たけだ勝利の駆けある記

武田勝利の活動を紹介します。

映画「マルクス・エンゲルス」観てきました

2018年09月09日 | 映画
新潟の映画館にも「マルクス・エンゲルス」がやってきました!
いろいろデフォルメはありますが、若きマルクス、エンゲルス、そして、妻のイェニー、メアリーが生き生きと描かれているのがよかった。
マルクス生誕200年、世界ではマルクスへの注目が高まってます。みなさんに見てほしい。

映画「バケモノの子」観てきました

2015年08月12日 | 映画
映画「バケモノの子」観てきました。『苦悩と絶望を体験した人間こそ希望を語れる』

 「オオカミ子どもの雨と雪」に続く、細田守監督、待望の第4作。お薦めです。夏休みの機会に子どもたちとぜひご覧あれ。

 渋谷の街と渋天界(バケモノ界)と舞台が交錯する中、九太と熊哲との交流、成長が描かれています。そして、九太も大きくなり、高校生の少女と出会い・・・というようなストーリーです。
 細田監督らしく、渋谷の街も背景画も丹念に描かれています。監督得意の入道雲もいい。この映画では、鯨が印象に残ります。

 同時にNHKの「プロフェッショナル」が細田守監督に300日間映画作成の密着取材をしたドキュメンタリーが放映されていまして、これがとてもよかったです。はじめて知ることばかりでした。細田監督は、子どもの頃、宮崎駿監督作品「カリオストロの城」を観て衝撃を受け、大学卒業後、スタジオジブリ就職のため面接するも就職ならず。その後、「ハウルの動く城」の監督を引き受けるも途中で挫折し降板となるのですね。その後、苦難を重ねる中、なんとしても監督として映画を生み出したいと努力を重ね、できた作品が「時をかける少女」。最初は全国でわずか3映画館でしか上映されなかったものが口づてに評判を呼び大ヒットしたという苦労人なのです。

 このドキュメンタリーを観てはじめて毎回の作品にテーマがあることがわかりました。バケモノの子は父と子をテーマに、サマーウォーズでは親戚との関係が、オオカミ子どもでは母と子をテーマにして描いているということ。私は、細田監督の映画は、主人公とその家族、友人がポジティブに人生を切り開いていくところがいいな、と思っていましたが、映画を生み出す上ではそれほど簡単な話ではなかったのですね。
 細田監督は、父とも親戚とも、けっして「よい関係ではなかった」ということを「プロフェッショナル」で告白しています。その中で映画の思いを語り、『苦悩と絶望を体験した人間こそ希望を語れる』と語っていることは重みを感じる言葉でした。次回作も期待しています。

映画「あん」観ました

2015年07月20日 | 映画
 映画「あん」をご覧になりましたか?
 
 この映画の題名の「あん」というのは、「どら焼き」のあんこのことです。映画では樹木希林さんが演じるおいしい粒あんをつくる女性徳江さんが、どら焼き店の店主永瀬正敏さんや店を訪れる女子中学生との人間模様が描かれています。

 この時間をかけてつくる粒あんが本当においしそう。樹木さんが煮えてる小豆に「がんばりなさいよー」と声をかけ「小豆がここまでたどりついた風景を想像し、声を聞く」という情景が思いうかぶようです。

 徳江さんは、腕がよく評判も上がり、行列ができるほどになるのですが、ある日からパタリとお客が来なくなります。それは「心ない噂」からでした。徳江さんは、ハンセン病でした。この映画は、元ハンセン病患者の女性が尊厳を失わず生きようとする姿を描く人間ドラマです。多摩全生園もでてきます。ハンセン病患者の隔離政策は、歴史に刻まれた過ち。その徳江さんを守れなかったと自責の念を強める店主永瀬さんの熱演に涙がでました。

 映画で出てくる、「私たちも陽のあたる社会で生きたい」というメッセージは、いまの社会へのメッセージと受けとめました。

映画「シンデレラ」観ました

2015年05月16日 | 映画
この前、公開の映画シンデレラ観てきました。少女趣味と思われるかもしれませんが、さにあらず。これがすごく面白かった。
シンデレラが青いドレスであらわれるシーン、舞踏会の場面が華やかです。主役の若手女優のリリー・ジェームズはまさにシンデレラガールですね。
ストーリーはそのままですが、森や自然もキレイ、義理の母と姉妹もあたり役でしょう。
アナと雪の女王の短編がついているのも特典。おすすめです。

映画「舞妓はレディ」観ました

2014年09月27日 | 映画
 昨日、「shall we ダンス ?」の周防監督作の映画「舞妓はレディ」観てきました。
 ミュージカル仕立てで、ちょっとマイフェアレディを彷彿とさせます。
 主役に抜擢された上白石さんの溌剌さがいいですね。映画のセリフにあった「若さ、何事にも真剣に向き合う若さ」(だったかな?)が画面いっぱいに歌声とともに伝わってきました。
 京都の景色の美しさにも心洗われました。

映画「夢は牛のお医者さん」観ました

2014年08月14日 | 映画
 私の卒業した旧山平中学校区、松代町莇平を舞台にした映画「夢は牛のお医者さん」観てきました。
 山間の小学校に三頭の牛が入学、一緒に育った女子児童が獣医さんをめざすドキュメンタリー。TV 局のTeny が26年間密着取材で、ズームイン朝でも取り上げられました。
 ようやく観ることができました、よかったです。

映画「思い出のマーニー」観ました

2014年07月24日 | 映画
 いま話題のジブリ映画「思い出のマーニー」観てきました。アリエッティに続く米林監督の作品です。背景が丹念に描かれていて、まずキレイ。水や雨に濡れるシーンが多く出てきますが、この作品の特徴ですね。

 冒頭「私は、私が嫌い」という少女杏奈、北海道での大きな舞台の中での成長が描かれています。中学、高校の時の夏って、1日、2日で大きく変わる、なにかが変わる、それを期待するドキドキ感ってありますよね。そのような感情の変化が描かれていると思います。ストーリーはミステリアスにマーニーとの感情が交錯します。この映画を観る前になにも予備知識を持たずに観たので、終わってから「そういうことだったのか~」と、杏奈、マーニーをめぐる状況が収斂していきました。

 それにしても子どもたちには、場面の転換がちょっとわかりにくいのではないかな~。どうかな~。これをいってしまうとネタバレになるので、ご覧になってお楽しみください。

映画「青天の霹靂」観ました

2014年05月30日 | 映画
 晴天の霹靂」観て来ました。
 将来への希望を失ったマジシャンが、雷に打たれタイムスリップ、というお話ですが・・・。
 産まれる前のお母さん、お父さんに会って、舞台に立つ。生命を生み出し、育むとはなにか、考えさせられます。
 ラストシーン、泣けて泣けて(ToT)(ToT)、涙が止まりませんでした。

 とっても感動、いい映画でした!
 大泉洋さん、柴咲コウさん、劇団ひとりさん、とてもよかった。泣きたい人にオススメです。