「戦国時代のおにぎり」

あぁぁ！！こんなこと書きたいわけじゃないのに～！！

私のケータイはａｕなのですが、待ちうけ画面にニュースが流れます。
これがけっこうお気に入りで、しょっちゅうチェック。
ダンナに「・・・もうニュースはいいから（呆）」なんて言われてしまうくらい、興味あるなしに関わらず、とりあえずチェック！してしまいます。
自分で調べたりしなくても、向こうから情報がやってきてくれるなんて・・・まったく便利な世の中になったもんだねぇ。

今日の午後もちょっと手が空いたな、なんて思ったので・・・なにげなくニュースチェック。
・・・したのですが。

『「戦国時代のおにぎり」が４個出土』

へぇ。写真で見ると、炭化していて・・・よくこれがおにぎりだってわかったねぇ。
私はバカっぽく見せかけていますが、いや実際バカなんですが；；、実は歴史好きなんです。
我が家には私が独身でお金が無い時期にコツコツ集めた歴史の本がいっぱい。
これだけは捨てられないのよねぇ。
昔は新聞もスクラップしていたんだけれど、情報ってどんどん新しくなるからね。
そのときの新聞記事が、何年後かまで正しい情報とは限らないと気がついてやめてしまいました。

まぁ、いいんだ、そんなことは。

タイトルに興味惹かれて、記事をクリックして・・・しばしフリーズ。

『上杉謙信の養子・上杉景虎が自害した新潟県妙高市の鮫ヶ尾城跡で、当時のものと思われるおにぎりが４個出土』

・・・。

・・・なんていうか・・・昔の血が・・・ザワッと。
体の奥ふか～くで、ザワッと、いいました・・・。

朝日新聞の記事

・・・懐かしいなぁ。御館の乱・・・（・・・）。
昔読んでた本の中に、しこたま出てきたんだよ、この人！！
いやだいやだこの話、とか言いながら・・・なんだかんだ言って夢中で読んでたなぁ。

こういうのが出てくると、本当にいてたんだなぁって。
生きて、そこにだれかがいたんだなぁって。
やっぱり歴史はおもしろいな。

歴史は、時代の流れは、常に人の心理で動いていると思うんです。
誰かが何かしようとして、誰かの思惑が働いて、また誰かの知恵や意思があって。
そこにはもちろん人間の弱いなにかとか、優しいなにかとか、たゆまない努力とか強固なまでの意志とかそういう生々しいなにかが常にあって、そうやって時代はここまでやってきて、私たちはずっと遠くからそれらの断片を見ている。
だから昔、歴史の勉強をしようと思ったとき、まず心理学を学びたかった。
この、今は炭化したおにぎりも、白くて作ったばっかり時は温かくて、きっと誰かが誰かのためににぎったんでしょうね。

この戦いは義理の兄弟同士の家督争いだったわけなんだけれど、いったいどんなことを思いながら争っていたのかな。
憎たらしかったのかな。仕方なかったのかな。
もっといい方法はないのかなって、探したりもしたのでしょうか。
今となっては・・・だれにもわからない。
歴史って、そういうものが積み重なったものだと思うのです。

書きたいわけじゃないのに～と叫びながら、熱く語ってしまいました・・・＾＾；。
らしくないわ。

あぁ、旅行に行きたいなぁ・・・。