老朽原発うごかすな!実行委員会Blog

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びわ湖一周デモ 滋賀県に申し入れ (5月9日)

2016-05-10 08:57:06 | びわ湖一周デモ
原発全廃!びわ湖一周デモ『 ニュース 第7号 』
2016.5.10発行

< 滋賀県知事に 申し入れ 5月9日 >

♪ びわ湖一周デモ 貫徹の成果を背景に

♪ 滋賀県知事に

♪ 原発全廃に向けた申し入れ

5月4日~8日の「原発全廃!びわ湖一周デモ」が無事終了した翌9日、
私たちは滋賀県庁に出向き、このデモの成果と、デモ中に聞かれた
原発全廃を求める県民の声の大きさを報告しました。

また、以下の滋賀県知事宛ての申し入れを行ないました。
出席したエネルギー政策課および原子力防災課各々2名の担当者からは、
脱原発と原発に依存しない新エネルギー社会を目指し、とくに
高浜原発1・2号機のような老朽原発の再稼働に反対する
県の姿勢が説明されました。

申し入れ者7人は、原発重大事故では、避難は不可能であり、
事故はいつ起こるか分からないので、県がさらに進んで、
原発の即時廃止を求めることを申し入れました。

申し入れの様子(5月9日 10時~11時)


★☆ 滋賀県知事・三日月大造氏への 原発全廃に向けた申し入れ書 ☆★
申し入れ者代表
「原発全廃!びわ湖一周デモ2016」 実行委員会委員長・田中 徹

私たちは、1450万人の命の水源=びわ湖と私たちに続く世代を守るため、
5月4日から8日まで、“原発全廃!びわ湖一周デモ”を実施しました。

福島原発事故から5年、チェルノブイリ原発事故から30年経ちますが、
両事故で避難した10数万人のほとんどは故郷を奪われたままです。

長期の避難生活が健康をむしばみ、家族の絆を奪い、
大きな精神的負担となっています。

福島事故で溶け落ちた原子炉は、高放射線で、
今でも内部はほとんど分かっていません。
一方、原発を運転すれば、何万年も保管しなくてはならない
使用済み核燃料が蓄積しますが、その処理・処分法はなく、
長期にわたる安全保管法もありません。

福島第一原発1号機は沸騰水型で、加圧水型の高浜原発とは
型は異なりますが、この1号機も事故当時、40年超えの老朽原発でした。
老朽原発の再稼働を許してはなりません。

若狭の原発で大事故が起これば、原発立地自治体だけでなく、
滋賀県、京都府の全域が避難を強いられる可能性もあります。
広域からの避難は不可能です。避難計画より避難の要因を作る原発の
即時全廃を求めましょう。
避難計画に費やす時間と経費を原発のない社会創りに使いましょう。

原発立地自治体の住民だけではありません。
原発で何の利益も得ていない地域の多くの住民も、
避難を強いられています。

大地震は明日にも発生しかねません。時期と規模は予測できません。
本来、地震の多発する国に原発があってはならないのです。
原発は無くても大丈夫です。福島事故以後の経験は、
原発は無くても電気は足りることを証明しました。

高浜原発運転を差し止めた大津地裁を孤立させてはなりません。

私達は、全ての原発の即時停止を目指していますが、
最悪でも、老朽原発の再稼働や原発新設を阻止すれば、
国内の原発は2030年に13機に、2046年にはゼロになります。
原発のない、使用済み燃料などの負の遺産を産み出さない社会を
実現できます。

この際、貴職は原発再稼働反対・原発全廃の立場に立ち、
さらに鮮明に関西電力と社会に対し、
明快な見解発表をしていただくことを切に求めます。

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★


申し入れの様子(5月9日 10時~11時)

印刷用データ →『ニュース 第7号』

5日目(5.8)の ようすは → コチラ

毎日新聞の報道記事(最終日の様子) → コチラ

全行程の案内詳細は → コチラ

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最終日の様子が 『毎日新聞』で 紹介されました ☆

2016-05-10 07:30:26 | びわ湖一周デモ
< 原発全廃!びわ湖一周デモ 2016 >


毎日新聞(滋賀版)5月9日朝刊

全行程の詳細は → コチラ
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