えつこのマンマダイアリー

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初冬の街2022 ~埼玉行田 花手水で彩られる街~

2022年12月05日 | 里山・風景

(↑「行田八幡神社」にて撮影)

 先月末日、埼玉県行田市を訪れ、街中を彩る花手水(はなちょうず)巡りをしてきました。行田市は月の半分の期間に「花手水week」という取組みを行っており、神社・商店・民家の軒先に置かれた手水鉢に花を浮かべ、訪れた人々をもてなしています。ライトアップイベントも開かれているそうです。
 くだんのサイトによると、この取組みは、コロナ禍の自粛生活が続く中、「参拝に訪れる方々に癒しを提供したい」という思いから「行田八幡神社」で始まり、それが市内の商店など他の施設に広がったのだそうで、現在は50ヶ所以上で行われています(こちらの散策マップをご参照ください)。

 今年は毎月前半が花手水weekでしたが、11月は後半でした。11日にNHKで紹介されたのを見て以来、私は訪れる機会をうかがっており、最終日に滑り込んで巡ってきた次第です(^^)v 生憎の曇天でしたが、数多くの画像を撮ってきました。
 コラージュ画像で紹介します。
 (★これより下の画像をクリックすると大きな画像が見られます。★リンクに別画像がある場合は、マウスオンするとその旨が表示されますが、ブラウザによっては読み込めない場合がありますm(__)m)★撮影日は2022年11月30日です。)

 

 

 

 まずは、巡った中でのメイン会場だった施設以外の花手水を、2枚の画像に分けて巡った順に並べてみます。


  


 圧巻でしょう? 翌日から12月バージョンに入れ替えるため、鉢を空けている施設もあったので、本来はもっとあるはず…。
 できれば施設名を記したかったのですが、ちょっと多過ぎて…(^^;&m(__)m


 いろいろなモチーフがあしらわれているものの一部を集めてみました。浮き球や柚子やキャラクターグッズや…。
 中央のは理髪店「パリーシャン」さんによるもの。ガラス窓越しに挨拶したら店主さんが出てきてくださり、ちょこっとおしゃべり。手水鉢の背景にあるのは、サッカー日本代表歴代メンバーのカードを並べたもので、サッカーファンの彼がポテチの景品を集めたのだそうで…w(☆o◎)w 若い頃に東京の青山に住んでいたことがあるとかで、話がはずみました(^^)v

 

 メイン会場の一つだった「忍城址・行田市郷土博物館」

 くだんのサイトやWikipediaによると、「忍城(おしじょう)は室町時代に築城され、豊臣秀吉の関東平定の際には、石田三成の水攻めにも耐えたことから、「浮き城」「亀城」の別名があります。「関東7名城」「続日本100名城」のひとつにもなっています。
 「忍城御三階櫓」(↑上段左端)は、「明治時代に取り壊されたものを昭和63年に再建したもので、内部は郷土博物館の展示室の一部となっていて、最上階からは市内が一望できます」だそうです。

 

 もう一つのメイン会場だった「行田八幡神社」

 くだんのサイトからご利益を引用します:
・行田八幡神社は封じの宮と称され、秘法として伝承される癌等の病を封じる「癌封じ」をはじめ、「ぼけ封じ」、「難病封じ」などの特別祈願が受けられます。
・境内には眼病平癒にご利益のある「目の神社(かみしゃ)」や美肌の神である「瘡守稲荷社(かさもりいなりしゃ)」をはじめとした様々な神様が祀られています。
・桃の実は、古事記の神話にて記載があり、以来、病難・災難除けの象徴として尊重されるようになりました。境内には「なで桃」が祀られており、延命長寿や病魔退散、厄災消除などのご利益があるといわれています。

 「癌封じ」「ぼけ封じ」「眼病平癒」…私にぴったり(^^)v 「なで桃」もなでてきましたよ。

    
    水みくじを引いたところ、大吉な~り(^^)v

 

 こちらは市内の様子。

 観光案内所(左上)の駐車場(無料)に停め、「忍城址」を起点に市内をほぼ右回り(逆「の」の字形)に散策しました。最後に中央の「古墳通り」に入ってランチ。
 行田市は、かつては足袋の生産も盛んで、今でも足袋蔵がいくつか残されています。右上の「パン工房 KURA」もその一つ。くだんのNHKの番組では、花手水をモチーフにしたパンを12月から販売するとのことでした。1日早かった(^^;


 仏具店の店頭。足踏み式ミシンに季節のディスプレイが施されていました。
 

  ランチした「Cafe 閑居」

 行田市の初代市長(戦前はハノイ総領事)、奥貫賢一氏の邸宅(昭和初期築)を借りて改装、開業した古民家カフェ。
 「閑居御膳」は旬の素材が活かされて丁寧に調理され、温かく食されるものは温かい状態で供されました。大満足!(^^)v

 

 12月は前半が「花手水week」なので、クリスマスを意識した新しい意匠に替わったのではないでしょうか。花手水が置かれた地域がコンパクトにまとまっているので、とても巡りやすいです。メイン会場の一つの「前玉神社」だけが「埼玉(さきたま)古墳群」のそばにあって離れており、古墳群の半分を歩いたところで時間切れとなりました(^^; 

 

      
 以前からほしかった浮き球(200円/個)を購入してきました(^^)v

  
 早速浮かべてみました。
 [左] スーパーで購入した398円の花束(ガーベラ・カーネーション・スプレーマム)。器が大き過ぎたので、葉っぱも動員…それでも間が持たない…(^^;
 浮かべて初めて気づきましたが、カーネーションのように花首の長いものは向きませんね。横になってしまうので…(^^;
 [右] 我が家の庭でこぼれ種から生長した万両と、友人に株分けしてもらったツワブキの葉に、別のミニブーケの残りのマムを浮かべました。お正月っぽいですね。

 

 こちらはおまけ…
    
 花手水をイメージした金平糖と足袋をモチーフにした「戸塚煎餅店」の足袋せんべい(3枚目コラージュ画像の下段右から2番目の花手水にも浮かべられています)。

 

 往復の車内では雨の降る時間帯もありましたが、散策の間は降られることなく、古の情緒溢れる行田の街を楽しむことができました(^^)v 「前玉神社」も古墳群も廻り切れなかったので、季節を変えてまた訪れたいと思います。花の種類が変わることでしょう。

 

 行田市は「非核平和宣言都市」なんですね(我が稲城市も宣言してー!)のtakuketsu@管理人でした。

 


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2 コメント

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Unknown (bokupen5years)
2022-12-06 18:42:24
takuetsuさまこんばんは。

行田の記事楽しく拝見いたしました😊
どうしても行きたくなり、今日行ってまいりました。
行田はわりと近いけれど、忍城と古代蓮の里しか行ったことがなかったんです。
すごく楽しかったです✨
花手水の催しがあるなんて全然知らなかったので、教えていただき感謝しております。
ありがとうございました✨
bokupen5yearsさんへ:まぁ、それはよかった! (takuetsu@管理人)
2022-12-07 18:19:36
bokupen5yearsさん、コメントありがとうございますm(__)m

そーですか! この記事を読んで行かれたのですね。それは私も嬉しいです(^^)v
月が変わって花も替わったのではないでしょうか? クリスマス月間はどんなふうになるのかなと思っていたので、bokupenさんのブログでそのうち見られるかな? ぜひ載せてくださいね。

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