W.E.S.A.55代卒業旅行
2007年2月26日~28日
1年間
W.E.S.A.を一緒に運営した仲間と共に
草津へ卒業旅行に参加した
前日まで熱が下がらなかったので
ぎりぎりまで”行けないかもしれないな”という思いがあった
けれど
その恐れにも似た気持ちが次第に弱まっているのを
俺は体の真ん中で感じることが出来た
26日午前
目が覚めたときの体調は思ったよりも良かった
あとは迫り来る卒業旅行に身を委ねるだけ
11:20に上野駅集合
ticketを手にした俺達は
電車に乗り込んで草津の地へと旅立った
遅刻者はおらず
みんなが笑顔で集まっていた
その雰囲気はW.E.S.A.を運営していた頃と何も変わってはいない
初日
宿泊する旅館にcheck-inした後
雪合戦をしながら
歩いて最寄り駅を経由し湯畑へ
湧き上がる湯気の雲
立ち込める硫黄の匂い
多くの著名人の名が刻まれた石碑が並び
その奥にある湯畑には神秘的な幻想が漂っていた
近くにあった出店で焼き鳥を買って食べて
旅館へ戻った
部屋で暫く休んだ後は旅館の温泉に浸かり
火照る体を冷ましながら
美味しい料理に舌鼓を打った
夜は俺、響、稔の部屋で大宴会を開催する
まずは
吹越と一緒に買っていた地beerを飲み
その後はひたすら一升瓶に入った地酒を飲みまくった
二日目
今回
俺達はski班とsnowboard班と観光班に分かれていた
俺は最初
「スキーをしよう」と考えていたのであるが
体調面の考慮と
このblogにはまだ書いていないが
Whistlerの地で軽く一生分は滑ったので
今回は市内観光班へと加わった
前夜に一睡もしないまま朝食をとり
市内観光へと繰り出す
旅館を出て
草津の名観光所である「トロピカルワンダーランド草津熱帯圏」へ
入場料は1,000円だったらしいけれど
稔と二人で受付譲と交渉した結果
みんなが700円で入園することができた
まあ
そんなこと余裕だよね
放し飼いの猿を横目に見ながら
爬虫類や鳥類等の多くの動物達をみんなで見て回る
最後に当園の目玉である
「ドクターフィッシュの足浴・手浴」の無料体験をすることにした
「ドクターフィッシュ」とはトルコの魚の通称でコイ科の淡水魚
肌の古い角質・老廃物をついばみ
皮膚の新陳代謝が活性化され皮膚病をも治療してくれるという
手や足を水槽の中に入れると
彼等がサッと寄ってくる
最初は電流が走るような奇妙な感覚に驚いたが
慣れた頃にはその様子をじっくりと観察しながら
手浴も足浴も楽しむことができた
その後は二日目からの参加者と合流して
彼等と一緒にski場に行くことに
途中
祐介と共に真っ赤な橇を購入し
参加者と合流するために旅館へ戻った
ski班とsnowboard班以外のみんなで集まって
歩いてski場である草津国際スskiへと向かう
目的地に着き
入場料を払って緩やかな傾斜の「子供広場」へ
周りで小さな子供達がはしゃいでいる中
赤いFerrariを高速で乗り回した俺は
Whistler以来の雪景色をしっかりと満喫した
旅館へ戻ると
昨日と同じく旅館の露天風呂へ浸かり
風呂上りには地元の名産品をふんだんに使った美味しい料理を楽しんだ
夜は前夜と同じく俺達の部屋で15名での大宴会
俺は最初から日本酒を飲みまくって
最後は山手線gameで馬鹿騒ぎをして暴れた
初日の夜は色々な話をして盛り上がったけれど
二日目の夜はみんなでわいわい
最終日
朝早くに起床して部屋の仲間と朝風呂へ向かう
朝食を済ませた後はfrontへ荷物を預けて全員での草津市内観光
雪が降り頻る中
15人の勇士達が草津市内を歩き出す
湯畑から温泉街を散策しながら約10分
途中
無料で温泉饅頭をたらふく食べ
草津glass蔵で少し休憩をした後に辿り着いた先は西の河原公園
その西の河原公園の最上部に位置するのが「河原露天風呂」
手ぶらで歩いていた俺は
受付でtowelを買って大露天風呂へ入ることにした
この河原露天風呂が凄まじい
俺の想像を遥かに絶する大きさだった
扉を開けた瞬間に
俺は目の前に広がる景観に圧巻された
草津の地に降り頻る粉雪
500㎡の浴槽に浮び続ける真っ白な湯気と
温泉を溢れさせる池のように大きな露天風呂
そして
周りには55代の男達
俺は日本文化を暖め続けているその場所で時が過ぎるのも忘れ
大露天風呂に浸かりながら心身を癒すことができた
昼食は昨日の昼食と同じく
草津名物である舞茸天ぷらそばを食した
その後は歩いて旅館まで戻り
みんなで記念撮影をしてbusへ乗り込み駅へと向かう
帰りの電車は俺、優、吹越、孝の大親友カルテットでcard game”大富豪”に興じ続けた
電車は2時間半
走り続けて上野駅に到着し
W.E.S.A.55代の卒業旅行は幕を閉じた
上野駅に着いた時
何故だか分からないが
俺はW.E.S.A.という奇跡に心から感謝した
俺が草津に行ったのは今回が初めてであったが
こんなに良い草津旅行は無いし
こんなに家族愛に近い感情を俺が強く感じることの出来る仲間はそうそういない
俺はある組織内において
100%安心しきる関係っていうのは
正直、好きじゃない
三年間も同じ時を過ごすと
その分だけ仲は良くなる
その関係性は組織に所属しない者たちから見れば
羨ましくもあるであろうが
気持ち悪い部分もある
それはW.E.S.A.でも例外ではない
俺は55代にさえ双方の思いを抱いている
”凄く仲が良いけれど、貴夫はちょっと違うよな”っていう存在でいたい
どんな世界でも”孤高の存在”でありたい
だけど
そんなことを書いているけれど
W.E.S.A.いう場所に生きる55代の仲間達は
やっぱり最高だぜ
俺がとやかく言えるclubじゃない
少しでも所属したことのある者は感じ取ることが出来ると思うが
W.E.S.A.は早稲田大学を代表する最高のclubである
そして
今回の卒業旅行の企画・会計の全ての責任を担ってくれた響に心から感謝したい
前々から今回の旅行の下準備を続けてくれていて
俺がW.E.S.A.運営時代から今回の旅行の直前まで迷惑かけ続けた響
だけど
彼は俺に何一つ嫌な感情を見せなかった
少なくとも俺自身は
罵倒されようが何を言われようがそう感じている
最後にW.E.S.A.の55代
本当にありがとう
現役を引退して
こうしてまた同じ時を刻むようになる度にそう思うよ
永遠に俺は55代の一員としての思いを届け続けるから
これからもよろしくな
草津卒業旅行最終日
雪が激しく降っていた
そんな雪景色を思い出すと
こんなことを思い返すよ
この三日間の眩しい思い出
雪で霞んでいたけれど
俺の瞳には映っていた
雪景色が輝いていたのは
快晴の空に浮ぶ太陽のおかげじゃなくて
輝いていたのは
俺達の何よりも強い絆だってね
2007年2月26日~28日
1年間
W.E.S.A.を一緒に運営した仲間と共に
草津へ卒業旅行に参加した
前日まで熱が下がらなかったので
ぎりぎりまで”行けないかもしれないな”という思いがあった
けれど
その恐れにも似た気持ちが次第に弱まっているのを
俺は体の真ん中で感じることが出来た
26日午前
目が覚めたときの体調は思ったよりも良かった
あとは迫り来る卒業旅行に身を委ねるだけ
11:20に上野駅集合
ticketを手にした俺達は
電車に乗り込んで草津の地へと旅立った
遅刻者はおらず
みんなが笑顔で集まっていた
その雰囲気はW.E.S.A.を運営していた頃と何も変わってはいない
初日
宿泊する旅館にcheck-inした後
雪合戦をしながら
歩いて最寄り駅を経由し湯畑へ
湧き上がる湯気の雲
立ち込める硫黄の匂い
多くの著名人の名が刻まれた石碑が並び
その奥にある湯畑には神秘的な幻想が漂っていた
近くにあった出店で焼き鳥を買って食べて
旅館へ戻った
部屋で暫く休んだ後は旅館の温泉に浸かり
火照る体を冷ましながら
美味しい料理に舌鼓を打った
夜は俺、響、稔の部屋で大宴会を開催する
まずは
吹越と一緒に買っていた地beerを飲み
その後はひたすら一升瓶に入った地酒を飲みまくった
二日目
今回
俺達はski班とsnowboard班と観光班に分かれていた
俺は最初
「スキーをしよう」と考えていたのであるが
体調面の考慮と
このblogにはまだ書いていないが
Whistlerの地で軽く一生分は滑ったので
今回は市内観光班へと加わった
前夜に一睡もしないまま朝食をとり
市内観光へと繰り出す
旅館を出て
草津の名観光所である「トロピカルワンダーランド草津熱帯圏」へ
入場料は1,000円だったらしいけれど
稔と二人で受付譲と交渉した結果
みんなが700円で入園することができた
まあ
そんなこと余裕だよね
放し飼いの猿を横目に見ながら
爬虫類や鳥類等の多くの動物達をみんなで見て回る
最後に当園の目玉である
「ドクターフィッシュの足浴・手浴」の無料体験をすることにした
「ドクターフィッシュ」とはトルコの魚の通称でコイ科の淡水魚
肌の古い角質・老廃物をついばみ
皮膚の新陳代謝が活性化され皮膚病をも治療してくれるという
手や足を水槽の中に入れると
彼等がサッと寄ってくる
最初は電流が走るような奇妙な感覚に驚いたが
慣れた頃にはその様子をじっくりと観察しながら
手浴も足浴も楽しむことができた
その後は二日目からの参加者と合流して
彼等と一緒にski場に行くことに
途中
祐介と共に真っ赤な橇を購入し
参加者と合流するために旅館へ戻った
ski班とsnowboard班以外のみんなで集まって
歩いてski場である草津国際スskiへと向かう
目的地に着き
入場料を払って緩やかな傾斜の「子供広場」へ
周りで小さな子供達がはしゃいでいる中
赤いFerrariを高速で乗り回した俺は
Whistler以来の雪景色をしっかりと満喫した
旅館へ戻ると
昨日と同じく旅館の露天風呂へ浸かり
風呂上りには地元の名産品をふんだんに使った美味しい料理を楽しんだ
夜は前夜と同じく俺達の部屋で15名での大宴会
俺は最初から日本酒を飲みまくって
最後は山手線gameで馬鹿騒ぎをして暴れた
初日の夜は色々な話をして盛り上がったけれど
二日目の夜はみんなでわいわい
最終日
朝早くに起床して部屋の仲間と朝風呂へ向かう
朝食を済ませた後はfrontへ荷物を預けて全員での草津市内観光
雪が降り頻る中
15人の勇士達が草津市内を歩き出す
湯畑から温泉街を散策しながら約10分
途中
無料で温泉饅頭をたらふく食べ
草津glass蔵で少し休憩をした後に辿り着いた先は西の河原公園
その西の河原公園の最上部に位置するのが「河原露天風呂」
手ぶらで歩いていた俺は
受付でtowelを買って大露天風呂へ入ることにした
この河原露天風呂が凄まじい
俺の想像を遥かに絶する大きさだった
扉を開けた瞬間に
俺は目の前に広がる景観に圧巻された
草津の地に降り頻る粉雪
500㎡の浴槽に浮び続ける真っ白な湯気と
温泉を溢れさせる池のように大きな露天風呂
そして
周りには55代の男達
俺は日本文化を暖め続けているその場所で時が過ぎるのも忘れ
大露天風呂に浸かりながら心身を癒すことができた
昼食は昨日の昼食と同じく
草津名物である舞茸天ぷらそばを食した
その後は歩いて旅館まで戻り
みんなで記念撮影をしてbusへ乗り込み駅へと向かう
帰りの電車は俺、優、吹越、孝の大親友カルテットでcard game”大富豪”に興じ続けた
電車は2時間半
走り続けて上野駅に到着し
W.E.S.A.55代の卒業旅行は幕を閉じた
上野駅に着いた時
何故だか分からないが
俺はW.E.S.A.という奇跡に心から感謝した
俺が草津に行ったのは今回が初めてであったが
こんなに良い草津旅行は無いし
こんなに家族愛に近い感情を俺が強く感じることの出来る仲間はそうそういない
俺はある組織内において
100%安心しきる関係っていうのは
正直、好きじゃない
三年間も同じ時を過ごすと
その分だけ仲は良くなる
その関係性は組織に所属しない者たちから見れば
羨ましくもあるであろうが
気持ち悪い部分もある
それはW.E.S.A.でも例外ではない
俺は55代にさえ双方の思いを抱いている
”凄く仲が良いけれど、貴夫はちょっと違うよな”っていう存在でいたい
どんな世界でも”孤高の存在”でありたい
だけど
そんなことを書いているけれど
W.E.S.A.いう場所に生きる55代の仲間達は
やっぱり最高だぜ
俺がとやかく言えるclubじゃない
少しでも所属したことのある者は感じ取ることが出来ると思うが
W.E.S.A.は早稲田大学を代表する最高のclubである
そして
今回の卒業旅行の企画・会計の全ての責任を担ってくれた響に心から感謝したい
前々から今回の旅行の下準備を続けてくれていて
俺がW.E.S.A.運営時代から今回の旅行の直前まで迷惑かけ続けた響
だけど
彼は俺に何一つ嫌な感情を見せなかった
少なくとも俺自身は
罵倒されようが何を言われようがそう感じている
最後にW.E.S.A.の55代
本当にありがとう
現役を引退して
こうしてまた同じ時を刻むようになる度にそう思うよ
永遠に俺は55代の一員としての思いを届け続けるから
これからもよろしくな
草津卒業旅行最終日
雪が激しく降っていた
そんな雪景色を思い出すと
こんなことを思い返すよ
この三日間の眩しい思い出
雪で霞んでいたけれど
俺の瞳には映っていた
雪景色が輝いていたのは
快晴の空に浮ぶ太陽のおかげじゃなくて
輝いていたのは
俺達の何よりも強い絆だってね