goo blog サービス終了のお知らせ 

べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

なつかしい挿絵(さしえ)とまた出会う|熊本県立美術館へようこそ!

2009年08月17日 | 社会
 「世界史の授業」ブログで知った、「西洋版画大集合!」展をみてきました。熊本城内にある熊本県立美術館です。子供が自転車で来館するぐらい、気軽な美術館です。この地下にある装飾古墳室の無料展示もいいんですよ。諸星大二郎ファンはみてください。本物のチブサン古墳は「封印」されていますから。

 デューラーの「メレンコリア」なつかしー!小学生のとき、数学パズルの本でみたことあるよ!当時は誰の作品かも知らなかったので、思いがけない再会です。魔方陣パズルが描かれてるんですよ。写真右上です。ルネサンス期(1500年ごろ)の作品ですから、自然科学への関心がこんなところにも表れているのですね。

 西洋版画は、1450年ごろの活版印刷の発明から出版物の挿絵(さしえ)としてひろまったらしく、1800年ごろまでは白黒の「写真」のようですね。ジャック・カロの「戦争の悲惨と不幸」は、当時の人たちも人間の怖さにドキドキしながら見ていたんじゃないかと思います。鎧(よろい)の装飾の技術から発達した銅版画は、小さいサイズなのに細かく強いです。レンブラントメリヨンの実物はインパクトありますよ。熊本の作家として展示されていた浜田知明は「初年兵哀歌」の作者だったのですね。(塾長)

 8月30日(日)まで 高校生以下無料

 熊本県立美術館 9:30‐16:45 月曜休館 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。