和尚の大和路

和尚が撮った大和路写真を中心に、
旅で見つけた写真なども・・・

大和路写真百景67・68・69

2016-07-07 05:54:57 | 風景写真
大和路写真百景67・68・69

かぎろひ(フィルム)

「ひむがしの野にかぎろひの立つみえてかえりみすれば 月かたぶきぬ」
あまりにも有名な柿本人麻呂の歌ですが、
人麻呂が軽皇子の狩に随行して詠みました。
これは軽皇子(後の文武天皇)をたたえていると言われています。
場所は大宇陀(阿騎野)です。
阿騎野は天皇家の狩場です。

写真家は「かぎろひ」に注目します。
そして「かぎろひ」を映像すべき努力をしています。

「かぎろひ」とはどんな現象なのか、は個人によって違います。

辞典に東の空に見える明け方の光。曙光(しよこう)。とありますが、
私は最初に現われる太陽光と解釈しています。
朝焼けと解釈している人もいます。


屏風岩のツツジ(フィルム)



室生湖濡れ地蔵の放射キリ(フィルム)