町内には 歩道橋があります。
初めて 会社に来るお客さんや
遊びに来ようとする友人には
「歩道橋のある町内だから」
と 必ずかあちゃんは伝えます。
この歩道橋の名前は
日新歩道橋。
この歩道橋を渡って、かあちゃんは 小学校に通っていました
あるんですもの。
この歩道橋も もうボロボロ。
階段部分に 雨や雪を除けるフードが
付いていますが、かあちゃんが
毎日 通学していた頃は
このフードもなく この階段部分に
冬になると 雪が積もって
あっという間に坂道に
その雪の道で 友達とミニスキー
(プラスチック製の長靴に付けて滑る
簡易な40cm位の長さのスキー)で遊んだっけ
今 考えてみると この急な坂を滑ったんだから とんでもなく危険な遊びかも
「車にひかれないぞ~~~」なんて言いながら
向こうまで走ったり
何人かでこの歩道橋の上でジャンプをして
歩道橋がかすかに揺れるのを楽しみもしました
この歩道橋から見る
景色もなんだか嬉しくって
今では、この歩道橋は
我が家の子供達と
そのお友達の
鬼ごっこやかくれんぼの
外せないアイテム
でも、かあちゃんの通っていた
小学校も 遠い昔に廃校になり この歩道橋を使っている人も激減
意味のなくなった 歩道橋は 上り下りに不便となり
とうとう 取り壊さされる事になったそうです
歩道橋の後は、信号機が付き 便利になり 嬉しい反面
かあちゃんの 小さな頃からの 友人が 一人いなくなるようで・・・
ちょっと寂しくも思います