全国学力テストは今回から抽出方式にかわり、学校ごとの比較はありません。また県別の結果は公表はされるものの、比較は難しくなります。
また、熊本県では平成14年から小学生向けの「ゆうチャレンジ」と中学生向けの「まいチャレンジ」という独自の評価テストを作成しています。これは、考え方・関心・意欲や思考・判断力・表現力を客観的に判断するための評価問題で、途中の考え方を書かせたり図を書いて説明させたり自分で問題を作成させたり、と応用力が必要な問題です。
「ゆうチャレンジ」は郡部ではほとんどの小学校で実施されていますが、熊本市内ではまちまちで全校実施ではありません。主に、学校単位の授業の改善や生徒個人の変化を見るために利用されています。
いずれも、ご家庭で活用するのはやや難しいテストです。もし、お家に練習問題を持ちかえってきたら「いっしょに考え試してみる」ことは有効だと思います。知識を問うテストではないので、説明ができていれば知識としては間違っていても得点できるからです。知識を問うテストについてはこちら。
「ゆうチャレンジ」が実施されるようになってから、わからないからと解答を空欄にする生徒はずいぶん減ったように思います。(塾長)
くまにちコムより 2010/07/31
>県内「全体的に改善」 全国学力テスト結果
文部科学省が30日に公表した全国学力テスト結果で、熊本県内で抽出対象となった公立小中学校の児童生徒の平均正答率は、小中学生ともに全国平均を上回るか同じだった。
小6は、主に知識を問う「国語A」で83・6%、「算数A」75・4%。活用力をみる「国語B」78・2%、「算数B」49・3%。算数Bが全国平均と同じだったほかは上回った。ただ、国語Bのあらすじを書き出す問題や、算数Bの立体図形と平面図形から長方形の大きさを考える問題などで平均より低かった。
中3の正答率は「国語A」75・5%、「国語B」67・2%、「数学A」65・5%、「数学B」45・1%。いずれも全国平均を上回り、活用のB問題は2ポイント近く高かった。
今回のテストは、児童生徒の全員参加方式から約3割の抽出に変更して実施。県内は、小学校が全体の26・2%の107校、中学校は44・5%の81校が抽出対象となった。
県教委義務教育課は「前年と単純比較はできないが、小学校の算数Bが全国平均に追いつくなど全体的に改善がみられる」と分析。「全国学力テストや県独自の学力調査『ゆうチャレンジ』を受けて、学校現場が授業改善を進めた成果と考えたい」と話している。(ここまで引用)
また、熊本県では平成14年から小学生向けの「ゆうチャレンジ」と中学生向けの「まいチャレンジ」という独自の評価テストを作成しています。これは、考え方・関心・意欲や思考・判断力・表現力を客観的に判断するための評価問題で、途中の考え方を書かせたり図を書いて説明させたり自分で問題を作成させたり、と応用力が必要な問題です。
「ゆうチャレンジ」は郡部ではほとんどの小学校で実施されていますが、熊本市内ではまちまちで全校実施ではありません。主に、学校単位の授業の改善や生徒個人の変化を見るために利用されています。
いずれも、ご家庭で活用するのはやや難しいテストです。もし、お家に練習問題を持ちかえってきたら「いっしょに考え試してみる」ことは有効だと思います。知識を問うテストではないので、説明ができていれば知識としては間違っていても得点できるからです。知識を問うテストについてはこちら。
「ゆうチャレンジ」が実施されるようになってから、わからないからと解答を空欄にする生徒はずいぶん減ったように思います。(塾長)
くまにちコムより 2010/07/31
>県内「全体的に改善」 全国学力テスト結果
文部科学省が30日に公表した全国学力テスト結果で、熊本県内で抽出対象となった公立小中学校の児童生徒の平均正答率は、小中学生ともに全国平均を上回るか同じだった。
小6は、主に知識を問う「国語A」で83・6%、「算数A」75・4%。活用力をみる「国語B」78・2%、「算数B」49・3%。算数Bが全国平均と同じだったほかは上回った。ただ、国語Bのあらすじを書き出す問題や、算数Bの立体図形と平面図形から長方形の大きさを考える問題などで平均より低かった。
中3の正答率は「国語A」75・5%、「国語B」67・2%、「数学A」65・5%、「数学B」45・1%。いずれも全国平均を上回り、活用のB問題は2ポイント近く高かった。
今回のテストは、児童生徒の全員参加方式から約3割の抽出に変更して実施。県内は、小学校が全体の26・2%の107校、中学校は44・5%の81校が抽出対象となった。
県教委義務教育課は「前年と単純比較はできないが、小学校の算数Bが全国平均に追いつくなど全体的に改善がみられる」と分析。「全国学力テストや県独自の学力調査『ゆうチャレンジ』を受けて、学校現場が授業改善を進めた成果と考えたい」と話している。(ここまで引用)