自然体でいこう

20年ぶりに九州に戻りました☆これからは自然と共に生活していきたいと思います。

祖国とは国語

2006-04-12 | 
最近話題の「国家の品格」の著者であり数学者の
藤原正彦さんの著書です。

今の「ゆとり教育」に警鐘を鳴らし
小学生に必要なのは「国語なんだ~
と声高に叫んでいます。
ちゃんと理由も書いてあり
相変わらず読みやすい読み物でした。

以下、あとがきより
「国語教育絶対論」は、国家再生、すなわち教育再生に関して
度重なる改革がさらなる混迷と悪化を招いている中
本質中の本質とは何か、について言おうと筆をとったものである。
祖国を祖国たらしめるもの、すなわち文化、伝統
情緒などのかなりの部分は、国語の中に凝縮されている。
祖国再興を語るのに国語に触れずにはいられない。

個人的には、
3人息子がでてくる家族のことが書かれている
エッセイがほのぼのしていて好きなんですけどね

島 耕作

2006-03-09 | 
これも愛読書 のひとつ。

「課長 島耕作」はバブル時代のオフィスラブ漫画で
不倫オンパレード(笑)だったため
あまりおもしろいとは思いませんでした。
けど、部長、取締役と昇進するにつれて真面目な内容が多くなり
専務となった今は、かなり社会勉強になります。
たかが漫画ですが、よく取材しているなぁと感心するし。

それにしても、島耕作って格好良いですよね
身近にあんな男性がいたら、私も惚れるわ
けど、家庭人としては ちょっといけてないですね。

ベストセラー

2006-03-08 | 
になっている「下流社会」を読みました


「下流」とは、単に所得が低いということではない。
コミュニケーション能力、生活能力、働く意欲、消費意欲
つまり総じて人生への意欲が低いのである。
その結果として所得が上がらず、未婚のままである確率も高い。
そして彼らの中には、だらだら歩き
だらだら生きている者も少なくない。その方が楽だからだ。

もちろんここで言う「下流」は「下層」ではない。
「下層」というと、食うや食わずの困窮生活をしている人をイメージする。
しかし本書が取り扱う「下流」は、基本的には「中の下」である。
食うや食わずとは無縁の生活をしている。
しかしやはり「中流」に比べれば何かが足りない
(本書より抜粋)

少し前まで「総中流階級」と言われていた日本人。
しかし
豊かになってから産まれた団塊ジュニアの中には
上を目指したい人は勝手に目指してください
30歳で年収300万円でも自分にふさわしい暮らしが出来るなら
それでいいんです。という人が増えているみたい。
確かに、ショップ99とか大繁盛しているし
百貨店では超高級品がよく売れているし
階層格差は徐々に広がっているんだろうな、と思います。

団塊ジュニアは、現在30歳前後。
親が元気な間はいいけど、10年後20年後が気になりますね

のだめカンタービレ

2005-11-23 | 
妹がはまっている漫画です。
久々に読んだ、バリバリの少女漫画

「千秋さま~ LOVE

って感じは、ときめきトゥナイトの真壁君以来かな


のだめと千秋くんの恋愛はともかく
この漫画はきちんとクラシック音楽を題材にしていて
普段はバッハやリストなどのクラシックなんか聞かない人が
ちょっと聞いてみようかな。
と思ってしまう内容になっています。
漫画では、音楽は聞こえてこないからね


あと、現代の偏差値偏向主義に警笛を鳴らしているので
私なんかはおもしろくて仕方ない

もともと、主人公は楽しくてピアノを弾いていて
将来は幼稚園の先生になりたいって言ってるのに
あまりにもピアノの才能があるもんだから
「コンクールに出ろ」だの「一流大学に留学しろ」だの
周りからうるさく言われてピアノが嫌いになる。。。。
才能はないけど努力でがんばっている子からすれば
うらやましくて仕方ない存在なんだけど
本人はたまたま上手に弾けるだけ。と思っている。
こういう人を目の当たりにすると
腹が立つとか、自信がなくなる等そういう低い時限ではなく
これは、こういう人にまかせればいいんだ。
私は私の得意分野でがんばろうという気にさせられます。
初めてそういう人に会ったのは高校生の時でしょうか。

これは運動や水泳、勉強等すべてに言えることであり
努力ではまかないきれない世界ってあるのですが
ここ30年ぐらい
好きなことや得意なことより
いい学校に行って、いい会社に入って。。。。。
という風潮が強いので、歪がでてきているんですよね。

3丁目の夕日

2005-11-10 | 
「泣いてたまるか」につづいて今、私がはまっているもの。

微妙な絵が何とも言えずかわいいのですが
登場人物が、みんな つぎはぎだらけの洋服を着ているんです
今の日本ではあまり考えられませんが
戦後10年、今から50年前ですからね~

映画はまだ見ていないので、早く行きたいと思います

☆ケーブルTVでアニメをやっているのを見つけました

ブッタとシッタカブッタ

2005-11-07 | 
大学時代の友人のオススメ本
かなり前に購入したのですが
何度も読み返している本のひとつです。

「そのまんまでいいんだよ」のひとことに尽きるのですが

ひとつ間違うとなぜか「何も努力しなくていいんだよ」
と読めてしまうんですよね
  
簡単に読めて と~っても奥の深い本です


<私の好きな一節>
ぼくたちは 自分のことや まわりの人やものごとを
「そのまんま」見るのではなくて
「あるべきだ「「あるべきではない」という先入観をもって見たり
なんらかの評価をして一面的に見てしまったりする
「そのまんまの自分」を見ることをこわがってもいる

「自分」をさがそうさがそうと思うと
「自分」はどこにも見つからない
さがすのをやめた時 まるごとの「自分」が見えてくる

おきてしまったことはそのまんましかない
ぼくたちはそのまんまの今を覚悟するしかない

ぼくたちはそのまんまでいいんだ

ブラックジャックによろしく

2005-09-27 | 
海猿でおなじみの佐藤秀峰さんの作品です。

現代医療の問題点を描いているのですが
内容が重いし暗い。。。

現代のガン医療、新生児医療、精神病医療について
研修医の目を通して描かれているのですが
よく描けるなぁと思わずにはいられません。
ある程度脚色(ゆるい方に)されていると思いますが
本当によく調べてるんですよね。
病院からクレームはこないのかな??

ちょっと絵がきれいじゃないので
ラブシーンはいまいちですが(笑)
私は新生児の巻で号泣してしまいました。。。

すぐ読めますので、是非ご一読ください♪
あっ、元気なときに読まないと落ち込みます。