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冊子印刷機能を使おう!

2015年03月16日 19時52分50秒 | パソコンお役立ち覚書

◆金曜日の吹田駅前の教室で、PDF資料(122ページ分)の印刷を宿題にしたときに、

生徒さんから

「Adobe Readerの印刷設定の中で小冊子印刷というのを発見しました~。」

という報告をいただきました。

私も中綴じの冊子を作った経験がなかったので新たな発見でした。 



◆ワードでもできないかと見てみると、ワードの印刷設定項目の中にはありませんでしたが、
プリンター側で冊子印刷の設定がありました。

皆さんも自分のプリンターで冊子(ブックレット)印刷ができるかどうか確認してみてください!

  キャノンの場合・・・ページ設定のページレイアウトの中で「冊子」を選択すると自動的に両面印刷になる
  エプソンの場合・・・ページ設定で両面印刷にチェックを入れてからブックレットにもチェックを入れる

「な~んだ、はじめからこれを使えば手帳の印刷は簡単にできたのに~」
と生徒さんから言われそうですが、

「両面印刷を使った製本の苦労を知るのも大事ですよ~」
と言い訳しておきます。



◆では、実際にワードで冊子印刷を使って手帳を作るにはどうするか、
以下にポイントだけ整理しておきます。

①B5に印刷する場合ははじめから用紙サイズをB5にする。(もちろんA4で作っておいて、印刷時に縮小しても可)
②ワードで段組はせずに、1ページごとに部品を入れていく。
 つまり1ページに1月、2ページに罫線、3ページに2月、4ページに罫線という感じで順番に入れるだけ。
③ページ罫線を使う場合は、以前のやり方と同じように入れてよいが、段組をしていないので、
 1ページごとにページ罫線で仕切られることになる。 

私もまだこのやり方で作っていませんが、今から4月はじまりのカレンダーを作られる方は
以上のやり方でぜひチャレンジしてみてください。

以下ページ構成例です。

  ※表紙と裏表紙にページ罫線を入れない場合は、表紙は別ファイルにする方が楽です。
   セクション区切りを使ってそのページだけページ罫線なしにする方法もありますが、セクション区切りの使い方に慣れていないと難しいです。

<表紙を含むファイル>
1ページ・・・表紙
2ページ・・・2015年年間カレンダー
3ページ・・・2016年年間カレンダー
4ページ・・・裏表紙 



<表紙以外のファイル> あくまで例です。自分が使いやすいページ構成にしてくださいね。
 1ページ・・・罫線(自由記入欄)
 2ページ・・・4月カレンダー
 3ページ・・・罫線(自由記入欄)
 4ページ・・・5月カレンダー
 5ページ・・・罫線(自由記入欄)
 6ページ・・・6月カレンダー
 7ページ・・・罫線(自由記入欄)
 8ページ・・・7月カレンダー
 9ページ・・・罫線(自由記入欄)
10ページ・・・8月カレンダー
11ページ・・・罫線(自由記入欄)
12ページ・・・9月カレンダー
13ページ・・・罫線(自由記入欄)
14ページ・・・10月カレンダー
15ページ・・・罫線(自由記入欄)
16ページ・・・11月カレンダー
17ページ・・・罫線(自由記入欄)
18ページ・・・12月カレンダー
19ページ・・・罫線(自由記入欄)
20ページ・・・1月カレンダー
21ページ・・・罫線(自由記入欄)
22ページ・・・2月カレンダー
23ページ・・・罫線(自由記入欄)
24ページ・・・3月カレンダー
25ページ・・・罫線(自由記入欄)
26ページ・・・来年4月カレンダー
27ページ・・・罫線(自由記入欄)
28ページ・・・罫線(自由記入欄)

追記 3月17日

実際に印刷してみると一回り小さく印刷されます。
キャノンの場合、冊子を選んでから、詳細設定でとじしろを0mmにすると
もう少し大きく印刷されます。

 


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