えつこのマンマダイアリー

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永年勤続ご褒美海外旅行(19) ~シェイクスピア縁の地~

2008年11月13日 | 旅行
 「永年勤続ご褒美海外旅行」シリーズの前半記事から少し間が空いてしまいましたが、後半記事を再開します。
 19回目は、シェイクスピアの故郷の町として有名なストラトフォード・アポン・エイヴォン(Stratford-upon-Avon)をご紹介します。(★この記事は現地時間での6月9日のことです。★画像をクリックすると、大きい画像や別の画像が見られます。)
 なお、ストラトフォード・アポン・エイヴォンの地図は宇藤カザン氏のHP「コッツウォルズ地方の地図」をご参照ください。

 ストラトフォード・アポン・エイヴォンはその前に訪れたチッピング・カムデン(Chipping Campden)から北へ2時間ほど車で移動したところにあります。イギリス旅行の後半はイングランド北部にある湖水地方へ移動するので、中継地として1泊する観光地を探したところ、ここに行き当たったというわけです。エイヴォン川のほとりに開けた文化と歴史の町です。

    
 コッツウォルズ地方(Cotswolds)に近いのでコッツウォルズの町として分類される場合もあるようですが、雰囲気はコッツウォルズとは明らかに違います。コッツウォルズ地方で見られたハチミツ色のライムストーンの建物が、ここでは見られません。

         
     代わりに見られる建物↑↓はチューダー様式???
    

       
 (左)シェイクスピアの生家 裏画像で思い出しましたが、シェイクスピアの生没年を「人殺しいろいろ」と覚えたのは私だけではないでしょう!?
 (右)生家に隣接するシェイクスピアセンター シェイクスピアの生涯に関する展示が見られます。 

    
(左)左端&裏画像の建物がタウンホール。

    
 (左)シェイクスピアの孫娘夫婦の家 (右)この家の庭園にシェイクスピアが引退後過ごした家「ニュー・プレイス」がありましたが、現在は土台しか残されていず、ノットガーデン(Knott Garden)になっています。
 ノットガーデンとは、ノット(結び目)を幾何学的にデザインしたツゲの垣根の中に花やハーブが植えられた、イギリス伝統のガーデン様式で、エリザベス一世の時代から作られるようになりました。詳しくはこちらをご覧ください。

 えっと、ここでまたまたカメラにハプニングが!? それについては後日載せる別記事を読んでくださいね。

              
 (左)町の中にあるシェイクスピアドラマの登場人物をモチーフにしたモニュメント

           

       
 店にはシェイクスピアにちなんだ土産物や本がたくさん!

              
 ゆったりと流れるエイヴォン川。「ナローボート」によるリバークルーズを楽しむことができます。
 
 イギリスの運河は産業革命時代に石炭の輸送のために発達、総距離は約3000kmとか。「ナローボート」とは運河での石炭運搬船として生まれたもので、その名のとおり2m余の幅しかありません。長さは5~25mと幅があるようです。
 鉄道が発達して運河が本来の目的を失ってからは、もっぱらレジャーとして利用されています。時速3マイルなので、簡単な講習を受ければ免許不要で運転できます。キャンピングカーのごとく装備されており、イギリス人は何日もかけてクルーズを楽しむようです。

    
 (左)運河のロック(Lock:水門) 運河同士の高低差がある場合が少なくなく、高さの違う運河間を航行するために水門があります。ロック・キー(Lock key)を使って堰き止められている水門を開閉し、水位を変えて進行します。
 (右)運河の横には側道がついています。

 タイミングよく、家族連れのナローボートが水門を通過する光景に出くわしました。
     
 (左)お母さんとお嬢さんが側道に上がって水門を操作、お父さんが船を操作しています。 
 (中央)反対側から写した画像。進行方向の水路の水位が高いので、手前の水路の水位を上げています。ボートがだんだん高くなってきました。
 (右)水位が同じになりました。
  
 (左)水門を通過して次の水路に移動。貯めた水を抜いて作業終了。
 (右)♪行ってらっしゃい!

 自分ではボートに乗ることはできませんでしたが、貴重な光景が見られてよかったです!

 え~、実際にはエイヴォン川のほとりをゆっくり散策したのですが、カメラトラブルにより画像はなし......とほほ。
 但し、後半の旅@湖水地方からヒースローに戻るときに再びこの地を訪れましたので、この町についてはまた別途(このペースで行くといつになることやら? ひょっとして年を越す?)特集します。


 次回はストラトフォード・アポン・エイヴォンで泊まったホテルとこぼれ話をご紹介します。


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2 コメント

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美しい街ですね (よっしー)
2008-11-15 09:40:54
日本で言えば倉敷?小樽?違うなあ。
「美しさ」「静かさ」「透明感」などなどやはり
日本にはない様な感じを受けました。
この様な場所に行かれるのも旦那さんの優しさや
事前の調査などの結果なんでしょうね?
私も一緒に行く人のために那覇についてもっと事前
調査をしておこうと思いました。

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よっしーさんへ:随分前のコメントにお返事を... (takuetsu@管理人)
2009-02-07 20:10:32
旅行記事を書いていて、このコメントにお返事を入れていなかったことに気づきました。今頃お返事してごめんなさい。

>この様な場所に行かれるのも旦那さんの優しさや
事前の調査などの結果なんでしょうね?

とおっしゃってくださいましたが、この旅行の冒頭記事に書いたように、今回のイギリス旅行の段取りは航空券以外は私がしているんです~
2008年の前半は忙しく、なかなか旅行準備が進まず...半月前になって大体のルートを決め、ホテルを調べ、ネットで予約...かなり行き当たりばったりの旅行でした。レンタカーを利用しての個人旅行なので、それで大丈夫だったのですけどね。
夫が段取りしていたら、もっと緻密な旅行になっていたのでは?と思います。

限りなくO型に近いA型の管理人でした。

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