老朽原発うごかすな!実行委員会Blog

原発うごかすな!実行委員会のblogをお借りしています。
連絡先:saikadouyamete@yahoo.co.jp

3.31 老朽原発ただちに廃炉! 美浜全国集会

2024-03-18 22:36:07 | 老朽原発うごかすな!実行委員会
3.15 美浜3号機の運転禁止申し立てを棄却/大阪高裁 → コチラ





3・31(日)老朽原発ただちに廃炉!美浜全国集会
       ~地震も事故も まったなし~
◇特別報告:「老朽原発運転差止仮処分について」井戸謙一弁護士
◆と き:12:30  ※集会後、町内デモ(16時解散)
◆ところ:美浜町・はあとホール(美浜町保険福祉センターはあとぴあ1Fホール)
◆主 催:老朽原発うごかすな!実行委員会


北野進さん、来る!
能登半島からの現地報告



北野進さん

珠洲原発反対運動に取り組み31歳で石川県議に。
3期務め、その後、石川県平和運動センター事務局で平和運動に携わる。
2011年より珠洲市議を2期務め引退。
現在、「志賀原発を廃炉に!訴訟」原告団長を務める。


大地震は、いつ、どこで、どの規模で発生するか予知できません
一刻も早く原発全廃を


本年元日に発生した能登半島大地震は「今年こそ、原発、核施設を全廃せよ」と
警告しているようにも思えます。

この大地震に伴って、志賀原発では、深刻なトラブルが発生していますが、
岸田政権や関西電力(関電)は「原発依存社会への暴走」を改めようとはしません。

関電は、若狭でも震度4の強い地震動を観測し、
原発停止を求める多くの声が上がったにもかかわらず、これをことごとく無視して、
高浜原発3号機、大飯原発3、4号機だけでなく、
運転開始後49年、48年を超えた老朽原発・高浜1、2号機まで、稼働を継続しました。

また、定期点検中であった老朽原発・美浜3号機(運転開始後47年)を、
予定通り、1月18日に再稼働させました。

安全第一を標榜するのであれば、稼働を止めて、詳細な点検を行うのが当然であり、
責務です。

その関電は「使用済み核燃料の中間貯蔵地を2023年末までに福井県外に探す。
探せなければ、老朽原発を停止する」と約束していましたが、
「保有する使用済み核燃料のわずか5%のフランスへの搬出」や
「上関での中間貯蔵地建設調査」などの小手先の奇策と詭弁を弄して、
昨年末で、この約束を反古にしました。

福井県知事も、これを容認しています。「原発の運転継続ありき」の出来レースです。
何としても、関電と福井県に当初の約束を履行させ、全ての老朽原発を廃炉に
追い込まなければなりません。

ところで、今、関電の老朽原発を巡って、3件の仮処分裁判がおこなわれています。
大阪高裁での「美浜原発3号機運転禁止仮処分命令却下決定に対する即時抗告審」、
福井地裁での「美浜原発3号機運転差止め仮処分申立て」および
福井地裁での「高浜原発1~4号機運転差止め仮処分申立て」です。

これらの裁判では、当該の原発は、
①断層が極めて近傍にあり、地震による事故発生の危険性が高い、
②老朽化によって、機器や配管の損耗が進み、事故多発期にある、
③老朽原発を大地震が襲えば、過酷事故に至る可能性がある、
④過酷事故時の避難について、実効性のある避難計画の策定および
実行し得る体制の整備がおこなわれておらず、過酷事故が起こっても、
避難は不可能であることを申し立てています。

3件の仮処分裁判の決定は、3月中に出ます。

3.31集会では、井戸謙一弁護団長に仮処分決定に関わる特別報告をいただきます。

老朽原発廃炉を勝ち取り、それを突破口に
「原発のない、人の命と尊厳が大切にされる社会」を目指して、
皆様のご支援、ご参加をお願いします。



最大震度7を観測した地震で、ひび割れた「のと里山街道」
日本赤十字社HPより

チラシのダウンロードは → コチラ

●● カンパのお願い ●●

3.31 美浜全国集会へのご支援をお願いします

カンパ振り込み先(郵便振替)
口座記号・番号: 00990-4-334563
   加入者名: 老朽原発うごかすな!実行委員会


◆カンパをお寄せくださったみなさま(団体名)→ コチラ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
トップページに戻る


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美浜3号機の運転禁止申し立てを棄却 大阪高裁 (3.15)

2024-03-17 10:32:56 | 老朽原発うごかすな!実行委員会
美浜3号機の運転禁止申し立てを棄却 大阪高裁 (3.15)


大阪高裁に向かって入廷行進。3月15日

老朽美浜原発3号機運転禁止仮処分の 、
大阪高裁による即時抗告棄却決定に抗議する


                      
     2024年3月17日
                       老朽原発動かすな!実行委員会


3月15日、大阪高等裁判所(以下、大阪高裁)第11民事部(長谷川浩二裁判長、原司裁判官、大河三奈子裁判官)は、「超危険な老朽原発だけは止めてほしい」と願う、福井、滋賀、京都3府県の住民7人らが、美浜原発3号機の運転差し止めを求めていた仮処分事件の即時抗告審で、住民らの即時抗告申立を棄却しました。

住民側弁護団の井戸謙一共同代表は、決定後の記者会見で、東北地方太平洋沖地震(2011)はプレート境界地震で、起こるのは百年から2百年に一回、今度の能登半島地震(2024)は活断層が起こす地震で、起こるのは千年から2千年に一回だといわれていると指摘。東京電力などは、まず起らないだろうと高を括っていたら現実に起こったことを示し、「人間の知力・知識をもろともしない自然の力で起こったのが能登半島地震であり、原発の脆弱性を踏まえた決定が出るのではないかと期待していたが、大変残念で不当だ。全般的な印象として、住民の主張にケチをつけられるところを探して、ことごとく否定した決定だ」と述べました。

住民側が、最重要争点とした震源極近傍(ごくきんぼう)地震動の問題で大阪高裁は、原発敷地と活断層の距離を「何㎞」とするかについて、新規制基準には書かれておらず、原発サイトごとの個別の判断にゆだねられると判断。その根拠は、熊本地震で短周期地震動が出たとは評価されていないというだけで、美浜原発でも震源極近傍(ごくきんぼう)だと規制委員会が考えなかったことは合理的だとしています。裁判で住民側は、震源極近傍(ごくきんぼう)は「数㎞」だとする専門家の多くの論文を証拠として提出したが、大阪高裁は双方が提出した証拠を軽視し、熊本地震の評価だけを根拠に結論を出した不公平な決定です。

原発の避難計画の問題では、能登半島地震で若狭の多くの住民が揺れや津波の恐怖を体験し、避難しました。しかし、地震と原発事故の複合災害が起これば、屋内退避や避難など避難計画は全く機能せず、被災した住民は被ばくを強いられることが明らかとなりました。しかし大阪高裁は、原発事故が起こるという具体的危険が証明されないと、避難計画の合理性があるかどうか、そもそも争点にすらならず、判断する必要もないと退けました。原発の運転はそれ自体が住民の生命と健康に害を及ぼすものであるから、許可を得て運転する仕組みになっています。原発の安全性は、第1層から第5層の防護階層で確保されるもので、それぞれが独立して有効に機能しなければなりません。しかし、第5層の避難計画は全く機能していません。原子力災害から国民の生命、身体及び財産を保護することを目的とする原子力災害対策特別措置法にも反する内容で、極めて不当な決定です。

老朽化問題で大阪高裁は、運転開始から40年以上経過した原発は、過酷な環境下で長期間運転されているにもかかわらず、新規制基準が定める対策に不合理な点はなく、特別点検でも原子炉容器などに欠陥や劣化は認められなかったと確認されていると、関西電力の主張をなぞるような内容です。しかし、決定では、使用されている材料等設備の経年劣化が懸念されることは否定できないとも述べており、膨大な機器や配管で構成される原発の老朽化による重大事故が起きる可能性を否定することはできず、決定は誤りです。

私たちは、このような不当な決定を認めることはできません。脱原発を訴える市民の目に見え、耳に聞こえる行動をさらに拡大するとともに、本訴等も含めた司法の場でも、さらに強力な闘いを続けていく決意を表明します。
以上

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
トップページに戻る

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

関電は約束守れ! 1.12 抗議行動

2024-01-11 11:18:51 | 老朽原発うごかすな!実行委員会







■■ 1.12(金) 関電は約束守れ! 老朽3原発をただちに止めろ!関電本店抗議行動 ■■

元旦に発生した能登大地震は「今年こそ原発・核施設を全廃せよ」と
警告しているようにも思えます。

さて岸田政権や電力会社は、能登震災の悲惨を目の当たりにしても 、
「原発依存社会への暴走」を改めようとはしません。

関電は、運転開始後47年になろうとする老朽原発・美浜3号機を2021年来稼働させ
現在は定期検査中。

昨年は49年超えで最老朽な原発・高浜1号機 、48年超えの老朽高浜2号機の
再稼働を強行しました 。

さらに、定期検査中であった高浜3号機(運転開始後38年)を12月22日再稼働させ
来る1月中旬には美浜3号機を再稼働させようとしています。

その関電は「使用済み核燃料の中間貯蔵地を2023年末までに福井県外に探す。
探せなければ、老朽原発を停止する」と約束していますが、約束履行の見通しが
無くなり、切羽詰まって「保有する使用済み核燃料のわずか5%をフランスへ搬出」や
「上関での中間貯蔵地建設調査」などの小手先の奇策と詭弁を弄して、
約束を反古にしました。人々を愚弄するものです。

一方、使用済み核燃料の行き場に関して、福井県から説明を求められた関電は、
10月10日、「使用済み核燃料対策ロードマップ」を発表しました。

このロードマップで、関電は、青森県の再処理工場の活用、中間貯蔵施設の確保を
盛り込み、いかにも近々使用済み核燃料の福井県外搬出が可能であるかのように
見せかけています。

しかし、いずれも実現の可能性はありません。「絵に描いた餅」です。

それでも関電は「使用済み核燃料搬出の円滑化のために、原発構内に
乾式貯蔵施設の設置を検討する」とし、福井県内での乾式貯蔵に向けての布石を
打ちました 。関電の燃料プールは37年後に満杯になって、原発を停止せざるを
得なくなるため、プールに空きを作ろうとする策略です。

福井県知事は、わずか3日後の13日、これを容認しています。
「原発の運転継続ありき」 の出来レースです 。

何としても関電と福井県に当初の約束を履行させ、全ての老朽原発を廃炉に
追い込まなければなりません 。

老朽原発うごかすな!実行委員会は、1月12日に、上記案内の抗議行動をおこない、
関電に、当初の約束を履行して、老朽原発・高浜1、2号機を停止し、
美浜3号機の再稼働を断念して、全老朽原発の廃炉を決定するよう求めます。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

<老朽原発うごかすな!行動> に カンパをお寄せいただいた方々

2024-01-01 14:44:30 | 老朽原発うごかすな!実行委員会
いつもご支援、ありがとうございます。

2020年「9・6老朽原発うごかすな!大集会 in おおさか」終了以降、
今日まで「老朽原発うごかすな!行動」にカンパをお寄せいただいた方々です。

50音順 2024年9月12日現在

<団体>
I(アイ)女性会議・京都
I(アイ)女性会議・兵庫
アジア共同行動日本連絡会議
アジェンダ・プロジェクト
アスネット高槻
安保破棄奈良県実行委員会
ウチら困ってんねん@京都
海人商会
大阪教育合同労働組合
おおさかユニオンネットワーク
大間原発反対現地集会実行委員会
沖縄辺野古への新基地建設に反対し普天間基地撤去を求める京都行動
風をおこす女の会
カルメル会修道院
関西合同労組
関西よつ葉連絡会
管理職ユニオン・関西
基地のない平和で豊かな沖縄をめざす会
京都脱原発原告団
京都地方労働組合総評議会
京都府職員労働組合 舞鶴支部
きょうとユニオン
グループちゃんぷる
グループ若狭三方
原子力発電に反対する福井県民会議
原水爆禁止奈良県協議会
現代を問う会
原発いらない!ちば
原発いらない福島の女たち
原発いらん!山口ネットワーク
原発さようなら千葉
原発設置反対小浜市民の会
原発ゼロ!核兵器ゼロ!ゼロこねっと
原発ゼロへ・生駒の会
原発ゼロ宮津・与謝ネットワーク
原発ゼロをめざす京都ネットワーク
原発とめよう秩父人
原発なしでくらしたい宮津の会
原発の危険性を考える宝塚の会
原発を考えるびわ湖の会
原発を知る滋賀連絡会
原発をなくし自然エネルギーを推進する兵庫の会
憲法を生かす京都の会
コープしが労働組合
護憲・原水禁滋賀県民会議
コスモスクラブ
小松基地問題研究会
コラボ玉造
再稼働阻止全国ネットワーク
さいなら原発・びわこネットワーク
さよなら原発・ぎふ
さよなら原発神戸アクション」
さよなら原発 宍粟の会
さよなら原発なら県ネット
さよなら原発ヒロシマの会
サヨナラ原発福井ネットワーク
3.14原発ゼロ・被災者支援奈良のつどい実行委員会
三里塚関西実行委員会
滋賀県民平和・人権運動センター
社会民主党大阪府連合
社会民主党兵庫県連合
社民党滋賀県連合
新空港反対東灘区住民の会
新社会党 大阪府本部
新社会党京都府本部
新日本婦人の会京都府本部
新日本婦人の会 敦賀支部
新日本婦人の会天理支部
新日本婦人の会奈良県本部
生活協同組合コープ自然派兵庫
全交関電前プロジェクト
全国金属機械労働組合 港合同
川内原発建設反対連絡協議会
川内つゆくさ会
全労連近畿ブロック
宝塚宗教者市民平和会議
斗う市民への連帯基金
脱原発・滋賀☆アクション
チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西」
地球救出アクション97
綴喜・京田辺原発ゼロプログラムの会
電力労働運動近畿センター
とめよう戦争!兵庫・阪神連絡会
共に闘う郵政労働者の会
奈良県香芝平和委員会
日本キリスト教団・京都教区「教会と社会」特設委員会
日本キリスト教団 京都教区 滋賀地区社会委員会
日本消費者連盟関西グループ
ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン
「No Base!沖縄とつながる京都の会」
ばいばい原発守ろう命とびわ湖髙島連絡会
バスストップから基地ストップの会
浜岡原発を考える静岡ネットワーク
反原発歩こう会
反原発運動全国連絡会
反原発自治体議員・市民連盟
反原労(反原発労働者行動実行委員会)
反戦タイガース兵庫
反戦・反貧困・反差別共同行動
反戦老人クラブ・京都
(株)阪和産直センター
ピア・ネット
ピースライブ イン こうち
彦根・愛知・犬上原発のない社会をつくる会
兵庫県職員労働組合東播支部
ひょうたん島研究会
ふぇみん婦人民主クラブ・大阪
ふぇみん婦人民主クラブ・京都
福井原発訴訟(滋賀)を支える会
福井県平和環境人権センター
福祉・介護・医療労働者組合
部落解放同盟全国連合会
辺野古に基地を作らせない東大阪の会
放射能ゴミ焼却を考えるふくしま連絡会
北薩ブロック平和運動センター
北摂・高槻生活協同組合
北摂反戦民主政治連盟
ホップ・ステップ・のせ
緑の党グリーンズ京都
やさい村
ユニオンネットワーク・京都
よつ葉ホームデリバリー京滋
(株)淀川産地直送センター」
洛南労組連
lennon東日本大震災復興支援イベント
老朽原発廃炉名古屋訴訟弁護団
老朽原発40年廃炉訴訟市民の会
若狭の原発を案じる守口市民の会
若狭連帯行動ネットワーク

非公表 1団体
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上、合計130団体


<個人>
非公開とさせていただきます
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
トップページに戻る


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

報告と お礼 「 12.3 とめよう! 原発依存社会への暴走 1万人集会 」

2023-12-26 21:16:26 | 老朽原発うごかすな!実行委員会
臨場感あふれる集会の模様や発言内容は
以下の動画をご覧ください → コチラ



■ 12.3 とめよう!原発依存社会への暴走 1万人集会 ■
■■ 報告とお礼 ■■




福井のうたごえ


5月末から半年以上をかけて準備した
「12.3 とめよう!原発依存社会への暴走! 1万人集会 ~うごかすな老朽原発~」
(大阪市内うつぼ公園)には、1 万人の結集を期待したものの、
参加は1600人にとどまりました。

参加者数については、やや無念ですが、希望も沢山ありました。
まず、福井から近年には珍しく約70人の参加があり、名古屋から27人、
首都圏などの全国から合計約150人が参加され、20の核施設立地からの
メッセージも頂きました。

運動の全国的広がりは、特筆すべきものがあり、
全国的な反原発運動の爆発につながる種火になったと言えます。

また、いろいろな制約を乗り越えて、
原発を課題にした一点共闘が生まれたことは、
幅広い政党の代表の参加やメッセージの寄稿、
様々な労働団体、市民運動団体の連帯あいさつなどから、
また、集会会場に多数・多様な団体の旗、ノボリが林立していたことからも
見て取れます。

ただし、これらの団体の内、組織的な結集を呼び掛けて下さったところは、
一部にとどまりました。
「老朽原発うごかすな!実行委員会」のような市民団体が、行動を呼びかける
ことのメリット(利点)とリミット(限界)を物語っています。
この課題をどう乗り越えるのか、乗り越えられないのかが今度の課題です。

課題は山積ながらも、12.3「1万人集会」では、
いま多くの人々の共感を得ている3つの課題
*「使用済み核燃料の行き場はないぞ!」
*「老朽原発うごかすな!」
*「放射能汚染水を流すな!」
を前面に押し立て、

民意を無視して「原発依存社会」に向かって暴走する岸田政権と
その尖兵・関西電力の無謀を糾弾し、原発全廃の大きなうねりの端緒を
開くことができました。

12.3集会に、ご支援、ご参加を頂きました皆さん、
ありがとうございました。


■■ 集会プログラム ■■

12:30~12:55 オープニングライブ
①「月桃の花」歌舞団  
②Swing Masa / Womyn's Parade
③福井のうたごえ
④屋台の珈琲

13:00 開会 

◆司会 林広員(オール福井反原発連絡会)
◆主催者あいさつ 中嶌哲演(原子力発電に反対する福井県民会議)
◆「原子力回帰は許されない」 大島堅一(龍谷大学教授)
■全国から
  ◇青森 / 核燃料廃棄物搬入阻止実行委員会
  ◇新潟 / さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト
  ◇首都圏 / とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会
  ◇福井 / オール福井反原発連絡会
  ◇愛知・岐阜 / 40年廃炉訴訟市民の会
  ◇四国 / 伊方から原発をなくす会
  ◇上関 / 原発いらん!山口ネットワーク
  ◇川内 / ストップ川内原発!3.11鹿児島実行委員会

◆ポテッカーを掲げるアクション
■参加政党の紹介
◆カンパアピール
◆原発事故被害者  福島県郡山市住民
■関西の市民団体から
  ◇滋賀/原発のない社会へ2024びわこ集会実行委員会
  ◇大阪/原発ゼロの会・大阪
  ◇大阪/ストップ・ザ・もんじゅ
  ◇兵庫/ 原発をなくし自然エネルギーを推進する兵庫の会
  ◇奈良/ 原発ゼロ・被災者支援奈良のつどい実行委員会
■労働組合から
  ◇フォーラム平和・人権・環境
  ◇全国労働組合総連合(全労連)近畿ブロック
  ◇おおさかユニオンネットワーク
◆『集会宣言』 提案と採択 木原壯林(老朽原発うごかすな!実行委員会)
◆デモの説明

14:30閉会


◆◆◆ 全国で脱原発を闘う仲間からの連帯メッセージ ◆◆◆

・北海道・後志(しりべし)・原発とエネルギーを考える会 共同代表 藤井俊宏
・なくそう原発・核燃、あおもりネットワーク 中道雅史
・みやぎ脱原発・風の会 舘脇章宏
・「請戸川河口テントひろば」共同代表 黒田節子
・大熊町議会議員 木幡 ますみ
・さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト 小木曽茂子
・柏崎刈羽原発絶対反対地元有志 代表 近藤容人、高田勝広
・再稼働阻止全国ネットワーク 木村雅英
・とめよう!東海第二原発首都圏連絡会 世話人、たんぽぽ舎 共同代表 柳田真
・浜岡原発を考える静岡ネットワーク   代表 鈴木卓馬 ・志賀原発を廃炉に!訴訟 原告団    団長 北野進
・さよなら原発・ぎふ 近藤 ゆり子
・老朽原発40年廃炉訴訟市民の会 草地 妙子
・オール福井反原発連絡会 中嶌 哲演
・ふるさとを守る高浜・おおいの会(福井県高浜町) 東山 幸弘
・さよなら島根原発ネットワーク 芦原康江
・上関の自然を守る会   共同代表 高島美登里
・伊方から原発をなくす会 名出真一
・玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会 石丸初美
・ストップ川内原発!3.11鹿児島実行委員会    共同代表 向原祥隆





特別アピール 大島堅一さん(原子力市民委員会座長、龍谷大学教授)



首都圏のみなさん



愛知、岐阜のみなさん



四国のみなさん



立憲野党のみなさん



◆◆ 首都圏から参加した青山晴江さんの報告 ◆◆

12・3「とめよう!原発依存社会への暴走 1万人集会」に参加してきました。少しひんやりとした冬空の下、1600人以上の人々が熱い思いで参集しました。

中嶌哲演さんが主催者挨拶をされ、「今の原発の末期的な状況を作り出したのは原子力ムラである。かつて原発建設を止めた小浜市民のひとりだからこそ私は言う。原発を廃炉に!原発のない社会を目指しましょう!」と語られた。続いて龍谷大学教授の大島堅一さんからは「原子力回帰は許されない」というタイトルで、前日日本が賛同したCOP28での米国の宣言、2050年までに原発エネルギー容量を3倍にするということへの懸念、原発による経済的利益は全く無く、国民の負担が増すだけであることなどのお話があった。

全国の原発立地や市民運動の現場からも沢山の報告があった。

来年誘致40年を迎える青森、「再処理核燃サイクルに今こそとどめを刺そう!」と話された中道さん始め、柏崎刈羽、福島原発事故被害者、とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会、福井、愛知・岐阜、伊方、上関、川内などから発言があった。また、関西の市民団体や労働組合からのスピーチもあり、どのお話も現地ならではの状況が伝わる内容だった。

オール福井反原発連絡会の宮下さんの報告、使用済み核燃料の乾式貯蔵について、福井県を原発の墓場にするな!という声、また、伊方の近藤さんのお話で、原発から近いのは屋内退避と言われているが、津波予想は10メートルほどでとても助からない、命をないがしろにされている、四国電力は家庭訪問をして放射能の安全性を説いて回っているなどと語られていたのが心に残りました。

集会プログラムにはさらに多くの各地からの連帯メッセージが載せられていて、岸田政権の原発推進を何としても阻もうという市民活動の熱意、それを集結して原発のない社会へと変えようという実行委員会の不屈の意思を感じました。

デモは4グループに分かれて行進。日曜の夕暮れ迫る大阪の大通りを行きます。野球の阪神優勝時に歓喜の飛び込みで有名な道頓堀。今日も大勢の若者たちで賑わっていて、その中には橋の上からじっとこちらを見ている人たちの姿も少なからずあった。 シュプレヒコールを聴き、幟旗の文字を読んでいる若い人も。「声をあげよう!行動しよう!」伝わったかな。ある調査によると日米韓の政権支持率は20~30%だというが、不信感とイライラがいつかこの世の中を変えるエネルギーになってくれるといい、そんなことを思いながら幟を担ぎ歩いていました。

隣を歩かれていた関西の女性は、知人に長いこと反原発の活動をされている人がいて、その方の運動を始めた動機が、原発で働いていた弟さんをガンで20代で亡くされたことだそうだ。ため息をつきながら、またどこかでお会いしましょうとデモ隊を離れて行かれた。

「使用済み核燃料の行き場はないぞ!」横断幕を掲げて先頭に立ち、1時間半の行程を
中嶌哲演さんも歩かれた。

久しぶりに会えた各地の人々の笑顔が嬉しかった。この人のつながりこそが希望。暗闇の中で意味を持つ灯りの希望、そんなものが感じられた一日でした。

実行委員会の皆さま、ご参加の皆さま、お疲れ様でした。
 (再稼働阻止全国ネットワーク 青山晴江)



▼▼ 12.3「とめよう!原発依存社会への暴走 1万人集会」 集会宣言 ▼▼

福島原発事故から12年半が経ちましたが、この事故は、原発は現在科学技術で制御できる装置でなく、重大事故を起こせば、生活基盤を根底から奪い去ることを、大きな犠牲の上
に教えました。

それでも、政府や電力会社などの原発推進勢力は、ウクライナ紛争によるエネルギー逼迫や炭酸ガス削減を口実にして、原発の稼働に奔走しています。

岸田政権は、本年5月末の通常国会で、5つの「原発推進関連法」を束ねて成立させました。原発の60年超え運転を可能にし、原発の運転期間の判断を経産省に委ね、原子力基本法に「原発推進を国の責務とする」の一項を加えました。また、8月24日には、福島原発でたまり続ける放射能汚染水の太平洋への放出を開始しました。「関係者の理解なしには処
分しない」とする約束を踏みにじった暴挙です。

このように、「民意を蹂躙する」岸田政権が、「原発依存社会」に向かって暴走しているのです。

一方、政権の意をくむ関電は、運転開始後50年近くになる、危険極まりない老朽原発・高浜1、2号機、美浜3号機の全てを9月15日までに再稼働させました。

その関電は「使用済み核燃料の中間貯蔵地を本年末までに福井県外に探す。探せなければ老朽原発を停止する」とした約束を、「保有する使用済み核燃料のわずか5%のフランスへの搬出」や「上関での中間貯蔵地建設調査」などの小手先の奇策と詭弁を弄して、反古にしようとしています。何としても当初の約束を履行させ、全老朽原発を廃炉に追い込まなければなりません。

なお、原発運転で発生する使用済み核燃料の放射線量や発熱量は、取り出し直後には膨大ですから、一定期間、燃料プールで水冷保管しなければなりません。したがって、燃料プールが満杯になれば、原発は運転できなくなります。そのため、政府や電力会社は、発熱量が減少した使用済み核燃料を、プールから取り出して乾式貯蔵することによって、プールに空きを作り、原発運転の継続を可能にしようとしています。その燃料プールは極めて脆弱です。とくに、新しい使用済み核燃料の入った燃料プールが崩壊すれば、大惨事に至ります。

今、電気は足りています。余っています。過酷事故を起こしかねない原発、処理処分法も行き場もなく、何万年もの保管を要する、使用済み核燃料を発生させる原発の運転は百害あって一利なしです。

そもそも、岸田政権や電力会社の「原発依存社会」への暴走は、脱原発の流れに乗り遅れた失敗の政策を取り繕うためです。もし、福島原発事故以降の政権や電力会社が事故の教訓を生かして、原発ときっぱり決別し、自然エネルギーに切り替える政策をとっていたなら、今頃、化石燃料や、核エネルギーに依存することなく、電気を供給できたでしょう。自らの失政を反省せず、更なる原発推進へと暴走する政府と電力会社を厳しく糾弾し、自然エネルギーへの政策転換を求めましょう。

今年5月に成立した「原発推進関連法」の多くは、未だに施行されていません。したがって、私たちの目に見え、耳に聞こえる行動によって、骨抜きに出来、実行不能に追い込むことも出来ます。

本日、うつぼ公園に結集した私たちは、原発全廃の大きなうねりを出現させ、原発のない、人の命と尊厳が大切にされる社会に向かって、力強く前進することを宣言します。

2023年12月3日

「とめよう!原発依存社会への暴走 1万人集会」参加者一同



























◆カンパをお寄せくださったみなさま(団体名)→ コチラ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
トップページに戻る
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする