2016.6.1(水)自主巡回「山内」【高尾山に気持ち良く登ろう】
◆参加者: 5名(杉山L) ◆天候:晴れ
◆コース: 清滝駅前~6号路~5号路~1号路~高尾VC(昼食)~ふじ道~1号路~清滝駅前(解散)
真新しい青い帽子を被ったメンバー5人が9時に清滝駅前広場に集合。
本日の活動は6号路の補修作業がメインとなっており、この作業は2015年6月、2016年1月(サポレン養成講座体験入会) に続いて今回が3回目となった。
リーダーが予めレンジャーにお願いし準備してもらった道具(シャベル、トング、バケツ、ホウキ、土嚢袋など)を持って6号路を行く。途中、5月28日に倒木で朝から通行止めとなった(その日17時に解除)場所を見てちょっとびっくり。思ったより太くしっかりしたケヤキの木が屋根にかかっていた。
「木橋」の手前10m位の場所で、木の根が大きく露出し歩き難く成っている箇所に土や石を入れ、 歩き易くする補修作業。木橋の山側に堆積している土砂を掻き集め、バケツ、土嚢袋に入れ補修場所への運搬を繰り返す。
途中、上ってくる年配の利用者から「セッコクはまだ咲いてますか?」「どのへんですか?」「ごくろうさまです!」 小学5年生位の団体が100名近く元気よく上ってくる。
「遠足?」の問いに「自然観察調査です!」の声が返る。 かなり土砂を踏み固めてくれ助かりました。 10メ-トル程のスパンを補修したが、まだまだ補修個所はあるが次回へ回すことに。
セッコクの見える場所まで来ると、先程の利用者も「あった、あった、見えました!」と喜んでいた。
途中、じわっと水がわき出ている個所に溝を掘り、谷側に流れを誘導する。「飛び石」入口までの間に都合7か所ほど 水切溝を入れ登山道への浸入を僅かでも防ぐ。
山頂のVC裏で道具を洗い、倉庫に納める。「”作業中”のタペストリーが欲しかった」(準備不足?、要求不足?) の反省点もでるが次回には漏れなくしよう。
そして登山道の木の根が露出する原因は?---水、風による浸食と岩盤が固いことも、それにオーバーユースも。 定期的なメンテナンスが必要であることを実感する。
帰りは、ムヨウラン、ギンリョウソウ、ウメガサソウ、イチヤクソウなど---これから楽しみな花を眺めながら下る。
また、石垣に上ってカメラを向けている利用者には、降りるようお願いし直ぐに協力してもらった。
1号路の終わり近くで咲く「セッコク」について年配の方にいろいろ問われ、漢字で書くと「石斛」、また「着生植物」で あることなど、浅学菲才の身でガイド。 「レンジャーカード」を手渡し「サポートレンジャー」であることをPR。
1号路ゴール寸前、突然茶色い鳥が眼前に舞い降りる。キジ?ヤマバト? ----正解は「コジュケイ」でした。 かなり近づいても逃げない。鳴声は♪「チョットコイ」「チョットコイ」「チョットコイ」----。
結局、清滝駅前で『チョットイコ!』になりました。 皆さん一日お疲れさまでした。
記録/写真:SI