武久塾

介護を受ける者として感じたことを徒然に

心の痛み

2017-08-05 10:12:12 | 武久の視線
医療や介護などの中でよく目にする、耳にする言葉

尊厳とかその人らしさ
それらって体の痛み、病気の管理、ADLの確保、、、など
体や生活動作だけ見てて尊厳とか、その人らしさなどが見えてくるのだろうか?

意識不明から目覚め、動かない体と直面した時
「死にたい」と思った体験を持つ僕は、いつも言う
「人はで出来ている」
つまり命があっても、人権のない世界は「生きてて良かった」にはならない


先日、訪問リハビリの療法士さんとの会話に思った

PT「武久さん、体の痛みどこかありませんか?」
撲「ありません、、あっ、このタイミングで武久さん
心の痛みありませんか?と聞いてもらえばいいんだね」


訪問リハビリ、訪問看護などは、月/1訪問のケアマネよりは
利用者や家族と顔を合わせる回数が多いはず、より身近な


訪問リハビリや訪問看護のスタッフが、心のケアのキーマンになりうると思う

これからの超高齢化社会において心の痛みのケアが出来ない限り
介護殺人、介護心中、自殺、、、などの痛ましい事件はなくならない。



(撮影 介護フォトライター 野田明宏氏)
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