊まりにしたそうです)と今後も回復が見込めないこ
とから、山行を諦め、下山してきたのです。
そしてかちょうが雪渓に入り込んだその瞬間に崩落が起
こりました。大音響とともに杓子岳方向が崩れてきました。
かちょうとその婦人は、岩陰に身を隠すことが精一杯だった
そうです。
かちょうのザックに崩れた岩がぶつかり、そのショックで
眼鏡が吹き飛んでしまったそうです。婦人は足首に切り傷
がありました。
そして、かちょうの後ろを歩いていた人が2人土砂にまか
れて落ちて行ったのが見えたそうです。その方たちが多分
今回犠牲となった人だと思います。(13日現在の報道で
は、まだ1人の方が行方不明です)
我々にその様子を話すかちょうの頭とザックは砂埃にまみ
れ、手は僅かに震えていました。
山のベテランのかちょうでも何もできず、ただ身を隠して
いたようです。そして我々に天気も酷いので下山を勧めま
した。
楽しみにしていた白馬でしたが、山は逃げません。またの
機会を楽しみにすることで諦めることとしました。
7月の笠取山といい、これで2回目です。2度あることは
3度あるのでしょうか?
ちなみに今回の山行は、八方の温泉旅館に一泊する「温泉
旅行」に様変わりしました。

Aグループ報告(その2) 7月24日合流編  [コ-スリ-ダ-]

2005年08月07日 19時15分25秒 | Weblog

★笠取小屋宿泊<参加メンバー9名>★
圭さん・ワタさん・黒うさぎ・りんご・れもん
まっさん・たんぽぽ・ペコちゃん・ガルテン親父
[ 笠取小屋→笠取山→水干→笠取小屋→作場平→大菩薩の湯 ]

 AM5:00 突然、誰かの目覚まし時計が叫び始め、起床となって
しまった。ドア越しの蒔ストーブは、ほんのり部屋を暖めていた。
たんぽぽさんの珈琲を分けて貰い、皆で寝起きのモーニングカフェ
をすすった。 
外はガスっていたが、悪天候の予兆は無いので安心した。
 予定より早い6:45頃、朝食、こんなに早い、朝ご飯は久し振り
だったがとても美味しく食べられた。

 AM8:00 出発 最年長の”ワタさん”は、大事をとって山頂
アプローチはご自分から辞退。
BCコースの連絡と留守番をお願いした。
(この時点では、他のコースとの連絡がとれず、状況が不明)
10人パーティが出発の時に、管理人より最新情報を聞かされた。
国道411号が土砂崩れで通行不能、丹波山方面は十分気を付ける
ようにとの忠告であった。
 この時点で初めて Bコースは来れない事を悟った。
※ 10名のパーティは、一休坂を下山して一之瀬集落そして
  丹波山村まで歩く予定であった。

AM8:40頃 待望の無線連絡がCコース隊と繋がった。
場所はヤブ沢峠まで間近の地点。
こちらは、頂上へ急登中であった。
 山頂第2ピークへの登頂は、9:10  
私達を待ってたかのように晴れ間が出来、展望が開けた。
時折トランシーバで交信しながら、水干での合流を10:30頃との
打合せを行った。
 AM9:50 笠取山山頂(1953㍍)到着。 
水干には 10:20到着。 Cコース隊の到着を今や遅しと、
待ち続けること15分。
無線が十分通じていたので、状況と距離が刻々と伝わって来た。

 AM10:35 ついに再会と感激の一瞬が訪れ、目標達成に
         涙・泪の場面もあった。

 笠取小屋に戻り、昼食後、 12:45 下山開始。
 Cコース隊は、元のヤブ沢峠経由を下山。
 私達は、一休坂尾根を下山。

 14:11 作場平登山口  そして塩山経由にて帰路を確認
 16:30 「大菩薩の湯」にて 疲れを癒やして解散

[ 写真集はこちらから ]   [ ビデオのページ ]

Cグループ報告-2(buna)

2005年08月01日 22時40分21秒 | Weblog
山行記録です。
「Cコース写真集」は、先に提出してあった写真をガルテン親父が編集してくださいました。

実施日   : 平成17年7月23日(土曜日)~24日(日曜日)
天 気    : 曇りときどき晴、一時雨 
集合場所 : 7月23日 (~18:00 一の瀬・民宿「石楠花」)
解散場所 : 7月24日 16:30 塩山市営「大菩薩の湯」
参加者   : ガラス屋、Kyoko、よし、あんず、buna、ミキ   6名
行程リーダー : ガラス屋
行 程    : 7月23日 15:00 丹波山温泉「のめこい湯」に到着
  
※集合場所は一の瀬・民宿「石楠花」だったが、期せずしてここで合流。
※16:35 いつもの2階休憩室で団欒中に地震発生。

         16:45 「のめこい湯」 出発
         17:20 「石楠花」 到着

※17:10頃、対岸の山腹崩落現場を横目に見ながら一の瀬林道に
 入る。その後再度の崩落があり、通って来たばかりの国道が
 土砂・大木によって寸断された。

         18:00 夕食  21:00 消灯

※山菜の天ぷら、山女の塩焼き付特別食で満腹。 早めの就寝。

 7月24日   6:00 朝食  
          6:50 「石楠花」 出発
          7:10 作場平登山口 出発 →
          7:50 一休坂分岐 →8:05ヤブ沢 →
          9:00 ヤブ沢峠 →
          9:30 笠取小屋 到着

※9:15 Bグループリーダーの富士山から、崩落のため、のめこい湯
で立ち往生との連絡が入る。

          9:50 笠取小屋出発 →10:10分水嶺 →
         10:35 水干 到着 →10:50水場 →
         11:30 笠取小屋 到着  ※昼食
         12:45 笠取小屋 出発 →
         13:00 ヤブ沢峠 →13:30ヤブ沢 →
         13:45 一休坂分岐 →
         14:10 作場平登山口 到着

※A、Cグループ一緒に塩山経由で帰宅することにした。
途中塩山市交流保養センター「大菩薩の湯」に立ち寄り、入浴・休憩
とともに 情報交換。

         16:30 「大菩薩の湯」で解散

[ Cコース写真集 ]

Cグループ報告(ガラス屋)

2005年08月01日 17時15分06秒 | Weblog
Cグループの山行記録は写真共にbunaさんにお願いします。

Bグループ・沢登が残っていますが目標の多摩川138km遡行し「全員、無事故で水干に到る」が見えてきました。嬉しい限りです。

私が苦労した内の1つがCグループ(自称弱者グループ)を水干迄如何にしてつれて行くかでした。
Cグループの女性メンバーは全員水干到達を心から渇望しているのに、自分の体力に自信を持てないため、何時も途中棄権ばかり考えています。
私がメンバーの歩行状態を観察していた結果から、作場~水干の行程計画を上手にアレンジし、メンバーの登山に対する心理的なプレッシャーをやわらげる事が出来れば、水干行は可能だと判断しました。

今後初心者同伴の山行を計画される方の参考にして頂きたく以下に記します

事前にやった事は登山ストック・登山靴を準備し山に立ち向かう気構えを持って頂くと同時に楽な登山計画を作成し、理解しヒョットしたら自分も登れるかな?と言う気持ちを持って頂く(希望に火をつける)事でした。

登山中の配慮
1.登山前夜の充分な休息:スタート点近くに民宿を手配し、充分な睡眠時間を確保
2.早朝スタート:山の鉄則早立ちで涼しいうちに距離を稼ぐ(当日は終日曇天ラッキー)
3.歩行速度:通常の2/3程度のユックリペース(特に歩き始めはスローペースで)
4.歩行時間:疲労感が出ないうちに休憩、誰かに疲れた様子が見えたら即休憩(30分 
  に5分、急坂では数分に2分位)、疲労を溜め込まない
5.我慢禁物:暑い・喉が渇いたの声が出たら即ストップ、我慢が重なると疲労感が出る
6.歩行姿勢:顔を上げて良い景色を見ながら、出きるだけお喋りをしながら歩く。(
  路面だけ見ながら歩くと、後何分で休憩?しか考えなくなる)
7.帰路コース:往路と同じコースを帰路に取ると疲労後でも、嘘の様に楽に歩ける。

結果
Cグループ全員が三川分水嶺到達で俄然元気が出、水干に到達すると達成感・喜びが自分の力に対する自信に変わり、歩調が軽快になる。
帰路では歩行速度・休憩の取り方もAグループと差が無くなり、途中でメンバーから「前に、追いついてしまいましょうか!」の声が掛かり大笑いしました。
因みに下山タイムはAグループと同程度で作場に帰着した。

我ながら上手く行ったと悦に入っています。(ガラス屋)