蘊蓄cafe

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お茶に目覚める3

2007年05月25日 | 
 最近、スーパーなどでは「深蒸し茶」をよく見かける。これは、製造工程で生茶葉を蒸す時間を、普通は10秒から1分とするところ、1分から3分程度と長めにしたお茶だ。元々は出の悪い生茶葉を加工するための製法で、こうすると抽出がよくなりコクのあるお茶になるという。ただし、香りは逆に飛んで薄く、そして葉が細かくなり出たお茶が粉っぽくなるという欠点がある。お茶の色は、普通は黄色だが、深蒸し茶は緑色に出る。違いが分かると、いろいろ試すのも楽しくなる。

 なお、お茶の抽出時間は、普通は1分、深蒸し茶は30秒だ。長く出し過ぎている方が多いのではないだろうか。温度と時間をちゃんと守るだけでかなり美味しく入れることができるはずだ。


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