DUMMY FAKE ROLLERS

邦楽オススメ若手バンドから、洋楽のガールズロックやHR/HMまで、音楽やアーティストを色んな切り口からレビューします。

[UNISON SQUARE GARDEN] (surface+サクラメリーメン)×透明な初期衝動

2009年05月31日 | 音楽レビュー
ずっと気になっていた3ピースロックバンド、ユニゾン・スクエア・ガーデンのメジャー1stアルバムを聴きましたよ。正直、インディーズの頃は、ピンと来なかったんですが、本作はかなりキました。

かなりストレートな直球ギターロックで、勢いのある瑞々しい内容でした。BaseBallBear(レビューはコチラ)が好きなら、このバンドも気に入るんじゃないでしょうか。ただ、BaseBallBearよりは、ギターがシンプルです。

ヴォーカルが特徴的で、surface(レビューはコチラ)の椎名さんのように、ちょっとクセのある感じで、さらに甲高い声をしています。同じく3ピースロックバンドのサクラメリーメンの小西くんのような感じですかね。

UNISON SQUARE GARDEN

TOY'S FACTORY Inc.(VAP)(M)

新世代ギターロックのリーダーになれるかも

アルバムのトップ3曲「カラクリカラクレ」「センチメンタルピリオド」「サンポサキマイライフ」の疾走感は爽快ですよ。「デイライ協奏楽団」のようにちょっとテンポを抑えた楽曲もメロディが良くてgoodです。

●センチメンタルピリオド / UNISON SQARE GARDEN


また、直球一本槍ではなく「MR.アンディ」のような打ち込みサウンドも入ってます。この曲は以前ご紹介したサカナクション(レビューはコチラ)のように懐かしい感じのシンセを大胆に導入しており、アルバムの中の良いフックになってます。本作の中で、個人的に好きなのは「等身大の地球」です。ギターの音が軽やかで、UNCHAIN(レビューはコチラ)のようなグルーヴ感が聴いてて心地良いです。

●等身大の地球 / UNISON SQUARE GARDEN


昔はピンと来ませんでしたが、今後のギターロックを引っ張っていくような存在になりそうな気がします。皆さんも、今後このバンド注目してみて下さい!

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