会社法

５月１日から法律が変わり
資本金を準備しなくても会社を設立できることになりました。

ご存じの通り、今までは
有限会社は300万円、株式会社は1000万円の資本金が必要でした。

数年前から1円でも会社が設立できるようになったのですが
普通の設立とは異なるので「確認会社」と呼び
株式会社は5年以内に資本金を1000万円
有限会社は3年以内に資本金を300万円
にしなくてはいけない。ということになっていました。
その基準に満たない場合はどうするんだろ？
って不思議に思っていたのですが
とうとう
「有限会社廃止、１円からでも株式会社設立可能」
ってことになりました

3年後や5年後に
「あなたの会社は資本金が基準に満たないから解散です」
なんて、言えないもんね～

というわけで、会社を設立する人が増えたわけですけれども
ビジネスをするのにお金は絶対必要なわけで。
せめて資本金100万円は準備しないと
会社活動ができないと思うんだけどなぁ
普通に考えて、どこも融資してくれないし。

行政府は書類さえそろっていればOKなわけで
高い登録免許税を取って機会を提供するのが目的であり
その後その会社がどうなろうと
知ったことではないのかもしれません。
無責任な感じがするのは私だけかなぁ。

それにしても
どうして国の政策は「１か１００」なのでしょう？
個人的には最低資本金100万円にすればいいのに。
って思います。