えつこのマンマダイアリー

♪東京の田舎でのスローライフ...病気とも仲良く...ありのままに、ユーモラスに......♪

600円のミニギャラリー ~クラスターフォトフレーム~(75)

2016年12月17日 | アート


 
 10日ほど風邪でご無沙汰いたしましたm(__)m まだ鼻の炎症が残っていますが、快方に向かっております。その間に今年も残すところ2週間となりました。あと何本、記事を更新できるかわかりませんが、またよろしくお願いいたしますm(__)m

 今月に入って入れ替えていたフォトフレームを紹介します。2013年秋に旅行した岩手県平泉市の中尊寺で求めたポストカードです。母の希望による、妹と3人での旅でしたが、その2ヶ月後に、腰椎圧迫骨折を機に母は介護が必要となり…今では腰が曲がりに曲がって、床を見て歩くような状態です。おそらく、もうあのような旅行はできないでしょうねぇ。89歳ですものね、しょうがないかな(^_^;

 以下にオリジナル画像と解説を載せます(★画像をクリックすると拡大画像が見られます)。

 

 

 

   

 

<解説>
(上段左から)
「千手観音菩薩立像」
 檜材の一本造である。両手を頭上で天に向けて組み、掌に化仏をいただく。
 この姿の千手観音像は清水式といわれ全国的にも遺例は少ない。
 すっくと立つ等身大(像高176cm)の美しい像で、平安後期の作とされる。(重要文化財)
「源義経公東下り絵巻」北国落ち(上段)と平泉入り(下段)
 上段は「義経紀」の東下り奥州落ちの途中、越前(福井県)に抜ける愛発(あらち)峠(敦賀市)の場面。
 下段は平泉に入る義経を秀衡入道や泰衡が出迎えた場面が描かれている。文治3年(1187)の春であった。
「阿弥陀如来像」: 
 この丈六阿弥陀如来は昭和30年(1955)まで中尊寺本堂の本尊としてまつられていた。
 桂材の寄木造で、平安末期から鎌倉初期の作とされる。
 丈六とは尺の16倍の意味だが、坐像のためその半分強(268cm)の坐高である。(重要文化財)

(下段左から)
「紺紙金字一切経」(こんしきんじいっさいきょう):
 12世紀後半、三代秀衡公のときに宋版一切経を底本として書写。
 表紙裏の見返絵、釈迦説法図をはじめ、六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天)の相など多様で、
 絵画資料としても貴重。(国宝)
「金銅華鬘」(こんどうけまん):
 華鬘は、本来生花を紐で連ねて輪に結び仏堂内陣を飾ったものである。
 金色堂内陣に飾られていたこの華鬘は、団扇形の金銅板金に宝相華唐草文を透かし彫りし、
 左右に迦陵頻伽を槌起こしにして左右相対に鋲留めしてある。平安後期の美術工芸品の逸品である。(国宝)
「金光明最勝王経金字宝塔曼荼羅」(こんこうみょうさいしょうおうきょうきんじほうとうまんだら):
 金光明最勝王経10巻の経文を紺紙に金字で塔の形に書写し、1巻でひとつの塔を造立する。
 塔の周囲には経意を説明する絵が色鮮やかに描かれており、仏画資料として貴重なものである。
 10幀(とう、張画10枚)すべてが現在まで伝わっている。(重要文化財)

 

 華やかなクリスマスシーズンだというのに、何やら地味~な雰囲気になりましたね(^_^; 

 


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